権現砦 - ごんげんとりで ー

自由人カメさんの日常

青春

2012-12-19 20:00:14 | 日記
少し長いですがサムエルウルマンの詩です。面倒くさい人は「  」を飛ばしてください。
私がこの詩を知ったのは、若いころ、岡山県の「落合」で泊まった旅館「なべや」の玄関に掲げてあったことです。今から40年前でしょうか、早速に写しをもらって帰ったことを覚えています。なぜここに掲げてあったか等は省きます。一番気にいったのは「小児のごとく求めてやまぬ探究心」の一節です。
我が家の天才君、まさに今がその時期です。
今教えておかなかれば・・・今体験させておかなかれば・・・が一杯です。
今日も「じいちゃんの小屋に行きたい」じいちゃんいわく「小屋ではない別荘と言え」では「小屋と別荘はどう違うの?」・・・・です


「青  春

サミエル・ウルマン

青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。


人は信念と共に若く疑惑と共に老ゆる

人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる

希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。」

コメント
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