快風丸

俺の船に乗らないか。

紅白おめでとう

2008-09-06 00:53:07 | Weblog
 残業の上に帰宅した。疲れていた。
「おめでとうございます。    当選しました    。」
そんな紙切れが、机の上に。

「なんか、わざわざ持って来はったで。」  とかみさん。 何をか言え。

 先日、フリーペーパーの懸賞に応募した赤白ワインが当たったそうだ。
冷蔵庫でキンキンケロンパに冷え切っている。助けるつもりで、赤のほうから。
ハーフボトルなんですね。ま、あまり上等ではないです。タダでもらって文句言うやつはバチが当たって死んでしまえ。

 タダだと思うと、文句も出ません。   
もう、ついでに白も開けます。勝沼産。あっまーい。
でも縁起ものですから。炭酸で割って、ワインスプリッツァーにしてみました。
 文句を言う前に、工夫をすべきなのです。
 田崎ソムリエはどんなワインも、その味わいを語り、味に関するネガティブを語らない。「灯油の香り」と言うことがあっても「まずい」とは言わない。

 はっきり言って、見習うべきだ。この得体のしれない安物っぽいワインの味を表現する言葉を持ち合わせない自分を責めなくてはいけない。

 「まずい」という言葉を発するのは、表現力の限界を超えたときだ。何かに屈し、ひれ伏す時だ。ソムリエを超える日まで、この言葉は封じなくてはならない。

 では、つつしんで、今日のワインの味をお伝えします。

「思いがけず、当たりました。とてもうれしい、おめでたい味わいでございました。」

 これでいいのだ。