山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

とうとうジャンボタニシが・・・

2022-08-27 | 農業
 我が家の水田は山麓部にあり、ジャンボタニシが入ってくるのはまだまだ先の話かと思っておりました。ところが数年前から近くまでジャンボタニシの生息域が拡がってきているという情報が入ってはおりました。それでも未だ離れているので大丈夫だろうと安易に考えておりました。
 しかし、今朝ほど田廻りをしておりますとジャンボタニシの卵を見つけてしまいました。



 いやいやとうとう来てしまったかという感じです。ジャンボタニシは田植え直後の幼少期の苗を好んで食害するとのことです。調べてみますと色々対策はあるようですが、これでまたひと手間増えてしまうことになります。ひと手間で済めば良いのですが、そんなに生易しいものではないと思います。だってそんなに簡単だったら、こんなに生息域が拡がったりしないでしょうし、大騒ぎもしないでしょう。相当に手古摺る相手だと思われます。

 これを機会に稲作そのものを考えてみようかと思います。瑞穂の国に産れて百姓する機会が与えられたのだから稲作をしてみたいと思って12年ほど前にど素人の私が始めたものの、「自然農」に出会い紆余曲折あって慣行農法と折り合いをつけながらも稲作を続けてきました。そして今、僅かばかりの稲作に見切りをつけて全て「自然農」による野菜等の栽培に切り替える潮時なのではないかと思えてきました。
 折も折、一軒の大規模農家が周辺の水田の耕作を来シーズンから取りやめるとのことです。水田の所有者は新たなる耕作者が現れない限り大きな選択を強いられるでしょう。そう言った意味で来シーズンは当地の農業の大転換点になるものと思われます。

 現在私は65歳で、今後何年農業ができるか分かりません。できれば好きなことをやって過ごせたらと思っております。これを機に稲作をやる意味を今一度根本から考えなおしてみたいと思います。