権現砦 - ごんげんとりで ー

自由人カメさんの日常

原爆の日

2009-08-06 17:23:21 | 日記
64回目の原爆の日、いろいろ交錯する思いの中で迎えられたことと思います。
特に、遺族の方の思いは何年たってもいえるものではないでしょう。最近減ってきたものの何の関係もない人?が来て自分たちの主義主張のみを宣伝する人がいます。今年もいくつかのグループが来ていたようですが、せっかくの祈りの場に水を差されたと思うのは私だけでしょうか。
今日の報道で少し気になっていたのは「原爆の日」「原爆記念日」「原爆祈念日」三とうりの使い分けがありました。平和公園は「平和祈念公園」と使っています。するとやはり「原爆祈念日」がいいのかと思いますが・・・
市長の「平和宣言」の後で白いはとが放たれました。平和の象徴白いはとです。かって、呉市で勤務していた時、いくつかの葬儀に出席しましたが、出棺の際白いハトが放たれます。中国地方の各地でいくつかのお別れの場に出ましたが、ハトを放すのは呉市のごく限られた場所のみです。
葬儀もその地その地で同じ宗派でも葬儀の方法は違い地域性が感じられます。
そろそろお盆がきますが、お墓にたてる灯篭も広島県の安芸門徒のみの風習です。初盆の家には白い灯篭を縁者が贈ります。二年目以降はきれいな色紙で作った灯篭を贈ります。灯篭には持っていった人がわかるように名前を入れていきます。
少し前まではこの灯篭に火をともすため、ジャガイモを半分に切り真ん中に爪楊枝を立ててろうそくを立てていました。最近は火事が危ないと火をつける人はいなくなりました。
先日、高知県に行ったとき日曜市で、肥松の小さく割いたものを束ねて売っていました。何に使うのか聞いてみたらお盆の迎火につかうとか。こんな風習もあるのですね。
コメント
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