快風丸

俺の船に乗らないか。

→Pia-no-jaC←

2011-01-08 02:11:40 | Weblog
 ピアノジャックと読みます。
ヴィレッジヴァンガードをうろうろしてると、すごい速いパッセージのピアノ
が聞こえた。ドラムとのアンサンブル。
 とても激しいインスト。

 ストライクでした。剛速球。



 買いました。

ピアノとカホーンの二人組。

もう、なんか目が覚めますよ。昂ぶります。
ピアノの感じが上原ひろみに近いなと思ったら、HPの尊敬するアーティストの
一番目に名前がありました。

 そして、カホーン。最初に聞いたとき、セットドラムだと思いましたもの。
こんな豊かな表現ができるんですね。

 もし、今、これを読んでいるあなたが、このユニットを聞いたことがないとして、
想像した音よりも、数倍の破壊力があります。何回聞いても興奮します。

 ちなみに、ユニット名、”→Pia-no-jaC←” ですが、
左から読むと、”ピアノ”、右から読むと”カホーン”とのこと。

 こういう出会いを大事にしたいので、CDはネットじゃなく、ショップで買うのです。
 

ブレイクダウンとウエストロード

2011-01-07 00:37:06 | Weblog
 去年、軽音の同窓会の時に、ギタリストの先輩とブルースの話しまして、
ブレイクダウンとウエストロードは聞いたかと問われました。
 そういえば、聞いたことないなと。

 そんな話を思い出して、はたしてCD、まだ売ってるのかなあ。
タワーレコード茶屋町NUに在庫があると判明。
 先日、バンドの練習の前に買ってきた。



 踊るポンポコリンの近藤房之助がボーカル。
そういえば、ずいぶん前に大阪城野音のイベントで近藤房之助のLIVEを観た。
アコギ弾き語り。
「本当のヒットというのは、流行ってるということではなくて、自分の中で起こること。」
「おしゃべりでもしながらなんとなく聞いて下さい。」
そんな何気ないMCだが、なかなか奥の深い言葉であった。よく覚えている。




 ライナーノーツによるとウエストロードブルースバンドって同志社の軽音が母体だそうだ。知らなかった。
 塩次伸二は2008年に急逝した。2005年にLIVEを観た。
最初で最後だった。名古屋の南区、地下鉄を降りて30分も歩いた。住宅と小工場が
立ち並ぶ街のLIVEHOUSEは、プレハブみたいな粗末な建物だった。
 しかし、バンドも含めて、その演奏は素晴らしかった。今でも鮮明に思い出せる。

 ブレイクダウンのは1980年、ウエストロードのは1975年のリリース。
私としたことが、こんな素晴らしいものをずいぶんとほったらかしてしまっていたんだな
と反省。いろんな人と音楽の話をするって楽しいし、大事なことですね。

 ブルースって、単純なコード進行でできているので、その分、演奏者の技量がモロに
音に反映されるのです。やる側にとってはそこが大変なところであり、聞く側にとっては
面白いところなのです。

 まぁなんともスリリングで、ワクワク、そしてゾクゾク。
2枚とも素晴らしい。何度聞いても飽きない。ブルースっちゅうと、ならずものの音楽
みたいですけど、どうしてどうして、この2枚に限って言えば、もうエレガントですよ。
この人たち、もし、クラシックを志していたら、世界有数のヴァーチュオーゾになった
ことでしょう。

 おはようございます、日本のブルース殿。

コンデジ

2011-01-03 18:04:50 | Weblog
 コンパクトデジタルカメラの略だそうである。
なんか建設機械みたいだなあ。

 子供のころから、お正月には新しいものを身につける慣習があった。
たいていは下着とか靴とか。

 

 今年はこれ。初めてのデジカメ。元旦に買いました。
いろいろ調べましたが、価格対効果で選ぶと、キャノンIXY200F。¥9,800。

 色も素晴らしい。美しい。
では、夕方の街へ出てみましょう。











 悪くないんじゃない。

小塚崇彦と崇彦寺

2011-01-03 12:08:33 | Weblog
 初詣。



近所です。

崇彦寺は”しゅうげんじ”と読みます。

フィギュアの小塚崇彦選手は名古屋出身。
名前と同じ寺に願をかけに来たというのは知っていた。
発見。



全日本選手権優勝、おめでとうございます。

「勝たせて神様」 じゃないんです。

「ケガしませんように」 ですよ。

この謙虚さですよ。新年早々、透き通るような清々しい気持ちにさせて頂きました。

NAL48

2011-01-03 03:49:26 | Weblog


 ノンアルコール、48日が過ぎた。

「禁酒してます。」
ということにしています。

 そのうち
「酒はやめました。」
と言いたいと思っています。

 酒でダメになるっちゅうのがカッコいいと思ってきたし、今でもそう思います。
自分自身はそこまで肝が座っちゃいなかったようです。
しかし、アルコール中毒から自力で立ち直ったっちゅうほうがはるかにカッコいいと思う。

 もうずいぶん前からやめたい、やるるべきだと思ってたので、気持ちの上ではとても
しっくりきています。

 禁断症状もなく、特に飲みたいとも思いません。
最終的に思い立ったのが11月の半ばだったので、忘年会、バンドの打ち上げが
試金石となり、これを乗り切ったことが、自信になりました。

 飲まないメリットが、想像から確信に変わっていくプロセスを楽しんでいます。

金、時間、健康、誰かを不安にしたり迷惑かけたり失望させたりしなくなる。

 20代のころから、若いうちは無茶苦茶でも良いと思っていた。ただ、年齢が上が
るにつれ、キチンとしていくべきだと思ってきた。

 少しずつ生活を変えていこうとしています。
浮いたお金を貯金して自転車を買うつもりです。
睡眠時間が短くても、睡眠の質が良くなっているので、大丈夫です。

 夜にできなかった、いろんなことができるようになりつつあります。
自分が自分になってゆく。悪い感じじゃないです。

 

78/108

2011-01-01 03:07:33 | Weblog
 初めての名古屋で迎える正月。
北区の久国寺には岡本太郎が作った鐘がある。
自宅から車で15分。

 一度、見に行ったことがある。なんともキテレツなカタチの不思議な鐘。

 「歓喜の鐘」は1965の作。あの太陽の塔の5年前。

「私は今までにない鐘、人が見たら、あっと腰を抜かすような鐘を作らなければならないと思った。」

 

 これを見たら、その音が聞きたくなるのは道理。しかし、年に一度、除夜の鐘しか
機会はないとのこと。帰省するので、無理だとあきらめていた。

 11:00過ぎ、順番札を配っていた。



 待ちましょう。





 普通の梵鐘よりも高い音。豊かな倍音を含み、短い周期で少しピッチが上下する。
やわらかくやさしい音だ。歓喜の音だ。

 

 この突起は、鐘に描かれている人の手だそう。空に向かって伸ばした喜びの手だ。

今年は、歓喜の年にしよう。