曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

雨の日の手慰み

2018年09月09日 | 日記

今日の蝶

イタリアンパセリを食べて育つキアゲハの幼虫  玄関脇にイタリアンパセリがポットに植えてあります。キアゲハが良く卵を産みに来るのですが、今年はもう3度目です。この幼虫はもうすぐ蛹になる大きさですが、蛹になっても今年はもう羽化しないと思います。蛹のまま秋と冬を越して春になって蝶になります。

 


 昨日と今日とでかなりの雨が降りました。7月の早い時期の梅雨明けから、長い暑さの厳しい夏が続きました。この2か月間で雨は20mm程度しか降っていなかったので、みかん畑も相当乾燥していました。この秋雨前線を待ちに待っていたのです。みかんの木も一息ついたことと思いますが、私もホッとしています。

朝から飼育中の蝶の世話をして、10時頃から暇になったので、イチジクのジャムを作ることにしました。8月の末ごろからイチジクの秋果が成り始めましたが我が家では誰もイチジクを食べません。イチジクの品種はフランス生まれの「ヌアール ド カロン」と言う糖度30度にもなるとても甘ーい品種なのですが、誰も食べないものですから木で蟻や蜂が食べに来て後は腐って落ちるだけです。昨年、思い立ってジャムを作ってみたらとても美味しかったのでもう一度やってみることにしました。

 


素人のジャム作り

 

ヌアール ド カロンは完熟になって皮にひび割れが入るまで木にならせておきます。木なり完熟にすると果肉が軟らかくなりすごーく甘くなります。果皮は紫色が濃くなり、アントシアニンがたっぷりです。

 

イチジクだけでもいいのですが私はほんの少しの酸味があるといいのでレモン果汁を少し加えます。レモンの酸味がイチジクの赤みをさらに増します。

 

イチジクの下処理です。  なり口は硬くて味も良くないので切り捨てます。

 

皮ごとに込むので細かく切ってみることにしました。

 

下処理ができました。傷んだ所や先端の穴の所は捨てます。

 

グラニュウ糖を加えます。

 

良く混ぜて30分くらい置きます。

 

果汁が出てきて砂糖が良くなじんだら、過熱を始めます。

 

 

アクが出てきたら丁寧にとります。

 

良くつぶして火が通ったらレモン果汁を加えて出来上がりです。

 

出来あがったら熱いうちにすぐ瓶に詰めます。短期間の保存ならこれで十分です。

 

 

これで出来上がりです。イチゴジャムの様な赤い色でしょう。