曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

紫金山アトラス彗星が見えました

2024年10月10日 | 日記

今日のクリ

秋の味覚クリ  今年の栗拾いも昨日で終わりました。今年も沢山の実を付けてくれてありがとう、と4本の老樹にお礼の肥料をまいて絡みついていた蔓を切って取り除き「来年もよろしくね」
        とお礼を言いました。私が30歳の頃植えた栗の木ですがそれから40数年毎年栗の実を食べさせてくれました。我が家の家族で食べきれないほどたくさんの実を付けますから
        あちこちにおすそ分けをします。大きなクリで味も比較的良いので皆さんからも喜ばれています。上の写真のように卵と大きさを比べられたらわかると思いますが一個の重さが
        50g以上の実も珍しくありません。
        熟期は9月の10日ごろから10月の初めごろまででしょうか。とても良い性質を持ったクリの品種なのである苗木屋さんに委嘱して苗木を一般に販売していただいています。
        各地に植えられて多くの人たちがこのクリを食べられるといいなと思っています。

 


 彼岸花も終わり本格的な秋となりました。10月10日と言えば旅する蝶アサギマダラがあちこちでたくさん見られる頃ですが今年はわずかに1匹見たよと言う知らせが届くような有様です。
蝶の世界でも何か異変があったのでしょうか。

秋は夕暮れ・・・・・と言われているように西の空は夕焼けに染まり鳥たちが日暮れ前の一仕事なのか空を飛び交うのが目立ちます。
この頃日の暮れるのが早いので仕事がはかどらず焦っていますがふと空を見上げると茜色に染まる雲と残光の残る西の空がとてもきれいなので、家への帰り道に小さな半島の竜崎へ寄り道して帰ります。そこからは西の空が良く見えて我が家の近くでは最も夕陽・夕焼けを見るのに適した所なのです。外入の夕日の丘も素敵な所ですが片道車で約10分かかりますのできれいな夕焼けに気づいてからすぐには行けません。

今日も空の雲がきれいなので帰り道竜崎に寄ってみました。夕焼けの景色よりもそこには普段見慣れぬことがあったのです。ツバメの群れが私の真上で乱舞していたのです。
その飛び様が面白かったので何十枚もシャッターを切りました。残念ながら日暮れ時ですからツバメの色や姿をきれいに撮ることはできませんでした。私は鳥については疎いのでツバメの種類についてはよくわかりません。黒い影だけで判別はできなかったのでツバメと言うことにしておきます。鳥に詳しい方が見ればすぐに分かると思いますので分かったら教えてください。

ツバメの乱舞も終わり西の空が暮れてゆきます。そこでふと思い出しました。いまニュースで話題になっていることを。
暮れてきたとはいえまだ明るいので一番星(金星)も見えません。話題の彗星は3等星と言われていますのでそれが見えるようになるまではもう30分くらいかかるだろうといったん家に帰ることにしました。家に帰って三脚を持って彗星の位置を確かめてからもう一度竜崎に戻りました。一番星の金星はもうよく見えました。太陽はもう沈んでいないので金星の位置を頼りに彗星を探します。でも3等星はまだ肉眼では見えませんでした。仕方が無いので三脚に載せたカメラをたぶんここらに彗星はいるだろうといったところに向けて何枚かシャッターを切りました。
夜になってパソコンに画像を取り込んでみますと紫金山アトラス彗星と思われる星は写っていました。これからだんだん太陽と離れてゆきますので写真はとりやすくなりますし肉眼でもよく見えるそうですので皆さんもぜひ見てください。次に地球の近くに帰って来るのは予想では8万年ごと言われています。そのころ人類は(ホモサピエンス)は多分いないのではないかと私は思います。

 


紫金山アトラス彗星

金星のずっと右斜め下に映っている星が紫金山アトラス彗星ではないかと思います。その星の所を拡大してみましょう。

オタマジャクシのようにしっぽのある星ですね。西の空には薄い雲がかかっていましたし星を撮る準備もしていなかったのでこんなボケボケ写真で勘弁して下さい。

竜崎からの日暮れ

 

 

夕暮れのツバメの乱舞

北の方から下って来てこれから南へ渡って行く途中なんでしょうね。この辺りで夏を過ごし子育てしていた燕たちはもうとっくに帰ってしまい姿を見ません。