自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
ニューヨーク9.11とブルース・スプリングスティーン「THE RISING」との僕の中での関係
ニューヨーク多発テロ9.11から今年で15年になるというのを聞いた。
僕はまだほんの2,3年前のような気がする。
亡くなられた方、その家族、友人の喪失感は大変なものだと思う。
またアメリカの象徴のようなものだったワールド・トレード・センター・ビルが無くなったというショックもとても大きかっただろうと思う。
それを受けてブルース・スプリングスティーンがアルバム「THE RISING」を作り、発表した。
今聴くとその深い意味を感じることが出来るのだけれど、
当時の僕は正直なところ、そう思えなかった。
これは僕の個人的な意見だけれど僕はいまだに解決出来ないでいる。
9.11後アメリカは良い意味にも悪い意味にもひとつにまとまり、当時の大統領の支持率は90パーセント位になったと記憶している。
そしてテロリスト撲滅の為にということでアフガニスタン侵攻にアメリカは向かって行った。
力には力で対抗する。まさに僕が思っているアメリカ的な行動に出た。
当時僕は機会が平等に与えられるという理想を持つアメリカが好きだったけれど、
一方でアメリカは世界中で一番だ。アメリカは世界の警察だみたいな傲慢な態度が気になっていた。
その後の結果として首謀者ビン・ラディンは殺害したけれど、さらにイラクも攻撃した。
僕は少なくともイラク攻撃は間違っていたと思う。
そんなタイミングでブルース・スプリングスティーンのアルバム「THE RISING」が出たので、
僕には素直に聴くのには抵抗があった。
ブルース・スプリングスティーンもアフガニスタン侵攻を支持していると僕は思ってしまったのでアルバムを聴くのにも抵抗があった。
アルバムには犠牲者やその家族などが描かれたり、今まで毎日観ていた景色が変わってしまったとか、献身的な消防士の姿も描かれていた。
そしてでもさあ立ち上がろうと鼓舞する曲。
そしてアフガニスタンの民族音楽まで入れられていた。
でも僕はブルースもアフガン侵攻を支持しているのかと思い、アルバムをよく聴く前に拒絶反応を起こしてしまった。
それこそ当時盛り上がっていたブルース・スプリングスティーン来日懇願運動にも僕は参加しなかった。
僕にとってはあの時にブルース・スプリングスティーンが来日していたら観に行ったかも疑問だった。
僕はブルース・スプリングスティーンは僕の中では典型的な善良なアメリカ人というイメージが当時はあった。
良い事は良い。悪い事は悪い。やられればやり返す。アメリカが世界で一番優れていると。
ちょうど「BORN IN THE U.S.A.」で誤解されたアメリカが絶対一番なのだと信じ切っているような。
それが僕の中でよみがえってしまった。
僕の中の事実はこういうところなので、僕はアルバム「THE RISING」は当時は素直に聴けませんでした。
今これからは普遍的なものとして聴けるのかなとは思いますが。
僕にとってのブルース・スプリングスティーン「THE RISING」はこういうアルバムです。
僕はまだほんの2,3年前のような気がする。
亡くなられた方、その家族、友人の喪失感は大変なものだと思う。
またアメリカの象徴のようなものだったワールド・トレード・センター・ビルが無くなったというショックもとても大きかっただろうと思う。
それを受けてブルース・スプリングスティーンがアルバム「THE RISING」を作り、発表した。
今聴くとその深い意味を感じることが出来るのだけれど、
当時の僕は正直なところ、そう思えなかった。
これは僕の個人的な意見だけれど僕はいまだに解決出来ないでいる。
9.11後アメリカは良い意味にも悪い意味にもひとつにまとまり、当時の大統領の支持率は90パーセント位になったと記憶している。
そしてテロリスト撲滅の為にということでアフガニスタン侵攻にアメリカは向かって行った。
力には力で対抗する。まさに僕が思っているアメリカ的な行動に出た。
当時僕は機会が平等に与えられるという理想を持つアメリカが好きだったけれど、
一方でアメリカは世界中で一番だ。アメリカは世界の警察だみたいな傲慢な態度が気になっていた。
その後の結果として首謀者ビン・ラディンは殺害したけれど、さらにイラクも攻撃した。
僕は少なくともイラク攻撃は間違っていたと思う。
そんなタイミングでブルース・スプリングスティーンのアルバム「THE RISING」が出たので、
僕には素直に聴くのには抵抗があった。
ブルース・スプリングスティーンもアフガニスタン侵攻を支持していると僕は思ってしまったのでアルバムを聴くのにも抵抗があった。
アルバムには犠牲者やその家族などが描かれたり、今まで毎日観ていた景色が変わってしまったとか、献身的な消防士の姿も描かれていた。
そしてでもさあ立ち上がろうと鼓舞する曲。
そしてアフガニスタンの民族音楽まで入れられていた。
でも僕はブルースもアフガン侵攻を支持しているのかと思い、アルバムをよく聴く前に拒絶反応を起こしてしまった。
それこそ当時盛り上がっていたブルース・スプリングスティーン来日懇願運動にも僕は参加しなかった。
僕にとってはあの時にブルース・スプリングスティーンが来日していたら観に行ったかも疑問だった。
僕はブルース・スプリングスティーンは僕の中では典型的な善良なアメリカ人というイメージが当時はあった。
良い事は良い。悪い事は悪い。やられればやり返す。アメリカが世界で一番優れていると。
ちょうど「BORN IN THE U.S.A.」で誤解されたアメリカが絶対一番なのだと信じ切っているような。
それが僕の中でよみがえってしまった。
僕の中の事実はこういうところなので、僕はアルバム「THE RISING」は当時は素直に聴けませんでした。
今これからは普遍的なものとして聴けるのかなとは思いますが。
僕にとってのブルース・スプリングスティーン「THE RISING」はこういうアルバムです。
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