曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

椿の種を播いてみませんか。

2019年10月02日 | 日記

今日の花

椿  初嵐ではないかと思います。9月の末にもう咲いていました。

 


 私は数年前すら、椿の木を1,000本以上植えて椿山を作ろうとしています。最初は椿好きの友人から小さな椿の苗木をいただいて、みかん畑の中に植えていました。その苗木がいろんな花をつけ始めて次第に椿に興味を持つようになりました。最初は周りで見られるきれいな椿の枝をいただいて来て挿し木をして増やしていました。挿し木の場合はすぐに花をつけることが出来るので花を楽しみながら木を増やすことが出来ました。挿し木をするにはそれなりに準備とアフターケアが必要です。もっと簡単に椿を増やすにはと考えると、種を播くのが簡単で早いと気が付きました。1月になって友達の所から沢山の椿の種を送っていただきました。それを3月になって鉢に播いたのですが一向に芽が出ません。どうしてだろうと良く調べてみると椿の種は9月から10月にかけて丸い実が割れて出てくるのですが一度乾燥させると発芽しなくなることを知りました。1月に拾って送ってもらい、3月になって播種したのでは途中で種が乾燥してしまい発芽率が悪くなることが分かりました。10月に種を取って春まで置いておくのならその間乾燥しないように保存しなければなりません。それが面倒なら椿の種が熟したら取ってすぐに鉢に播いておくほうが良いようです。乾燥させないようにしておけば春になって自然に芽が出ます。

椿の種を播くならば今頃が良いのでしょう。播いて芽の出た椿の木はみんな新しい品種ですから、挿し木で作った椿と違ってまったく新しい椿が生まれてきます。名品をクローンで増やすのとまた違った楽しみがあります。皆さんも椿の実から油を搾るのではなく鉢に播いてみませんか。

 


椿の種播き

 

こんな風に実が割れて中の種がこぼれます。

 

種を集めたら鉢を用意して播いてみましょう。

 

 

落ちた種は場所が悪いとすぐに乾燥して死んでしまいます。

昨年と一昨年に播いた椿はこんなに芽が出ました。

一昨年の鉢

上手に育てると3年か4年目には花が見られます。

 

 

種と言えばこれも美味しい種です。

桃栗3年柿八年と言いますが、この栗の実は2年でなりました。初ものです。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿