カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

佐々木恵子先生、セミナー報告

2011年02月15日 | 講座で勉強したこと
先日参加した、佐々木恵子先生のセミナーのご報告です。

テーマは
「基礎的脱力奏法から美しい音へのアプローチ」

最近、あちこちのセミナーでよく取り上げられるテーマです。
非常に関心を持たれているテーマだと思います。

そのせいもあってか、又、恵子先生の人気もあってか
会場の「東音ホール」は立ち見が出るほどの熱気となりました


資料の最初には、このように書いてありました。

「音楽とは、音そのもので表現される芸術です。
従って、音作りは言わばその「素材」づくりとも言えるでしょう。
素材がよくなければ、いくら装飾を施してもそれは本物とは言えないでしょう。
一見、目を引くような演奏でもよく聴くと
基本が出来ていないことがバレてしまう、などよくあることです。
”本物の音”とは、人それぞれの感じ方によって多少の違いはあると思いますが
少なくとも美しく感じられる音を作っていくには、どうすればよいか?
ということをテーマに話してまいりたいと思います。


そして、2時間びっしりとお話しされました

私は、いつもセミナーに参加する時は
A4の紙を10枚程用意して、表面だけ使用して書きとっていきます。
大体は2~3枚で足ります。
しかし、今回は10枚全部使いきりました
しかも、途中の8枚目辺りで「もしかしたら紙が足りなくなるかも
と思い。その後は、「小さな字」で書いての10枚でした

それほど、中味が濃かったです。
ですから、その内容をここに書くことは大変に難しいです

・・・で、本当にポイントだけですみませんが・・・


* まず、全ての基本は「脱力」から・・・”ぬく”という感覚を身体で覚える
   瞬時に反応出来る「ニュートラル」な状態を作る

* 脱力した腕の重みをいかに自然に指先に移せるか
   指先の支えを作る方法(テーピングの仕方やハノンの使用方法)

* スタッカート奏法・・・腕・手首・指、この3種類のスタッカートの奏法
   どのスタッカートを組み合わせると一番ピッタリするか

  マルカート奏法・親指の重要性等々・・・


これだけでは、全然わかりませんよね



書きとった10枚を5枚にまとめたものがあります。
いつも大変お世話になってる
あつ子先生、かおる先生、けいこ先生、しょうこ先生、凛先生
ともみ先生、なおみ先生、奈津子先生、昌子先生、ミカ先生
その他、いつもこのブログを読んで下さってる先生方
もし、ご興味ありましたら添付させて頂きます




資料の最後にはこのように書かれていました。

必要以上の無駄な動作は、音楽そのものから遠ざかる!

脱力する事と手首を頻繁に回したり、余計な動作をつけたりすることが
イコールになってはならない。
よく手首や腕、また体全体を、あたかも歌っているように、振り回す人を目にするが
その様な動作をつけることによって歌っているつもりになっているだけで
本来の音楽からは、遠ざかっている。
本当の表現とは「音」が歌っていなくてはならない。


佐々木恵子先生、ありがとうございました




雪やんで良かったです。
でも、生徒さん達はがっかりしてるかな?
でも、これだったら、ちょっと雪であそべますね

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コメント (6)
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