呉の想い出

NHKの今週のお好みワイド広島の放送は呉からの生放送でした。



呉と言えば想い出は一杯あります・・・
ほとんどが、反体制派の労働組合とのやりあいです・彼らは仕事は二の次で当局側のミスにつけ込んだ体制崩しが主体です・・・

だから管理者も、苦労をかき分けた専門家が配置されていました・・・
全国的に見ても「呉郵便局は3本の指に入る労務困難局です。

こっちも相手のミスにつけ込んだやっつけ合戦です。色々ありますが今日はその中の一つを紹介します・・・
ある時、衆議院議員の解散がありました、世論では解散が近いことは言っていても解散しないと候補者は動けません・・・・

準備が万端で各候補者は事務所開きの案内など自分の名前の売込みに必死です。これは選挙違反の印刷物には当たりません。

そして解散と同時にものすごい数のはがきが差し出されました。配れなくても断ることは出来ません。
事務所開きの前日になって配達しきれないハガキを、夜勤の勤務者に配らせることを考えて速達扱いの通信事務封筒に入れて郵便局の郵便として差し出しました。（当然に郵便法違反です）


案の定、労働組合のワルが当局側の違反の事実も見逃しません、郵便物を抱えて私のところにやってきました・・・万事休すですが・・・

これで下がるような総務課長ではありません。

一呼吸おいてから私の口から出た言葉は「確かにこの郵便は当局が差し出した郵便である、しかし配達員は郵便の中身は分らないはずである。大体郵便の中身を見てから配るというのは通信の秘密の暴露に当たり、憲法違反で監察に告訴する、と返してやりました。」
これには相手もぐうの音も出ません・すごすご引き下がらせた楽しい想い出も浮かんで来ます。

こんな楽しい想い出は何年たっても忘れないものです。
ただしこの事案は正規に言えばこちらがやられる場面です。なんとなれば郵便の扱いは差出人によって区別してはいけないからです・・・