快風丸

俺の船に乗らないか。

和製えせカクテル

2010-10-04 22:45:49 | Weblog
 ライム。
これがくせもの。

 サントリーのカクテルの素、みたいなので、ライム、覚えている。
忘れもしない。絵にかいたようなライムグリーンの液体が、中学生の僕の自宅の冷蔵庫
の奥で怪しく光っていたんだ。
 パパのまねをして、サントリーGINで割ってみた。

 なんか人工的な甘みと、本物のライムなんか見たこともなくても、バスクリンよりも
鮮やかな色のグリーンの刺激で、少年は、好奇心の海へと沈んでいったのでした。



 ときどき、会社の帰りに、スーパーをうろうろ。
発見、懐かしい気がして、買ってみました。

            

 これで割ってみました。

         

 美しい。そしておいしい。人工的な甘みじゃなくて、リアルな”ライム”の感じ。
サントリーじゃない。「ポッカ」製です。さすが、ポッカレモンのポッカやね。
ウソのライムなんだけど、ホンモノっぽいライムの感じ。

 しかし、私が求めるライムは、これじゃない。もっとグリーンで、もっとウソっぽいライムだ。もっと悪いライムなんだ。とってつけたような、おためごかしのヤツなんだ。

 さあ、さがしに行くのだ。

あの日、キミがついたウソに、もう一度だけ、だまされてみたい。

ねぇ買っておくれよ

2010-10-04 00:22:18 | Weblog
 豊前市の道の駅にて。
どういうわけか、ここはマーケティング的に成功しているらしい。
あまり商売上手な土地柄ではない。
 
 農産物、海産物など。去年来た時よりも商品、客ともにずいぶん増えている。

 で、ちょっと怪しい露店も出ている。

 そんなん、誰が買うの?

 従って、店主も手持無沙汰にその辺を行ったり来たり。
面白いの発見。買いはしないが、写真を撮りたい。
 店主はうろちょろしてるが、そんな遠くへは行かない。
撮っていいか聞いて、断られたらアウトなので、さりげなくチャンスをうかがう。
かえって挙動不審だ。

 チャンス。

            

 あたし、アマゾンの地、南米、ブラジル生まれね。
悪い人に連れてこられたの。都会はイヤ。サンパウロも東京も福岡も同じね。

 男のヒト、最初はみんなやさしいね。でもときどきコワいね。
お金、稼げなくなったらサヨナラね。

 昨日、小倉のスナックにいたね。でも逃げてきたの。

 夜の街はもうイヤね。ここは明るくていいわ。よく働くね、おいしいもの作るね。

 誰か買っておくれよ。