快風丸

俺の船に乗らないか。

百日紅

2015-08-21 23:15:47 | Weblog

 初めてのキノシタホール。

名画座。

何年か前にリニューアルされて、まったくそれらしくないモダンなビルディングになった。

気になってた、杉浦日向子の漫画をアニメにした「百日紅」がかかるという。

 原作は、ずいぶん前に図書館で全8巻、ハードカバーの杉浦日向子全集で読んだ。

江戸時代を体験するような読書体験であった。

それを読んで以降、漠然と江戸時代の暮らしに興味がわき、あこがれをいだくようになった。

絵も物語もクオリティが高く、大人が読む漫画だと思った。

 

 その漫画の世界を壊されるのがいやなので、見ずにおこうと思っていた。

しかし、主人公の吹き替えをした杏さんが、杉浦日向子の大ファンであると知って考えが変わった。 

 美しい映画であった。

主人公、葛飾北斎の娘、お栄さんと杏さんは、イメージがぴったりだったので、杏さんのことが好きになった。

美しい色であの日読んだ漫画の世界がよみがえった。

 ここちよい余韻に浸ることができた。


新しいオーバードライブ

2015-08-21 02:19:48 | Weblog

 なんか使えそうで安いオーバードライブをネットで物色。

サウンドハウスでは¥4,600だが、amazonで¥3,500、残り一台を手に入れた。

今は、こういう、マイナーなメーカーの並行輸入品でも、YOUTUBEに動画が上がっているので、だいたいの

音の感じ、トーン、歪みの可変幅がわかる。説明書が英語のみでも、楽器屋のHPなどで解説してあったりする。

メインとして使う機材ならやはり実店舗で現物を確かめ、試奏して買うが、こういうサブ機材は、そんな選び方で

も後悔することはない。

 

 さて、ジェットシティアンプ(JET CITY AMPLIFICATION)の「Afterburner Overdrive」である。

聞きなれないメーカーだが、低価格で良質のアンプを製造するアメリカの新興勢力。

他にもエフェクターを展開している。


 今回の決めては、BOOSTスイッチ付のところ。

単体での使用はできない。オーバードライブONの状態でしか効かない。

いちおう、クリーンブースターとのことだが、踏むと、音量が上がるというより、歪みがパワーアップする感じ。

ソロの時にBOOSTをオンで、歪みが増して、その分、音量も少し上がる。ハイではなくて、ローミッドあたりが

増幅されるので、単音で弾きやすい音質にはなるが、ヌケは悪くなる。

 トーンもオーバードライブも、可変幅が大きいのでありがたい。

アンプをクリーンに設定しておけば、オーバードライブスイッチオンでパッキング用のクランチ、更にブースト

スイッチオンでソロ用の深い歪みと、3種類の音を足元で切り替えができる。

 

本体もブラじゃなくて、金属製でずっしり重い。丈夫そう。

 

 あくまでも、遊び用なので、価格も含めて、割り切ってしまえば、なかなか楽しい機材である。