SaltyDog

               by kaji

ノイズ

2010-03-17 | 普通の話題
うるさい音、うるさい環境、うるさい人、など、ノイズに対して弱くなっている
ように感じる。 これは特筆すべき状態にまで弱っていると言って良い。
とても些細なことなのはわかっている。怒ったりムカついたりするほどのことでは
ないだろう。

私の中の何かが変わってしまったのではないか。 機関銃のようにしゃべり続ける人は
男も女も苦手である。声のトーンも重要で、直接音が多く含まれる声質はやはり
受け付けない。 逆に、おだやかに、クスクスと笑われたりすると、たまらなく好きと
言ってしまいそうになる。

ただ、工事現場の騒音とかは、比較的平気である。なぜだろう? おそらく、うるさい
ことがあらかじめ予想されているからではないだろうか。 違うかな。

ノイズに対して弱くなっている。これは歳のせいなのだろうか。

愛知紀行(3)

2010-03-17 | 城めぐりの旅
大垣で電車を乗り換え、15分ほどで関ヶ原に到着。 まず決戦場跡
を目指す。近づくにつれ、かの昔、天下分け目の戦いが繰り広げられた
場所であることに、感慨深いものがあった。 決戦場の石碑を見、
そこから約5分ほどのところにある石田三成陣跡へ。当時から、山は
動いていないと思うので、山の位置関係から決戦の様子を空想してみる。



7時45分 関ヶ原を後にし、一路名古屋へ。大垣で新快速に乗り換え
たが、乗り換え時間が短い上、ホームが狭く先に進めない。再び苛立つ。
なんとか、ぎりぎり間に合った。

名古屋城は2度目であるが、一人で来るのは初めてである。本丸御殿の
復元工事が始まっていた。10年ほどかけて作るらしい。前回観てまわ
らなかった場所を中心に、1時間ほどかけて、ぐるっと一周し、次なる
目的地 岡崎城へ。

名古屋から名鉄線に乗り中岡崎駅へ。 とりあえず天守に登り、資料館
である「三河武士の館家康館」を拝観。 その後お昼時であったので、
軽く昼食をとった。 若干雨に降られもしたが、傘をさすほどでもなく、
すぐに止んでくれた。

つづく

焼きそばソムリエ

2010-03-16 | 普通の話題
ちくわソムリエであることは以前触れたが、実は焼きそばソムリエでもある。
中華のあんかけ焼きそばも大好きだが、王道はやはりソース焼きそばであろう。
いやこの2者は、本来のコンセプトが異なるわけだから、別物として扱うのが
焼きそばソムリエの間での常識である。

さて、そのソース焼きそばだが、このブログでも以前栃木県は太田市の焼きそば
を取り上げた。秋田の横手、静岡の富士宮と並んで、日本3大焼きそばの1つである。
その焼きそばを食した際も感動したのだが、最近の目からうろこ的焼きそばは、
なんとローソンのそれだ。

2月に秋田を訪れた際に1度食した。秋田なので横手焼きそばに近づけているのかな?
とその時は思った。 先日の愛知でも食した。 愛知でも同じ味だった。
ということは、東京でもおそらくこの味かも。 ただこのところ、比較的近くに
あったローソンは業態変更したり、撤退したりと、その姿をみかけなくなってしまった。
探さなくては。

ローソン殿 その焼きそばの味、いつまでも。

愛知紀行(2)

2010-03-16 | 城めぐりの旅
金曜の夜に出発し、たった今、日付が変わった。 小田原が近いこと
を暗示する。岩のように寝ている隣の男(面倒だから「岩男」と命名)
が身じろぎをし、おもむろに起きるのかとおもいきや、ただの思わせ
ぶりであった。再び岩に。

そんな中、私は3本目の缶ビールをあけた。実はこのところあまり
良い睡眠をとっていないため、今日はすぐに寝てしまうだろうと、
3本しか買っていない。あと6時間。なにをしろというのか。

<居眠り中>

さすがに少し寝たようだ。どのあたりなのかもわからない。時間を
たよりにおおよその場所を推察するが・・・、やはりわからない。

終着駅となる大垣が近くなり、社内があわただしく動き出した。
どういうわけかみな前の車両に向かって移動しはじめた。おそらく
慣れている人か、ネットで情報を得た人であろうから、それに習って
私も移動した。 5時55分大垣駅到着、乗り換えの電車は6時
ちょうど発だからまだ5分もあるというのに、ほとんどの人が
ホームに降りたとたん、かけだした。私もつられて走る。人が多すぎ
て、なかなか先へ進めない。少し苛立つ。

なんとか乗り換えの車両に乗車してようやくその理由がわかった。
みな席を確保しようとしていたようだ。走ったおかげで私も座る
ことができたが、考えてみると私はすぐに降りるので、座らずとも
よかったのだ。

つづく

愛知紀行(1)

2010-03-16 | 城めぐりの旅
東京駅 23時10分「ムーンライトながら」は定刻に発車した。
バスと違って、時間通りに出るところが、A型の私には心地よい。
基本的に、何事もアバウトな方であるが、こういった点、A型で
あることを認めざるを得ない。

青春18きっぷの旅、日付が変わって最初に停車する駅となる小田原
までの乗車券を購入し乗り込む。発車してどれくらいたったであろう、
早速乗車券のチェック。小田原までの乗車券、大垣までの指定券、
そして18切符を提示。 18切符に翌日のスタンプを押してもらい、
今回の旅のスタートが切られた。

席は、車両の最前列である。目の前が壁なので、若干圧迫感があるが、
比較的快適である。隣の男性は、最初から岩のように寝ていて無害。

思えば夜行列車は高校3年の時以来だ。当時は九州から東京までの
ブルートレインであった。そう、寝台列車である。 隣の席の人が、
ものすごく美しい女性、年上のお姉さんであったことを覚えている。
そればかりか、フルネームまで覚えている。 それにひきかえ、今回の
夜行列車の隣人は、岩のようなむさい男である。かく言うわたしも、
むさい男になりさがってしまったが・・・。

ムーンライトながらは、夜をひた走る。 揺れが心地よい。バスとは
明らかに異なる揺れである。23時50分、どういうわけか、周りの
人はみな寝てしまった。名曲「夜はこれから」を歌ってやろうかと
思ったが、羞恥心がそれを自制した。 

夜行バスでもそうだが、近頃の連中は、なぜ酒を飲まないのか。
缶ビールを プシュッ とあける音がついぞ聞こえてこない。
岩のような男はあいかわらず寝ているし、通路をはさんで隣の男は、
あろことかジンジャエールなどを飲みくさっている。 日本男児の
魂はどこへ行ってしまったのか。

つづく

長篠城

2010-03-15 | 日本の名城
好き度:★★
城攻め:2010/03/13
※日本100名城

武田の軍勢が攻めあぐねた城とのことだが、あっけなく見てまわり終えた。
資料館入り口の人も、とても愛想が悪く、良い印象をもてないまま後に。
歴史的にも有名なこの地であるが、再びおとずれることはないだろうと思われる。

岡崎城

2010-03-15 | 日本の名城
好き度:★★
城攻め:2010/03/13
※日本100名城

徳川家康 出生の城。
天守はどの城もそうであるが、概ね博物館と化しているが、ここも例にもれず
そうである。鉄筋コンクリートで作られた天守は、さほど興味もわかず、
一応登ってみたものの、すぐに降り、外観の写真を撮ってまわる。

「三河武士の館家康館」では、関ヶ原の合戦の様子を、模型を使って説明して
くれていて、これはなかなか楽しめた。

凱旋

2010-03-14 | 城めぐりの旅
過酷な戦ではあったが、とりあえず、討ち死にすることなく、目的の城攻め
を終え、生還とあいなった。

詳細なレポートはまた別途記述するとして、まったりとしたこの疲労感を感じ
とっていただけたなら幸いである。

行きは居眠りの姿勢が悪く、首を痛めながらも、寝たり起きたりの繰り返しで
あったから、さほどその行程に苦痛を感じなかったが、戻りは、眠いはずなのに、
寝ることもままならず、まさにナチュラルハイ状態であった。さらに浜松→熱海
間の2時間半は、横並びのベンチシート車両。折角買い込んだビールを飲むわけ
にもいかず、なにをすれば良いものか、全くもって困った次第。

熱海→東京間は、私も40代半ばであることを自覚し、グリーン車両に。
最初2階に陣取ったが、うるさい客が乗り込んできたので、そそくさと1階に移動。
これは正解であった。ほぼ貸し切り状態。 車内販売でビールを購入し、快適な
旅の終結である。

ふとカレンダーを見る。 来週はさらに過酷な戦になるであろうことを予感。
19日金曜の夜、同じように夜行列車に乗るが、今度は新潟である。さらに
土曜の深夜に江戸へ戻り、翌20日日曜の早朝には仙台に向かう。いったい
なにを目指しているのだろうか私は。自分でもわからなくなるときがある。
ただ、月曜日が祝日であることが救いではある。

愛知攻め(青春18きっぷ②)

2010-03-12 | 城めぐりの旅
いよいよ愛知攻めである。今夜、東京発のムーンライトながらにまたがり、
夜がけで大垣へ。 大垣から一旦関ヶ原まで赴き一戦交え、とって返して
名古屋城を目指す。午前中には名古屋を落とし、午後、岡崎城、長篠城を
もぎとり、17時頃の普通列車に乗って深夜0時頃東京凱旋となる予定。
0泊2日、概ね24時間の持久戦である。

ムーンライトながらを18きっぷで利用する場合、0時を越えて最初に停車
する小田原駅までの乗車券を別途購入する必要がある。小田原まで小田急線で
行き、小田原からながらに乗り込むともう少し安くできるが、わずか数百円の
差なので、今回は東京から乗り込むことにした。列車は全席指定席。既に満席
であるが、きっぷに書かれている指定席の番号からすると、車両の最前列、
通路側なので、かなり良い席ではないかと期待。

気温がどうなのか読めないが、どうやら天気は大丈夫そうだ。