カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「涙のバースデイ」

2009年12月26日 | 日々のこと・・・
今年の誕生日は私にとって生涯忘れられない日となりました。

息子の進むべき道が決まったからです。
そして、私と息子にとってこの一年の苦しみから解放された日になったからです。

三人で食事に行きました。
今日の事を主人に報告してる息子の言葉を聞いていて私は言いました
「なるようになるよ、大丈夫だよ」と・・・
私もやっと明るい気持ちでそう言えるようになりました。

帰りの車の中で私はずっと思い出していました。
息子の幼い頃の事。

乳飲み子の頃から仕事をしてました。
どうしてもピアノの先生を続けたかったからです。

母の我がままです。

ベビーシッターに預けられたり
レッスンがあるからお友達と遊べなかったり

随分泣かせました
淋しい思いをさせました。
いつもすまないと思ってました。

その息子が「日芸」に受かった時
これで就職の心配は無いと思いました。

でも、人生って思うように行きませんね。

日芸で学んでる事は、本当に自分のしたい事では無い、と気づいてしまった息子。

それから、本当に苦しい時間を過ごしてました。
見ている私もとっても辛かったです。

でも、今日
彼は本当に自分の進むべき道を見つけました。

大学卒業後又、2年間学校に通う事になります。
親としては正直ショックです。

でも、やっと結論が出て、清々しい(すがすがしい)顔で話す息子を見ていて
本当に良かった、と思い、涙が溢れてなりませんでした。

主人がバースデイ・ケーキを買ってきてくれました。


     


今宵は、「増田家」にとって新たな出発の日となりました。

子供を持つ事は、ともすればとても辛いことです。
大きくなっても同じです。
でも、それでも、母にとっては何にもかけがえの無いものです。

産んで良かったと思います。
授かって良かったと思います。

皆さんもきっと同じお気持ちを感じられる瞬間があると思います。
お子さんの事、もっと・もっと・もっと愛してあげて下さい。

そして何と言っても、私と息子を支えてくれたのは主人です。
主人あっての「家族」です。
主人には改めて感謝したいです。


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「また一つ歳を重ねました」

2009年12月26日 | 日々のこと・・・
誕生日です。
クリスマスの翌日というなんとも変な日に産まれました。

それでも、親は毎年「クリスマスケーキ」の翌日に
「バースデイケーキ」を用意してくれました。
二日続けてのケーキでした(笑)

昨日は思いがけない「サプライズ」が有りました。

レッスンに来た生徒さんのお母様が「花束」を持ってきて下さったんです。

なぜ、私の誕生日をご存知だったのか判りませんが

「深紅」の薔薇の花に「金粉」がかけてありました。
こんな美しい薔薇は初めて見ました。

ビックリしたやら、申し訳ないやら

でも
「お誕生日おめでとうございます。
そして、今年一年ありがとうございました。」
とのお言葉に、胸がいっぱいになりました。

「私はなんて幸せなんだろう」と思いました。

お花を頂く機会は多いですが、こんなに嬉しいお花は初めてです。



お子さんが入会されたのはこの春

とても熱心なお母様でした、お子さんもそれに答えるべき頑張ってました。そして私も・・・

「二人三脚」で歩んで来た、という感じがします。
大変な事も色々ありましたが・・・苦笑

でも、私の気持ちはちゃんと通じていたんだな、と思い
「先生やってて本当に良かった!」と思いました。

勿論、品物ではありません。
今年最後のレッスンを終え
「一年間、本当にありがとうございました。」
との言葉の数々を御父兄から頂戴致しました。
感謝、感謝です。

「歳を一つ重ねました」

又年取っちゃった、いやだな~・・・と嘆く年齢でもありません(笑)
「歳相応に」

妻として、母として、先生として、女性として・・・

自分の為でなく、「人様の為」に生きたい。
いつも思ってる事です。

今は「アラフィー」の時代だそうです。
正に「旬」ですね(笑)

「先生のイメージピッタリだと思って・・・」と選んで下さった
「深紅の薔薇」
そのイメージを壊さないように、これからも精進します(笑)


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