自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
デイブ・マーシュ著「ブルース・スプリングスティーン 明日なき暴走」
僕の追いかけてきたブルース・スプリングスティーンの伝記、批評本。
僕がこの本を読み終えて思ったのは、
ブルース・スプリングスティーンはロックンロールを通じて、
生きているという実感をつかもうとしてきたのだと思う。
そして僕はブルース・スプリングスティーンの音楽を通じて、
僕は生きているという実感をつかもうとしてきたのだと。
ブルースはギターを手にしてその弾き方を学びながら生き方を学んだ。
僕はブルースに出会って彼らを追いかけながら、
いろいろなこころある人たちに出会い、生きる楽しみ、うれしさを知った。
ブルースも結構自分勝手な面もあると、この本を読んでいても感じたが、
少なくとも自分にも相手にも一生懸命に考えて動いてきた。
その積み重ねが彼の音楽、ライブを通して、自分を表現出来るようになり、
多くの理解者を得ることが出来たのだと思う。
そして僕は彼らの音楽、特にライブに出会うと、僕は生きていると感じられた。
ブルース・スプリングスティーンに出会う前の僕は、
何に対しても冷めた感じしか持てなかった。
真面目で反抗はしなかったが。
それが楽しいことを楽しいと言えるようになったのは、
ブルースを追いかけてこられたからだと、
この本を読み終えた今感じている。
ブルース・スプリングスティーンに出会えてよかった。
これからも僕はブルース・スプリングスティーンが好きだと言い続けよう。
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