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ハングリー・ハート

久しぶりにブルース・スプリングスティーンのアルバム「ザ・リバー」を聴いた。
いつもの様にその中の曲「ハングリー・ハート」をライブ会場で観客の一人になったつもりで、
僕は歌っていた。

皆が飢えた心を持っている
皆が飢えた心を持っている
働いてお金を貯めて、
自分の役割を演じながら
皆さみしいんだ

誰もが心を休める場所が必要だ
誰もが家庭を持ちたいんだ
誰が何と言おうと、
皆一人きりになりたくないんだ

文章にするとすごく悲しい歌詞だが、
これを大声で歌う。
そこにブルース・スプリングスティーンの真髄があると僕は思う。

一言で言えば開き直りだが、
全ての事は分かっている。
でも、それでも、分かっている。それでも、
俺は人の心を信じている。

このブルース・スプリングスティーンのポジティブさに僕はどれだけ救われたか。
僕の信頼している人の言葉
「バカになる」
にも通じると思う。


僕が家庭を持たない代わりに居場所にしようとしてきた場。
もう少し穏やかに、
行く辞めるでなく
負担にならない楽な位置で行ってみようかなと思っている。
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