昨日、羽化したギフチョウを山へ返しに行った話をしましたね。今日はその続きの写真を紹介します。蝶仲間と2人で行きました。
やはり自然の中においてこそ春の妖精ギフチョウはいきいきとしてその美しさを発揮します。山に放つ時にはたくさん写真を撮らせてもらいました。今日の写真は自然の中で撮ってはありますが生態写真とはいえません。どちらかというとアートと言った方が良いかと思います。モデルさんがギフチョウで私たちがいろいろ注文を付けて撮影するのです。例えばヤブツバキの花にギフチョウが止まっているのは普通ないと思いますが写真としてはいいかもということになり椿の花にそっととまってもらいました。スミレの花にはよく吸蜜に行き止まることは知られています。野イチゴの白い花も止まってもらいました。飛翔写真は注文を付けることができません。蝶たちが好きなように飛びます。
ギフチョウたちはしばらく撮影会に付き合ってくれましたが、「もうこれくらいでいいでしょう。さようならー」とばかり遠い梢の上を飛んで去って行ってしまいました。「一年間飼育してくれてありがとうございました。」と言ったか言わなかったか・・・・・・・
藪椿にギフチョウ
椿の花にも負けないあでやかさ。
普通によくみられる構図のスミレとギフチョウ
野イチゴの白い花
この花は好きなようでした。一度飛び立ってもまた帰ってきました。
少しにぎやかに撮りましょう
飛翔写真は撮る予定がなかったのですがいいところを飛んでくれました。
その他、蝶に任せて撮ります
こういうのは自然ぽくていいですね