快風丸

俺の船に乗らないか。

CD補修

2015-08-29 23:44:12 | Weblog

 CDプレーヤーに掛けると、エラーで読み込まなかったCD。

けっこう古いからなあ。

CDって丈夫そうだけど、メディアとして物理的にはあまり強くないらしい。

 

 パソコンがらみで、読み込みエラーのCD-ROMは、一晩冷凍庫に入れておくと回復する

可能性があるとの書き込みを見て試したことがある。

結果は良好だった。

詳しいことはわからないが、事実として認識している。

 

しからば音楽CDも冷凍してみる。

 

では、24時間たったので取り出してみましょう。

冷凍庫から取り出したら露付き現象で、CDが濡れている。

どこに置いて乾かそうかと思い悩んでいると、

 

「僕が居るじゃない」

 

なんか、かわいい。

がんばっている感じが好感度アップ。

で、片方は復活。

片方はダメでした。

しかし、別の新しい方のCDプレイヤーだと問題なく再生できた。

メインの古いほうのCDプレイヤーはかれこれ28年モノだからなあ。

ああ、高いCDプレーヤーがほしい。


山下 清

2015-08-29 01:38:28 | Weblog

 帰省の帰り道、小倉に立ち寄ったのは井筒屋で行われている「放浪の天才画家~山下 清 展」を

見るのが目的。

 子供のころ、母に連れられて、時々来ていた。母のホームタウン。

 ほんとに子供のころ以来だが、少なくとも建物の外観は大きく変わっていない。

とても大きかった記憶があるが、松坂屋とか高島屋なんかを見慣れた今は、

小ぢんまりとした百貨店に見える。

さて、創業80周年記念事業とのこと。

 山下清展を初めて見たのは、まだ20代のころだったと記憶している。

それ以降、展覧会はこれで4度目。

印刷や映像では、なんとなくかわいい感じの絵だと思っていた。

しかし実物は、驚くほどの迫力をもって迫ってきた。

それは写真よりも写実的であり、音が聞こえるようであり、動いているようだった。

ゴッホやセザンヌの絵と同じ種類の感銘を受けた。

しかも絵具ではなく、ちぎり絵である。

百貨店のギャラリーなので、過度に期待はしていなかったが、150点、油絵、サインペン画、

そしてあのリュックの実物などもあり、見応え十分であった。

 

絵に力があると思うのです。

心の中の乾いて小さく冷たくなってしまった部分を暖かく潤ったものにしてくれるのです。

良いものを見せて下さった井筒屋さんのセンスに乾杯。