曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

クロコノマチョウの羽化

2012年02月03日 | 日記

今日の食べ物

恵方巻き

あっち向いて 一人で食べる 恵方巻き     蝶調

 私のところでは節分に恵方巻きなどと言うものを食べる習慣はなかったので今まで食べたことはありませんでした。ところが今朝コンビニに寄ったらいっぱい置いてあったのでつい買ってしまいました。レジで今年の恵方はどっちですかと聞いてみたら二人の店員さんが顔を見合わせて困った顔をしました。ちょっと意地悪だったかなと反省しましたが、すぐに店員の一人の方が恵方巻きの宣伝ビラを出して調べてくれました。今年の恵方は北北西だそうです。

 


 今日は寒さも少し緩んできたようです。明日から春ですね。はーるですねー ちょっときどってみませんかー

去年の秋に羽化したクロコノマチョウは何処で冬を過ごしているのでしょう。

 


クロコノマチョウ

クロコノマチョウの終齢幼虫 (10月5日) この蝶はジュズダマの葉を食べます。

 

前蛹になる直前 (10月6日)

 

前蛹 (10月7日)

 

蛹になったばかり (10月8日)

 

羽化前日 (10月19日)

 

羽化直前 (10月20日)

 

羽化直後のクロコノマチョウ

 

クロコノマチョウの羽化

 

 


 

今日の音楽 


厳寒の夜の寒行

2012年02月02日 | 日記

今日の柑橘

越冬完熟みかん (山本柑橘園)

 今日の柑橘紹介は品種ではありません。特殊栽培によって作られたみかんのことです。このみかんは品種でいえば宮川早生とか興津早生などです。早生みかんと言えば早く食べられるから早生(わせ)と呼ばれるのですが、この品種をとことん熟するまで木にならせておくとみかんとは思えないくらい甘さが増して極上の美味しさのみかんとなるのです。10月・11月に食べる早生みかんを1月から2月まで木にならせて完熟にするのです。どれくらい甘いかを糖度で示すと15度から18度の甘さです。みかんでこの甘さと言えば驚異的です。一度この味を知ってしまうと忘れられないのでしょう毎年必ず注文してくる方がいます。

 


 明日は節分です。そして明後日2月4日は立春で暦の上では春ですね。蝶が出てくるのももうすぐだと思うと楽しくなります。でもこの度の寒波は厳しいですね。各地で大雪のニュースが流れていました。大島では昼前に少し雪がちらちらと舞っただけでした。この時期には毎日のことですが日が暮れて作業場で仕事をしていると遠くからだんだん近づいて来る太鼓の音が聞こえてきます。日蓮宗の妙法寺の寒行の太鼓の音です。子供のころからずっと聞き慣れているリズムの太鼓の音を聞くと、この頃はしみじみと冬なんだなあという気がします。修行の皆様には申し訳ないと思いますがもう一度写真を撮らせていただきました。

 


 

通り過ぎて行く寒行の列

寒行