カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「愛情物語」

2009年09月09日 | 映画
実在のピアニスト「エディ・デューチン」の生涯を描いた
1956年のアメリカ映画です。

当時、作品そのものよりも
「カーメン・キャバレロ」の音楽で話題になりました。

         

「To Love Again」という、ショパンの「ノクターン」をアレンヂした曲です。

私は、原曲よりこちらの方が好きです。
キャバレロの素晴らしいテクニックと洗練されたアレンジ
後半、「弦」が加わる所では、体が震えます。

http://www.youtube.com/watch?v=w5FmDTcczE8

音楽満載、演奏シーン満載です。
特に、好きなシーンは、戦地に赴いたエディーが、地元の男の子と連弾をするシーンです。(動画状態が余り良くないですが・・・)

http://www.youtube.com/watch?v=61Se7MrKrpY

こんな風に「楽しく」連弾が出来たらどんなにいいか、と思われるシーンです。


主演の「タイロン・パワー」は往年の映画スターです。
演奏シーンは勿論吹き替えですが
どう見ても、本人が弾いてるとしか思えません。
当然、可なり練習したでしょうが、それにしても「凄い」の一言です。

又、彼の「笑顔」がたまりません。
本当に「楽しそう」にピアノを弾いているんです。
ピアノを弾けるのが、嬉しくて嬉しくてたまらない・・・という表情です。
私も、こんな風にピアノを弾きたい、と心から思いました。

お子さんがご覧になって面白い映画ではないと思いまが
「音楽」に興味のあるご父兄には是非お勧めします。
古き良き時代の「名作」です。

    
コメント
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