みかん畑の猫
黒猫 猫はふつう柑橘のにおいが嫌いだと言われています。なのに今日みかん畑に猫が3匹いました。なぜだと思います。
畑の地面を見てください、傷ついたみかんがたくさん落ちています。この穴の開いたみかんはヒヨドリやメジロが食べたあとです。収穫している私のそばをメジロは遠慮なく飛び回っています。以前我が家でも猫を飼っていたからよくわかるのですが猫は小鳥を捕るのが大好きです。モグラやネズミは取って来ても食べないことが多いのですが、小鳥は取って来て見せた後必ず食べました。美味しいのでしょうね。この猫たちは小鳥の狩りをしようとしてみかん畑にいるのだと思います。
今日の音楽 (らんらんさんより)
音楽を載せることができるのは久しぶりです。昨日のブログに送ってくださいましたが、今日のみかん畑も小鳥の声でいっぱいですのでここに載せることにしました。ありがとうございました。
Song of the Birds ( El Cant dels Ocells ) by Nataliya Gudziy / 鳥の歌 ・ ナターシャ・グジー
みかんの話は今日で三日目ですが、毎日書いてもひと月そこいらではとても終わりません。一年中書いても終わらないほどたくさんの材料はあります。でも果物の話は読むだけではつまらないですよね。みかんは食べ物ですから食べてみて初めて評価もできるというものです。ものを食べるということは生命を維持するための行為ですが、果物を食べるのは栄養を摂取するだけが目的ではありません。美味しさを楽しむ香りを愉しむことで私たち人間はしばらくの間幸せな気持ちに浸ることができます。今ご紹介しているみかんはすぐに皆様の所へお届けすることはできないかもしれませんが、そのうちに量産できるようになったらぜひ味見してみてください。
雛あかり
とても小さいみかんです。昨日、一昨日の文旦に比べると1/10くらいの大きさです。
試食してみましょう。
文旦の果皮の厚さに比べると、このみかんは果皮がとても薄いのです。
種はほとんどありません。小さくても種がなければ食べやすいです。
普通の温州みかんは中の房が10個くらいですが、このみかんは中袋の数が8個くらいです。
お味はどうでしょう。
数値でお見せできるのは糖度計の目盛りくらいしかありません。約16度ですから柑橘としては甘さの濃いほうです。小さな実に甘みが濃縮されているのでしょうか。
どれくらいの大きさか目で見たのでは分かりにくいので秤で重さを測ってみましょう。
昨日の文旦甘太郎と比較してみてください。