カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「アラベスク」に意地を見せました☆

2011年02月12日 | 「大人の生徒さん」
20代のSさんが入会して一年になりました。
おめでとうございます

大人の生徒さんの場合は、様々な事情で
一年続けるのが難しい方もいらしゃいます。
でも、一年続くと、大体、2年~3年~と大丈夫です

この一年で、「バスティンの大人の教本1・2」が終わり
「ブルグミューラー」に入って一か月弱、という所です。

「ブルグミューラー」は「5曲」同時でやってます。
二本柳奈津子先生流です(笑))

これまた、奈津子先生と同じなのですが
私も「ブルグミューラー」に「非常に」こだわるタイプです。

絶対こうゆう風に弾いて欲しい!」という思いが強いです

それは、大人の生徒さんにも同じです。
「趣味」でやってるのだから「そこそこで・・・」
と、いう風には決して思いません。

「趣味だから・・・」なんて気持ちは
逆に、生徒さんに対して非常に「失礼」な事だ、と思ってます。

だから、いつも「真剣勝負」
特に「ブルグミューラー」は・・・(笑)


今回の5曲の中で、一番苦戦してるのは
案の定(?)「アラベスク」でした。

「家ではもうちょっと弾けたのに、どうして指が動かないのかな?」
と若干の苛立ちもあったようです。

結局、「丸」になったのは、一曲目の「素直な心」だけで
「アラベスク」は・・・「妥協したくない」と思いました


それが、とても悔しかったようで、最後に
「もう一回弾いてもいいですか?」と・・・
さらに
「この曲、今日で3回目なんです」とも言ってました。

そうなんです。
今までの教本は殆ど一回で「丸」になってました。

「3回」は、私の中では特に多くはないですが
大人の生徒さんは「月に2回」レッスンなので
既に「一か月半」かかっていて
今回「丸」にならないと、同じ曲を「2カ月」する事になります
その事も、彼女にはキツカッタのかもしれません。

「どうぞ」と言って
1回・2回・3回・・・と繰り返し弾いてました。

結果「合格」
「おまけ」ではありません

やや「根負け」した所はありますが(笑)

彼女の「もう一回お願いします!!」が良かったです
最近余り聞かれない台詞です。

昔の「青春もの」思いだしました。


「コーチ、お願いします」
「監督、お願いします」
「先輩・・・」のノリです。

こうゆう真剣な姿は胸を打ちます

たまにお子さんでも、どうしても丸にしたい曲があると
「言い方」は違いますが「もう一回弾く」と言います。

そうゆう時は、大体「丸」にしちゃいます


「アラベスク」に関しては
先ごろ「かじはら かおる先生」がグログに書いてらっしゃいました。
これ、大変「良くわかりました」
とても感動的な文章です

こちらです。是非お読み下さい。
「かじはらピアノ教室」


頑張ったSさんも、是非読んで下さいね


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コメント
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