自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
ブルース・スプリングスティーン フィラデルフィア1984.9.18 パート1
BORN IN THE U.S.A.ツアーでのライブのブートCDを聴いての感想です。
ライブはボーン・イン・ザ・U.S.A.から始まる。
この曲はいつもながらテンションが高い。
この曲を聴くといろいろな事を思い出す。
僕の人生に良くも悪くも大きな影響を与えてくれた。
それぞれの人にそれぞれのボーン・イン・ザ・U.S.A.があるのだと思う。
そしてOUT IN THE STREETSに続く。
ライブでこの曲が演奏されると、ライブに来ている事を実感するのだろう。
それからアルバム「NEBRASKA」のセットになる。
僕は「NEBRASKA」の良さを今になってわかってきた。
以前はライブが盛り上がっている所で暗い曲になり
がっかりして退屈に感じていた。
でも、最近はこれらの曲のうっせきした力の様なものを感じる。
これもロックなのだと。
そしてBORN IN THE U.S.A.の曲に戻り
DARLINGTON COUNTYの開き直ったルースなノリがいい。
このルースな感じがこのツアーの特徴だと思う。
ブルースはいつも話がうまい。
今日はブルースがベースボール・プレーヤーだった話。
僕は話に引き込まれ楽しんでいた。
楽しかったグローリーデイズを話していた。
僕にはそんな時は無かったけれど楽しい話だった。
BORN IN THE U.S.A.ツアーでは特にブルースの話が効果的に感じる。
そしてTHE PROMISED LANDにもゆとりを感じた。
必死にぶつかった時を経験して、今はそれを乗り越えた。
それでも今もあの時の気持ちは持っている。
そんな風に僕は感じた。
そしてBADLAND、THUNDER ROADへと続く。
THUNDER ROADでの観客の合唱が凄かった。
音の録り方もあるのだろうけれど、
さすがフィラデルフィアの観客だと思った。
ブルース・スプリングスティーンのライブ、
それぞれの年代でそれぞれいいところがあると思う。
このBORN IN THE U.S.A.ツアーではいろいろあっただろうけれど、
開き直るゆとりがあると感じた。
それにしても僕はやはりBORN IN THE U.S.A.ツアーには同じ年代を生きた
リアルタイムでの感覚が強くある。
良くも悪くも強い影響を受けた。
僕の核となっているライブツアーだ。
このライブの後半2nd setの感想はまた後で書きます。
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