カナリア日記

さいたま市南区(武蔵浦和)にある「カナリア音楽教室」のレッスン日記です。

「ピティナ活用セミナー&会員交流会」

2011年03月10日 | 「PTNA」関係
「ピティナ活用セミナー&会員交流会」

昨日、浦和パルコの10階のホール(クリスマス会を行った所です)で開催されました。







ピティナの本部の方々総動員(?)
福田専務理事も勿論おいでになっていらっしゃいまして
可なり厳粛な雰囲気の中、会が始まりました。

今回の「会」の趣旨は、いわゆる
「幽霊会員の方々にも、もっと積極的にピティナの活動に参加して欲しい」
というものだと思います。

でも、只単に「ご一緒に・・・」と言っても
ピティナが実際にどんな所なのかが判らなければ、中々腰は上がりません

なんとなく、会員にはなったものの
今一つ、よく判らない
実際どのような活動をしていて、自分はそれに、どのような形で関わっていけるか判らないetc・・・

そんな「お名前だけの会員」の方々の為に、その「魅力」について
何人かの先生が語って下さいました。


「中田元子先生」は
ご自身の体験を通して確信されたピティナの「魅力」について
熱く、お話しして下さいました。

又、各ステーション代表からは「活動内容の報告」がありました。


私の所属してるワークショップからも
「ステーションの枠を越えてのワークショップでの活動報告」として
代表の寺田ひろみ先生が、映像を交え、とても素敵にご紹介して下さいました

その他のステーションの活動内容も
本当に、本当に、素晴らしく
「なんて良い先生ばかり集まってるんだろう・・・」と改めて思いました

今回は、栃木・群馬・埼玉の3県の集まりでしたが
栃木は「7」群馬は「2」埼玉は、なんと「19」もステーションがありました。
埼玉は一気に増えた感じです



そんなパワー溢れる先生達の他に、会場には
「元祖パワー(笑)失礼」の戸澤睦子先生を始め
林苑子先生・小倉郁子先生・丸子あかね先生達のお姿もありました。
皆さまいつ拝見しても、本当に輝いていらっしゃいます


「ピティナ」というと、なんだか「恐れ多い」と思ってらっしゃるピアノの先生も多いようですが
そんな事は全然ないです



先生方と互いに刺激を与え合い、切磋琢磨して
「自分の教室」だけでなく、「地域のために」「人々のために」
音楽を通じて何か出来る事はないか?と日々暗中模索してる
そんな先生達の集まりです。





昨日は「新しい会員」の方達の為の集まりでしたが
お話しを聞いてる中で、改めて「ピティナ」の良さを認識しました
このブログを読んで下さってる先生達の中で
もしかしたら、昨日、同じ会場にいらした先生もいらっしゃるかもしれません。

昨日の名簿をご覧になって
先ず、お近くのステーションの代表者に連絡してみませんか?
(さいたま市は7カ所もありますが・・・
皆さん、きっと心よく応対して下さると思います



ピアノの先生のお仕事は決して孤独な稼業ではありません。
仲間は沢山います

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連絡はこちらからでもOKです。
質問その他なんなりと
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「ワン・レッスン制」の中学生、3年目に・・・♪

2011年03月08日 | 「レッスン日記」
中2のYちゃんが「ワン・レッスン制」になってから、3年目の春を迎えます


Yちゃんは、小学校の1年生から通ってましたが
中学は、都内の私立に通う事になり
「ピアノは続けさせたいですけど、通学と両立出来るか不安です」
と、お母様からご相談を頂いたので
「それでしたら、ワン・レッスン制という形でやってみませんか?」
とご提案させて頂きました


新規の方には、そのような形は取っておりませんが
Yちゃんとは数年間のお付き合いがある訳ですし
出来れば続けてほしい、という思いは、お母様と同じでしたので
そのようにお伝えさせて頂きました


実は、以前にもほかの生徒さんでその形を取ったことがあります。
でも、その時は残念ながらうまくいかなかったです

一番の理由は、予約等、双方の連絡を、生徒さんと「直」に行ってしまった、という事です。

今の子は皆携帯を持ってます
それで
お母さんを通さずに直接やりとりした方が手っ取り早いと思いましたし
お母様もその方がいいです、とおっしゃったので、そのようにしたのですが
結局は「忘れてしまうんですよね」連絡するのを・・・

中学生と言っても未だ子供です。それは仕方の無い事かもしれません。

そんな事が続いて(他にも理由はあったのですが)
その子の場合は残念ながら打ち切りになってしまいました



今回は、最初から「お母さんを通して」にしました。
その週の「希望日」の連絡を「週の初め」に入れて頂きます

1年生の時は、通学や部活に慣れず
月に1回しか来れなかった、という事もしばしばありましたが
2年生になってからは、学校のリズムもつかめ
今は、月に「3回」のペースで来ています

彼女の学校は「高校受験」はないので、未だ、このまま続けられると思います



今年、中学に上がる生徒さんは一人だけで
その子はこのまま通常レッスンを続けられるようですが
来年は「6人」いるので、どうなるかな?と思っています。

みんな「ワン・レッスン」を希望したら・・・ちょっと無理かな?



今日も応援よろしくお願いいたします
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コメント (2)
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演奏会のお知らせ「音楽劇」芸大 奏楽堂

2011年03月06日 | 「舞台・観劇・コンサート」
3月19日(土)15時
東京芸術大学 奏楽堂にて「音楽劇」が開演されます。


「サーバー / 周辺 / 世界」
イプセン、グリーグ≪ペール・ギュント≫による音楽劇




企画・演出・脚本を手掛けてるのが
芸大、院生の「舘 亜里沙」さん
私の友人(ピアノの先生仲間)のお嬢さんです


彼女は、大変に優秀で、才能に溢れ
且つ、物凄い努力家です


たまたま、子供同士が同じ年でしたので
亜里沙ちゃんの話はよく伺ってましたが
私の息子とは「天と地」との違いがありました

元々、素晴らしい「資質」を持って生まれ
その上で並はずれた努力をし続け
それを、苦しいとも辛い、とも思わず
中学から、ずっと走り続けています


芸大時代も数々の舞台の演出をしてました。
彼女のどこにそのようなパワーが潜んでいるのか?
いつ、聞いても驚くばかりでした

今「院」に進んで
「勉強するとはどんな事かやっと判った」と言ってるそうです。
今まであんなに勉強していたのに・・・という感じです

本当に、頭が下がります。



身近に、こんなに頑張っている子がいる
努力し続けている子がいる
その姿は、私自身に、感動と大きな力を与えてくれます

彼女は、これからもどんどん走り続け
大きく成長していくでしょう
その姿を我が娘のような気持ちで見守っていきたいです。


今回は劇中でピアノも弾いてくれるそうです



学生達が一生懸命頑張って作った舞台を是非みてあげて下さい
入場無料です。
予約は私の方にご連絡下さいkanariamusicschool@yahoo.co.jp

本公演、ウェブサイトはこちらになります。




若い才能に応援よろしくお願いいたします
ついでに私にも・・・

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昨日は掛け持ち(^^♪

2011年03月05日 | 日々のこと・・・
おはようございます

昨日は、午前は「ワーク・ショップ」
午後は、「発表会の打ち合わせ」をしました


「ワークショップ」の方は
5月の「ステップ」で研究発表をさせて頂く内容についての話しあいです

3回目の今年は「リズム」について取り上げます

春に「バスティン先生」が来日されるという事もあり
曲は全てバスティンの物を取り上げる事は既に決定していて
候補曲も何曲か決まっていました

只、「限られた時間」
たった「20分」でどのように行うか・・・削らねばならないものが沢山出てきます

骨組は大体出来上がりました
後は、「小物作り」・・・等の作業を並行して行います


月に1回のワークショップも5月のステップが終わるまでは
月に「2回」もしくは3回?の集合になります。
ほよよ~~~




2時間の予定が大幅にオーバーして
慌てて次なる打ち合わせ場所に向かいました

駅にすれば「2駅」ですが、お昼食べる暇無かったです


こちらでの昨日の課題は
「生徒さん達の出し物をどうするか?」というものでした。

講師演奏の方は前回大体決まってたので
今回は主役の生徒ちゃん達の出し物について話しあいました

決定しました~

「歌&踊り」と「合奏」の2曲が決まりました

こちらの題名は「お・た・の・し・み」です


歌ったり、色々な楽器を使って演奏したりしていたら
とって~も楽しくて
あっという間に3時間が経ちました。
テンションも徐々に上がって来ましたよ~




帰りの電車は、丁度お勤めの方々が帰宅される時間帯と重なりました。
こういった時間帯に電車に乗ってる事は非常に珍しい事です
(もしかしたら何年振り?かもしれません)

なんだか嬉しくなっちゃいました

普通にお勤めされてる方々と同じように
夕方のスーパーでお買い物をして
夕方の時間帯にお勝手(キッチン)に立って
家族の為に温かい夕飯の支度が出来ました




本日も皆様にとって素敵な一日になりますように・・・
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ひな祭りが忘れられない大切な日に

2011年03月03日 | 日々のこと・・・


~あかりをつけましょぼんぼりに~
お花をあげましょ桃の花~

今日はお雛様ですね

私もかつては「女の子」でしたので(笑)
お雛様にまつわる想い出は沢山あります



三姉妹だったからでしょうか?
私の産まれ育った家には大変立派なお雛様がありました

当時でも「段飾り」の有るお家は大分少なくなってましたが
本当に、品のある、美しいお雛様でした

それを、母と娘三人で和室に飾りました。
そのお部屋は「茶室」として作られておりましたが
その時期だけは、お雛様のお部屋になりました。



私達三人は、ピアノ以外に日舞も習っておりましたので
お友達や、お客様がおみえになると
母に着つけをしてもらい
三人で振りを考えた「ひな祭り」の踊りを
ご披露させて頂いたりもしました。




そんな想い出深いお雛様の日に



すっかり年を重ねた私たち三姉妹が行く場所は
父の墓前です。



私達三人を心から愛してくれ
そして、私達も心から愛した父は
4年前の、このお雛様の日に旅立っていきました。

賑やかな事が大好きだった父らしい日の旅立ちでした。



桃のお花とお酒を少々持って行きます。
お墓の前で「ひな祭り」を踊っちゃおうかな?
あのころのように・・・(笑)

お父さん待っていてね



お父さん、いつまでも、いつまでもずっとずっと大好きです
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【一歩前へ・・・誰もが成長できるコンクール】

2011年03月01日 | 「PTNA」関係
昨日ご父兄にコンペのご案内をさせて頂きました。
初めての方はその内容がよくおわかりにならないと思います。
参加の意向のあるご父兄には、随時詳細の説明をさせて頂きますが
その前に、先ずこちらをお読みになって頂きたい、と思います。

導入期指導のスペシャリスト「藤原 亜津子先生」と
上級・受験期指導のスペシャリスト「佐々木 恵子先生」の
対談です。
「参加要項」の中に記載されてるものです。
抜粋しようと思いましたが、どの文章も削りがたいので
そのまま掲載させて頂きます。

勿論、今回は参加されない生徒さんのご父兄の皆さまも
是非、お読みになって下さい。


テーマは
【一歩前へ・・・誰もが成長できるコンクール】

サブ・テーマ
【コンペティションは絶好の「進む」機会】




--------コンペティションに取り組む意義について
先生方はどのようにお考えでしょうか?


藤原先生   コンペティションは結果が出る事ではあるけれども、本番に向かって、より突っ込む機会になる、という事ですね。また、期限が限られているというのが良いです。課題曲発表から当日までの間に、その子にとって計画的に取り組む事で、絶対に上手になりますよね。

佐々木先生  時には、コンペティションの課題に専念することによって、普段のレッスン教材のツェルニーが進まないからとか、バッハが進まないから、とコンペティションを受けるのを躊躇する生徒もいます。でも結果的に、コンペを受けた子達の方が絶対に上手くなっていますね。結局、モチベーションをあげておけば、そこまでみんな上がろうとするから、それが上手くなる秘訣ですね。ツェルニーの曲が何曲か出来たとしても、やっぱり全然違う。

藤原先生   進むとは何か、という事を、私はいつも子供やお母様達に言っています。「何がわかって、何がわかってないか」をわかるという事が、理解が進むという事ですね。

佐々木先生  意識が育つと、他の人の演奏を聞いて「何が良くて、何が良くないのか」という知識も備わってきますよね。自分が出来る、出来ないはちょっと棚に上げておいても、聞く耳が育つという事は、凄い成長ですよね。だから、受けられる状況にあれば、是非受けさせた方が伸びるのではないかと思います。

藤原先生   私の小さな教室でも全員受けているのですが、それは次なる目標を貰う事と、特に出来る子は謙虚になるんです。「上を見たらきりがないなぁ、深いなぁ」って、より謙虚になれる。競争の世界だけど、自分の学びの場としてこのステージがある、という事を生徒にしっかり説明し、各自が理解して取り組む事が大切ですね。自分ががんばれば、他の人のがんばりもわかる。取り組んでいれば、がんばりの差は歴然と自分自身が感じ、受け止めていますね。


--------そうゆう意識が入口(A2級:導入期)の段階から見えていると“当たり前”になるのですね。


佐々木先生  A2級から”当たり前”を感じられたら強いですよね。”当たり前”になって習慣化すると、さらに上を目指そうと絶対に思うはずです。

藤原先生   コンペティション があるお陰で、演奏する習慣や、演奏とはこうゆうことかと知る力が、入口から身につきやすくなりますね

佐々木先生  C級から音楽よりも本格的になってきますが、それまでの段階で演奏することに対する意識が身についていると、F級まで難なく続けていきやすいですね。そういう意味では、コンペティションは競争する事を目的としている訳では全然なく、毎年その子が成長していく過程が大事だと思います。

藤原先生   そのプロセスが大事ね。

佐々木先生  私はそれに徹しています。

藤原先生   私もそう思います。戦いの場ではないと思うんですよね。やる気をさらに膨らませて、出来た事を喜び、まだまだなと謙虚になる。本当に地道ですが、それを繰り返していくことが成長であり、大事な事ですね。


かなり長いでした~
(注:文中の太字は、私が勝手につけたものです)

この後はレッスンの方法等、具体的な内容へと対談は進んでいきますが
取りあえず、「初めて受ける生徒さん」に一番判り易い部分を書かせて頂きました。
続きはお教室にいらした時にお読み下さい

キーボードを打ちながら一字一句が心に染み込んで来ました
この内容は、即「指導者」に対しても言える事だと思いました   

私なりに感じた事も書きたいですが
只でさえ長くなっているので今日はやめて置きます

只、一つだけ。

コンペティションを勧めてはおりますが、これが全てという訳では勿論ありません。
ピアノを習う動機は様々です
このようなものには参加しないで
自分のペースで楽しくレッスンを続けてる生徒さんも沢山いらっしゃいます



あっという間に3月ですね

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