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「12-12-12/ニューヨーク、奇跡のライブ」 映画の感想

僕が掃除しているショッピングセンターの映画館で
12-12-12というアメリカ・ニューヨーク周辺を襲った
ハリケーン、サンディーの救援チャリティーライブのドキュメンタリー映画を観た。
まず何よりも第一に僕はとても貴重な体験をした。
僕の観た映画のスクリーンの部屋は観客が僕一人だけ。
一人で映画館を独占貸切り状態で映画を観ました。
後にも先にも僕の人生で一回だけの体験かもしれません。

映画自体は中途半端な視点に感じて完全なライブ映画にした方が良かったのではと僕は思いました。
それでも僕の好きなブルース・スプリングスティーンが映画でもライブでも一番先に登場して、
僕のテンションは一気に高まりました。
やはりブルースはかっこいい。
ブルースのアップの映像に見とれていました。
そして「My City Of Ruins」で”Come On Rise Up"と映画館で僕一人だけなので
スクリーンに向かって観客と一緒に叫びました。
久しぶりに興奮して僕の頭の毛細血管が何本か切れました。
やはりライブはいいです。

今日は仕事で疲れて気分も良くなかったのですが、
そんな嫌な気分は吹っ飛びました。
うれしかったのがライブ会場のマディソン・スクエア・ガーデンが上空から、地上の外から、会場の中と、
いろいろな映像で観れました。
この前コネチカットに行った時は乗り換えでマディソン・スクエア・ガーデンの下に居たのですが、
疲れて雨だったので地上に上がりませんでした。
やはりマディソン・スクエア・ガーデンでブルース・スプリングスティーンのライブを観たい。
ニュージャージーで観るのとふたつが僕の最後の目標だと思います。
いや日本でも観なければ。
まだまだ僕は老けるのは早い。頑張ろうと思いました。

映画ではブルース・スプリングスティーンとビリー・ジョエルがやはりニューヨークのシンボル的なのか
多く扱われていました。
この映画のライブはいろいろな大御所が参加していましたが、僕は何と言っても
ローリング・ストーンズが良かったです。ノリと勢いで「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」最高でした。
すごく観ていて楽しかったです。

そして映画の中で清掃作業員がコメントしていたのですが清掃作業員を英語で「sanitater」と言うのが分かったので、
今度アメリカに行って仕事を聞かれたら「sanitater」だと言おうかと思います。
前は「cleaning job」と言ったら入国審査官がフンと鼻高くしていたけど僕は堂々と答えたのを思い出しました。

エリック・クラプトンのギターもポール・マッカートニーもさすがでした。
ボン・ジョビも盛り上がっていました。
どうも僕はアメリカのチャリティー物は何となく抵抗があるので、
ただライブを観たかったなと言うのが僕の感想です。

映画の最後にローリング・ストーンズの曲、そしてエリック・クラプトンの曲が
エンドロールと伴に音が流れましたが、
クラプトンの曲、アンプラグドで演奏していた曲でしたが、その歌詞
「Nobody knows when you are down and out」
「自分がふてくされてつまらなくしてたら、誰も相手してくれないよ」
にそうだな僕も今、そうなりかけているな。気をつけようと思いました。
それにしても一人で映画館を独占貸切りでの鑑賞。楽しかったです。
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