自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
ブルース・スプリングスティーン「Blood Brothers」感想
俺たちはお山の大将の遊びをしていたに過ぎなかった
世界の現実がこの丘にも攻めて来た。
そして俺たちはただの女性と男性に過ぎなかった
今はもう多くの時が流れ、思い出は薄れていく
俺たちは俺たちの多くの道を進んだ。そしてチャンスに賭けた
脇に立ちお互いのために戦った
俺たちは死ぬまでずっと血を分けた兄弟だと誓った
今この世界の厳しさがじわじわとお前の夢を削っていく
俺たちが立てた約束は愚か者のたわ言になっていく
そしてかつては黒と白で分かれていたものが灰色の形になっていく
俺たちは自分たちを見失っていく、やるべき仕事や払う借金で
そして進み進み進み続ける、援護も無しに
誰も一緒にいてくれないで走っている。俺のブラッド・ブラザーズよ
死者の館を通り過ぎて、路に倒れている者を乗り越えて
ずっと前へ進み続ける、決して後ろを振り返らずに
そして今、この路にいる
今夜この路にいる
目を閉じると多くの友達が僕の周りにいるのを感じる
夕暮れの明かりの中で
そして僕たちが通って来た道のり
そして勝ったり負けたりした闘い
僕たちは多くの道のりを旅して来た
渡るべき多くの川を渡って来た
そして僕は神に強さを与えてくれるように願う
そしてお互いの信頼も
今夜は進むのに良い夜だから
川を渡って向こう側へ進むのに
僕のブラッド・ブラザーズよ
デビット・ボウイが亡くなった。
僕はあまり彼のことを知らない。
映画「戦場のメリークリスマス」が先に浮かぶミーハーファンだけど。
でも彼からの多くの影響が僕にも周り周って僕にもあるのだと思う。
人はいつか死ぬもの。
人は死して記憶を残すのだと思う。
僕が今月末に行くブルース・スプリングスティーンのコンサートで、
「Blood Brothers」を彼らが演奏するような、して欲しい気持ちがしたので
僕なりに和訳してみました。
やはり行ける時に行く。観れる時に観る。
先には何があるかわからないからと思いました。
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