曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

飼育中の蝶の幼虫

2015年05月04日 | 日記

今日の花

芥子はいろんな花をつけます。もう何十年もかってに庭に生えてくるのですが一つ一つみんな個性があって咲くのが楽しみです。

 


 冬の寒さに耐えてきた蝶の幼虫や卵たちは4月になってからは急に成長を始めました。毎日その成長ぶりを観察するのが楽しみです。春になり早いものは蝶になって飛んでゆきましたがまだ成長の途中にいるものがいますので今日は紹介します。

 


オオムラサキとゴマダラチョウの幼虫

オオムラサキとゴマダラチョウの幼虫は3月の末から4月の初めに冬眠から起きてきました。冬の間地面の落ち葉の裏に隠れて越冬しますが餌となるエノキの新芽が出始めると目覚めて木に登ってきます。ゴマダラチョウの方が成長が早いです。もうほとんど蛹になりました。5月中にみんな成虫になります。オオムラサキは成長が遅れています。蝶になるのは6月になってからです。

オオムラサキの幼虫

この幼虫が一番遅れています。

オオムラサキもゴマダラチョウも顔はとてもよく似ています。幼虫は成長して大きくなる時に脱皮をしますが、おもしろいことに顔はお面を外すように体の部分とは別に脱ぎます。

 

ゴマダラチョウの幼虫

オオムラサキの幼虫とゴマダラチョウの幼虫の区別の仕方は背中の突起の数を見ればわかります。ゴマダラチョウは1対しかありません。

 


その他の幼虫・卵

ウラゴマダラシジミの蛹

ギフチョウの初齢幼虫

コツバメの卵