カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

♪バラが咲いた♪

2011年02月11日 | 「レッスン日記」
年長さんのK君が、教室に入るなりピアノに直行し
意気揚々と弾き始めた曲が、この曲





懐かしいレコード・ジャケットです。

マイク真木に因る、1966年の大ヒット曲です。
当時私は小学校の低学年でしたが
お友達と良く一緒に歌っていた記憶があります。
「昭和歌謡」の代表的な曲と言えると思います。
今は、学校の音楽の教科書にも載ってるようです。

余談ですが、
私は、このマイク真木は、ギターを弾きながら歌っていたので
シンガーソングライターの「走り」で
当然、彼の「オリジナル」だと思ってましたが
この曲は、作詞・作曲とも「浜口庫之助」だったので驚きました

彼について書くと、又長くなるので省略しますが
スパイダースや裕次郎等々・・・
昭和歌謡の名曲を数多く残した、偉大な作曲家です。



話が、それてしまいました



・・・で、なぜ、K君が「バラが~」を知っていたかというと
これは、お決まりのパターンですが

幼稚園の「なんとか会」で演奏するので覚えたそうです

そういえば、去年は「ミッキーマース・マーチ」で
レッスン来る度にお弾いていたのを思い出しました


今回は「木琴」による演奏だそうです。

メロディーを右手でとっても上手に弾いてました。

そうゆうのを聴いてしまうと
俄然「一緒に弾きたくてたまらなくなる」私です


「K君、もう一回弾いて、先生と一緒に弾こう~」と言って
連弾しました。


この曲は、歌詞もリズムも単調です。
でも、その「素朴」な中に「温かいもの」が沢山詰まってる曲です

特に・・・

いつまで~も~、そこにさいててお・く・れ~
で「短調」になる所
ここが、たまらなく「好き」です

いつ聞いても「泣けます

こうゆう部分、この「変化」に気づける子
なんだか良く判らにけど「ここがいいな~」と感じられる子
そうゆう生徒さんを育てたいな、と・・・いつも思ってる事です。






K君の次に、年少さんのチーちゃんがきたので
聞いてもらう事にしました。
K君は「いや」と言わずに弾き始めました

でも、チーちゃんは、知らない曲なので興味がわかなかったのか
すぐに、一歳の妹と遊び始めました

でも、チーちゃんのママは最後まで聞いてくれて
「じょうず~」・・・と褒めてくれました

あの時のK君の嬉しそうな顔


そのK君も、もう直ぐ一年生

その時は、バラでなく、桜が綺麗に咲いてる事でしょう・・・
K君のママ、もうちょっとですね


にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする