快風丸

俺の船に乗らないか。

スローパンク

2009-03-17 23:43:48 | Weblog
 アナーキー・イン・ザ・UKをスローテンポで演奏すると、お経になると思う。ジョニー・ロットンは潜在的にブッディストなのかもしれない。

 そのパンクじゃないんです。自転車の前輪。ロードレーサーは、空気圧が大事。必ず、乗る前に空気を入れます。空気入れに気圧計が付いています。僕の場合は7.75気圧。高圧です。だいたい24時間で0.5気圧くらい自然に減ります。

 月曜の朝、前輪が4気圧に下がっていた。これがスローパンク。一気に抜けずに、少しづつ抜けていく。目視できないほどの小さなキズがあるのだ。とにかく8気圧まで上げて、会社へゴー。
 さてお疲れ様18:15。前輪に触るとフニャ。完全には抜けてない。フレームにつけている携帯ポンプでポンピング。4気圧まで上げる。リム打ちしないよう、段差に気をつけてゆっくり帰りました。

 さて、チューブ交換します。テキーラのストレートをあおって景気をつけたのには理由がある。あの”パナソニック・ストラディアス”である。パンク時の脱落防止のため、ビードが硬いのだ。プロでも尻込みするそのタイヤを外して、チューブを交換し、そしてはめ直すのだ。

 部屋の床に広告紙を敷いて、ブルースのCDを。あぁ、ロバジョンもマレイニーもサンハウスも、俺に力をくれよ。

 外して、チューブ入れ替えて、ここまでは、ノープロブレン。
さ、リムにピードをはめましょか。憂鬱。

 ぐいぐい。ゴムくさい。ぐいぐい。ピードをリムのセンターに落し込んで、またぐいぐい。もう30分もやってる。もう半年使ってるし、前にもパンクしたんで、3回目。もう多少伸びているはず。ぐいぐい。  だめだ。 右手の親指の付け根あたりの皮がズルっといってしまいました。痛い。

 はあぁ最後の手段。本当はダメなんですよ。タイヤレバー使っちゃいました。これやるとチューブを引っかけて、新品チューブをつぶしてしまうリスクが。
プロは、外す時のみで、はめるときには絶対使わないのだ。過去に何度も失敗しています。1回のチューブ交換で、3本のチューブをつぶした経験があります。

 なんとか成功しました。
このタイヤの対パンク性能を信じて、使い続けてきました。日本のメーカーの品質管理、低価格、ジロに供給された実績、冒険サイクリストの手記、このタイヤが好きだ。使い続けたい。しかし、考え直さなければならないときかも。

 しかし、リムとの相性もあるらしい。今、使っているのは、シマノの完組。これが実にファックオフなしろもので、ホイールに関しては、一生シマノは使わないつもりだ。ホイール変えてから考えるとしよう。

 しかし、外でパンクしたら、そんな30分もかけてチューブ交換してられないしな。対パンク性能って言っても、今回は半年で2回パンクしてるしなぁ。
ちょっと視野を広げてみるか。