快風丸

俺の船に乗らないか。

シルヴァー号とともに

2008-06-03 01:03:46 | Weblog
 日曜日、結局ひとりで美術館へ行くことに。
天気よし、「シルヴァー号、応答せよ。」
 
 シルヴァー号はセカンドバイクで、いわゆってしまえばママチャリだ。
錆と油まみれの埃をまとったいぶし銀の憎いやつ。この味わいを出すのに3年かかった。前かご、後ろキャリアを外して軽量化を図っている。

 日頃はロードレーサーに乗っているが、ビンディングシューズは歩きにくいのと、盗難のリスクを避けるため、長時間駐輪するときなど、このシルヴァー号の出番も多い。

 ロードレーサーは前傾姿勢でスピードも速く、路面状況も確認しながらで、純粋に走ることを楽しむバイク。ところがシルヴァー号は上体もぐっと起きて、ゆっくり走るので、走りながらすべての景色を楽しむ余裕ができる。用事のお出かけも素敵なデイトリップに変えてくれる。


 いや、この爽快感を電車などというおもしろくもおかしくもない乗物にくれてやらなくてよかった。ちょっと寄り道したりして、小一時間の旅でした。
電車だと、歩きとか、乗り換えとかあるので、街中ならゆっくり走っても時間的にはそんなに変わらないんですよね。その上気持ち良し。

 VIVA シルヴァー号。