落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

「富田メモ」騒ぎ

2006年07月24日 | 政治・外交
 日経新聞が20日付紙面で、昭和天皇がA級戦犯の靖国神社への合祀(ごうし)を契機に参拝を見送ったとするメモについての報道が様々な波紋を広げネットを賑わしている。
 これは明らかに捏造じゃないか、どこを見てるんだというweb記事があった。
 報道された記事は、部分的なもので、その文の前に発言者を示す文言があるのにそれはカットし、藤尾氏の発言をあたかも昭和天皇のご発言のように作ったのだ。

 前にもあったが どうしたのだろう
 中曽根の靖国参拝もあったが
 藤尾(文相)の発言。
 =奥野は藤尾と違うと思うがバランス感覚の事と思う、単純な復古ではないとも。

 私は或る時に、A級が合祀され、その上、松岡、白取までもが、
 筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが松平の子の今の宮司がどう考えたのか
 易々と松平は平和に強い考えがあったと思うのに、親の心子知らずと思っている
 だから 私あれ以来参拝していない。それが私の心だ。

(太字がカットされたところ)

 明らかにある意図を持って故意にやったと思われる。
 実際写真を見るとインクの色も新しく、字体も微妙に異なっている。
 この報道を基にして媚中派加藤紘一氏は得々としてTVで分祀論を説いたとか、恥ずかしい限り。
 日経新聞社には火炎瓶まで放り込まれたという。(幸い不発だったそうだが)
 なにやらこの間の永田メールのようなお粗末さだ。企図した人物(あるいは組織)はほくそ笑んでいるのではないか。