観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

カモメがいっぱい

2021-03-06 23:48:07 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

---------------------------------------------------

藤前干潟

今日の満潮時間10時03分 潮位192cm

今日の干潮時間17時23分 潮位 64cm

 

今日は風が強く、鳥たちは飛ぶのも大変そうでした。

海も大荒れで、いつもは海にいるカモメの仲間が内湾へ逃げてきたのでしょうか。

今日はカモメの仲間の飛来数が多かったです。

ユリカモメが干潟の1箇所に集まり、まるで白色の島のように見える場所がありました。

ズグロカモメも多く、50羽以上が飛来していましたが、頭が黒く夏羽になった個体があちこちに観察できました。

なお、干潟にいるアオサギを見ると、くちばしがピンク色になり婚姻色が出ている個体を見られるようになっています。

 

【3月の藤前干潟のイベント】

☆3月14日(日)「藤前干潟野鳥観察会」@稲永ビジターセンター、名古屋市野鳥観察館 ※対象は小学校4~6年生(主催:名古屋市港区保健福祉センター公害対策室、NPO法人藤前干潟を守る会)→詳細はこちら(名古屋市HP)

☆3月20日(土・祝)藤前干潟プロムナード事業「オープニングセレモニー」@野跡コミュニティセンター前(主催:名古屋市港区役所)

ラムサール条約への登録から20周年を迎える2022年に向けて、令和2年度から取り組まれている「藤前干潟プロムナード事業」のオープニングセレモニーが開催されます。

 

☆3月20日(土・祝)さわやかウォーキング「桜の名所荒子川公園からリニア・鉄道館を目指して」(主催:JR東海)

ウォーキングコース:あおなみ線「荒子川公園駅」スタート→荒子川公園→名古屋市野鳥観察館→稲永ビジターセンター→リニア・鉄道館(ゴール・有料)→あおなみ線「金城ふ頭駅」

 

☆3月27日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ1,663、カワウ821、ダイサギ2、コサギ7、アオサギ17、マガモ5、カルガモ14、コガモ1、ヒドリガモ40、オカヨシガモ5、オナガガモ36、ホシハジロ9、キンクロハジロ280、スズガモ150、ホオジロガモ3、ミサゴ4、トビ1、シロチドリ1、ダイゼン37、ハマシギ408、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ410、セグロカモメ12、オオセグロカモメ10、カモメ171、ズグロカモメ53

 

明日の干潮時間 5時31分 潮位140cm、19時17分 潮位 68cm

明日の満潮時間10時55分 潮位175cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芝生を訪れる鳥

2021-03-05 23:25:10 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

---------------------------------------------------

藤前干潟

今日の満潮時間 9時28分 潮位208cm

今日の干潮時間16時10分 潮位 52cm

 

今日は啓蟄。

雨が降っている時間帯が多かったですが、野鳥観察館前の芝生には、頻繁に鳥たちが訪れました。

暖かくなってきて、虫などが増えてきているのでしょうか。

どうやら、どの鳥も土をつついて虫などを探している様子でした。

シロハラ↓。

ムクドリ↓。

立ち止まって背筋を伸ばした瞬間のツグミ↓。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ2,531、カワウ176、ダイサギ1、コサギ15、アオサギ10、マガモ10、カルガモ24、コガモ7、ヒドリガモ18、オカヨシガモ1、オナガガモ42、ホシハジロ11、キンクロハジロ77、スズガモ176、ホオジロガモ2、ミサゴ3、オオタカ1(J)、シロチドリ2、ダイゼン37、ハマシギ570、イソシギ1、ダイシャクシギ3、ユリカモメ793、セグロカモメ32、オオセグロカモメ5、カモメ46、ズグロカモメ9

 

明日の満潮時間10時03分 潮位192cm

明日の干潮時間17時23分 潮位 64cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干潟が広がると

2021-03-04 23:24:07 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

---------------------------------------------------

藤前干潟

今日の満潮時間 8時59分 潮位222cm

今日の干潮時間15時21分 潮位 42cm

 

今日は一時、雨が降りました。

その後は穏やかなお天気でしたが、稲永公園には人影があまりありませんでした。

 

今日の干潮頃の庄内川河口の干潟。広く干出しました。

以前からお知らせしているとおり、この少し上流(写真の右端部分)では、堤防の耐震工事が行われており、堤防の小段(高水敷)は通れません。

干潟が現れて、コサギが護岸のすぐ近くで餌を探していました。

足を水の中で器用に動かして干潟を探っているなと思ったら、素早く魚を捕まえました。

稲永公園のあちこちでは、ツグミが餌を探してピョンピョンと動いては立ち止まっているのを繰り返していました。

 

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ16、カンムリカイツブリ2,844、カワウ54、ダイサギ3、コサギ3、アオサギ13、マガモ15、カルガモ15、コガモ21、ヒドリガモ41、オナガガモ66、ホシハジロ9、キンクロハジロ335、スズガモ261、ミサゴ5、トビ1、シロチドリ1、ダイゼン11、ハマシギ606、ダイシャクシギ3、ユリカモメ231、セグロカモメ23、オオセグロカモメ5、カモメ33、ウミネコ3、ズグロカモメ28

ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、スズメ、キジバト、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、ハシボソガラス、メジロ、シジュウカラ、ムクドリ

 

明日の満潮時間 9時28分 潮位208cm

明日の干潮時間16時10分 潮位 52cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春先の夜の河口では

2021-03-03 22:50:16 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

---------------------------------------------------

藤前干潟

今日の満潮時間 8時31分 潮位233cm

今日の干潮時間14時41分 潮位 36cm

 

今日は午前中は風が強かったですが、午後からは風もやみ、暖かくなりました。

野鳥観察館前のスイセンの花はあっという間に多くが開花し、見頃になっています。

眩しいほどの青空が広がり、その下には干潟も広がりました。本格的な春が近づき、だんだん昼間に広い干潟が現れるようになってきています。

こちらは、野鳥観察館の玄関前のピラカンサ。先週まではまだ赤い実が残っていたのですが、遂に実がなくなりました。ヒヨドリやシロハラ、ジョウビタキが頻繁に来ていたのですが、もう今季はここには来てくれないかな。

 

そして、一昨日(3月1日)の夜、藤前干潟の河口で見られた光景をご紹介します。

この日は中潮。満潮後の引き潮の時間帯に、水中を細長いものがいっぱいうごめいていました。

これはヤマトカワゴカイの生殖群泳と呼ばれるものです。

普段は干潟の泥の中に生息しているヤマトカワゴカイですが、春先の今の時期(2~3月)の大潮(またはその前後)の夜に一斉に水中を泳ぎ(生殖群泳)、産卵するそうです。(生殖群泳は釣り用語で「バチ抜け」とも呼ばれます。)

緑色っぽいのが卵を持っているメス、ピンク色っぽいのがオスだそうです。

こんなに多くのヤマトカワゴカイが集まる生殖群泳を見たのは初めてで、幸運な日でした。

近年、藤前干潟の観察会などでは泥の中からなかなかゴカイをみつけられず、ゴカイは昔よりもかなり減っていると言われています。

こんなたくさんのゴカイがどこから現れたのだろうと不思議に思うとともに、まだゴカイがいなくなったわけではないのだろうと知ることができて少し嬉しく思いました。

また、毎年この生殖群泳を確認している方は、今年もこの光景が見られて安心したとおっしゃっていました。

来年以降もこのような光景が見続けられるようにと願います。

 

動画でもご紹介しています↓。

ヤマトカワゴカイの生殖群泳

 

 

最後に小学4~6年生対象の野鳥イベントのご紹介です。

3月14日(日)に藤前干潟(稲永ビジターセンター・名古屋市野鳥観察館)で野鳥観察会が開催されます。

飛行機の模型を作りながら鳥が飛ぶ仕組みを学んだ後、藤前干潟の野鳥観察を行います。

まだまだ参加者募集中です。

ぜひご応募ください。→詳細はこちら(名古屋市HP)

★3月14日(日)「藤前干潟野鳥観察会」@稲永ビジターセンター、名古屋市野鳥観察館(主催:名古屋市港区保健福祉センター公害対策室、NPO法人藤前干潟を守る会)

今日観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ1,292、カワウ57、ダイサギ1、コサギ2、アオサギ28、マガモ17、カルガモ43、コガモ7、ヒドリガモ32、オナガガモ27、ホシハジロ10、キンクロハジロ156、スズガモ57、ホオジロガモ5、ミサゴ3、シロチドリ2、ダイゼン36、ハマシギ494、アオアシシギ5、ダイシャクシギ2、ユリカモメ306、セグロカモメ22、オオセグロカモメ5、カモメ71、ズグロカモメ25

 

明日の満潮時間 8時59分 潮位222cm

明日の干潮時間15時21分 潮位 42cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の嵐

2021-03-02 23:33:03 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

---------------------------------------------------

藤前干潟

今日の満潮時間 8時02分 潮位240cm

今日の干潮時間14時04分 潮位 36cm

 

3月に入りましたね。

しかし、今日の午前中は雨、風がともに強く大荒れのお天気でした。

寒くはなかったものの、この嵐の中、野鳥観察館の前では、ドバト2羽が片方の翼をあげて雨を受けて、雨浴をしていました。

気持ち良いのでしょうか。ドバトにとっては恵みの雨だったようです。

 

2月27日に観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ1,107、カワウ351、ダイサギ2、コサギ2、アオサギ3、マガモ49、カルガモ68、コガモ3、オカヨシガモ1、ヒドリガモ23、オナガガモ2、ホシハジロ7、キンクロハジロ45、スズガモ22、ホオジロガモ2、ミサゴ7、トビ1、シロチドリ9、ダイゼン25、ハマシギ798、イソシギ1、ダイシャクシギ2、ユリカモメ86、セグロカモメ18、オオセグロカモメ7、カモメ41、ズグロカモメ22 

 

明日の満潮時間 8時31分 潮位233cm

明日の干潮時間14時41分 潮位 36cm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする