落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

キナ臭い世界

2006年07月13日 | 政治・外交
 パレスチナ・イスラエル紛争は小泉首相の提案も即効性はなくエスカレートをしてきている。
 その上、イスラエルはレバノンにも侵攻するというニュースがあった。背景にあるキリスト教・イスラム教の歴史的な宗教戦争がいまも続き国民を苦しめる。平和(?)日本では想像を絶し、なかなか理解できない。

 9日インドが長距離弾道ミサイル「アグニ3」の発射実験を初めて実施した。中国中部を射程に入れるミサイルだが、目標地点まで到達せず、実験は事実上失敗した。(7月11日産経)
 その2日後インドのムンバイで列車テロがあり死者183人、負傷者700人以上という。ミサイル実験と関連があるのかないのかわからないが、これまた不穏な動きだ。

 北ミサイル発射に対する国連非難決議案は中露が反対し、時間が経つにつれ軟化し、理事国が拒否権を発動できる国連の限界がはっきりしてきた。かつて条約破棄を平気でしたロシア、朝鮮半島を併呑にしたい中共、日本は何処まで強硬論を主張できるだろうか。