快風丸

俺の船に乗らないか。

花と竜

2008-09-30 01:12:27 | Weblog
 ここのところ、週末は椅子上即身成仏なるありがたくもない死に方をしています。新聞配達の「ポカンっ」ちゅう音に気がつくと、机の上のパソコンでロケーションビューのオートで見知らぬ土地を走ってたりします。

 したがって、週明けは眠れません。日頃より、4時間も遅く起きりゃね、午前3時は11時なんですよ。眠くもない。でも次の日はご出勤ですから、起きて遊んでるわけにもいかない。寝床のなかで悶々と。

 気がつくといろんなこと考えます。子供のころのこと思い出したり、将来の心配したり、明日の仕事のこととか、ほんとにとりとめもなく。
 ”ストップ・シンキング”と自分に言い聞かせても、半覚醒王子は言うことを聞いてくれません。勝手に遊ばせることにします。

 竜が、海の底から、空へと駆け昇って行きます。

 誰もが、自分の竜を探してるんだ。僕の竜は深い海の底で眠っていた。見つけた。振り落とされないよう、しっかりつかまって、深い紺色の空から、森を川を、コンクリートとアスファルトを全部見降ろして。
 
 君は僕を見つけて、そして、指さして笑ってくれるかな。