ついこの前山口県の小さな酒蔵「旭酒造」の獺祭について書きました、昨日のことある新聞の記事で獺祭を取り上げていました・詳しくは書きませんが、このような大きな酒蔵を作ったとしても、獺祭は売れ続けるという内容です。
今まで品物ががないから実際は出荷価格の何倍もしていました、これは酒蔵の儲けではありません。流通業界の儲けです。九州の焼酎でも物がなくって2000円で出荷しているのに末端では5万円なんて焼酎があります。これは焼酎が50000円の価値があるのではないのです。だからいつでも定価で買っていただく・外国のバイヤーに買っていただくがモットーだそうです。びっくりしたのは、1999年ですから20年弱前にあまりの不景気に酒作りのプロ「杜氏」がやめてしまったのです、後に残った社員が知恵を使って蓄積したデータで酒を造ったらものですごい酒ができたというのです。
杜氏は酒の味を決めるプロですから酒蔵の中では社長も一目置く存在です。これがいないのですから経営陣は自由に動けるのです。米の精白・水洗い・蒸しなどは今でもすべて人力ですが、温度管理などは徹底的なデータ管理で成功したのです。
今日は雨一日なぁんにもせずに炬燵の守り・・・
まだまだ書きたいがやめます。