前回に続き京都山科のお寺毘沙門堂門跡の桜を紹介します。このお寺は山科の北の方で山の裾にある山寺で歩いてゆくとかなり登って行くことになります。幸いなことに車の私たちは本堂のすぐ横に駐車場があるので参道にある長い石段も登らずに拝観ができました。この日はお寺で観桜会が催されていて抹茶のふるまいやお琴の演奏会があり花見も一層盛り上がっていました。前回この日は天気があまり良くなかったと書きましたがここへ着いた時には雲が切れて青空がのぞき少し日も差してきました。やはり青空を背景にした桜は薄いピンクに輝いて美しさが増すような気がします。見る方の気持ちの違いかもしれません。
毘沙門堂門跡の観桜会
とても便利な所に駐車場があり助かりました。
「花より団子」の方も多いようです。着物姿の女性による接待もいいですね。みんな春らしい着物でした。
本堂の前には立派な枝垂桜があり周りの人はみんなカメラを向けていました。
お琴の演奏会が始まった所でラッキーでした。
皆さんみんなお師匠さんと言った雰囲気の方でしたが一人だけ若い方がいて我々オジサンたちの目を引きました。
ヴァイオリンと尺八も入りました。桜の花の下で琴の音に聞き惚れる人たちです。
本来ならこの階段を上ってお詣りするべきところでしょう。他のみんなは行きませんでしたが私はカメラを持って下まで一度降りてみました。
この宸殿は御所にあった後西天皇の旧殿をその第6皇子が拝領して元禄六年に移築したものです。
樹齢百数十年の枝垂桜はその枝を30m以上にも広げています。
庭園(晩翆園)にある観音堂
庭園の池ではアオサギが観光客を全く気にせず餌を探しているようでした。何を探しているのでしょうね。
次回は醍醐寺の予定です。
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