自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
「分人」の生き方
今朝は布団から起き上がれなかった。ずっと寝ていたかった。
どうも僕が作ったブルース・スプリングスティーンのライブ観戦の小冊子の反応があまり良くないように感じる。でも取りあえず12月のサンフランシスコに行くことに照準を合わせようと思った。そうだな。僕はブルース・スプリングスティーンのライブに行く準備を楽しみながらすることに重点を置こう。今回ニューヨークに行って皆が話していた英語がほとんど聞き取れなかった。英語をもっと勉強して一緒に成ったブルース・スプリングスティーンのファンの人と話し合えたら更に楽しく成るだろうと思う。
そこで僕はこれからの浦河での生活は「分人」として生活しようと考えた。平野啓一郎さんの本に載っていた「分人」という考え方。
「ブルース・スプリングスティーンを追いかける」僕、「浦河でみんなといる」僕、「オリーブハウスで当事者研究をする」僕、「東京でいろいろ話す」僕、「津田沼教会でみなさんとイエスさまといる」僕、それぞれの僕が共存出来るかもしれない。
僕はずっと浦河に居続けると思うと心配に成るけれど、ニューヨークに行って楽しかったと思い出す僕と浦河でみんなと居る僕とそれぞれを使い分ければいい。
ちょうど読む本を変えるようにその時間その時間で違う自分に成る。それが僕が浦河で生活していく方法かなと思う。
それとわずかの人だけど僕が今まで知り合えた友だちを大切にしたい。僕が思っている以上に僕のことを気にしてくれていると最近分かって来た。その友だちと会う僕が一番好きな僕かもしれない。東京や千葉に居るのはわずかな時間かもしれないけれどとても貴重な時間だ。
今はインターネットもあり違う場所へすぐに飛んで行ける。浦河にいる僕はまだ途上なのだ、これからまだ先があるのだ。
「分人」の考え方をすれば僕は浦河に楽な気持ちで居られる。
僕のオリーブハウスの部屋が「分人」管制室だ。ここでそれぞれの「分人」に成る指令を僕に出すのだ。
何か楽しく成って来た。僕はここで「分人」となる実験をしようと思う。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )