落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

大相撲名古屋場所14日目 朝青龍17回目の優勝

2006年07月22日 | 日常・身辺
 出島(叩き込み)玉乃島
 出島立ち会い変化し玉乃島を叩き込んだ。玉乃島憮然とした表情で出島を睨みつけたが後の祭り。
 好調玉乃島3敗目、出島この一番で勝ち越し。

 安馬(送り出し)土佐ノ海
 右上手から土佐ノ海の左腰に取り付き、重い土佐ノ海を持ち上げて送り出す。いつもながら精一杯の相撲で沸かせる。

 把瑠都(小股掬い)玉春日
 把瑠都大きな体だが、右上手で今日は頭を付けていく作戦。左手で玉春日の左足を掬う。レスリング的な一番で勝ち越す。

 琴奨菊(寄り切り)白露山
 右上手で2度まで土俵際まで追い詰めるが押しきれず、3度目に寄り切る。

 旭鷲山(叩き込み)北勝力
 旭鷲山立ち会いで左へ変化、北勝力あっけなく落ちる。

 稀勢の里(寄り切り)露鵬
 右がっぷり4つになる。力強く露鵬を寄り切る。二十歳の新三役で勝ち越す。将来が限りなく楽しみ。

 雅山(叩き込み)琴光喜
 激しい突っ張り合いのあと雅山が叩き込む。9勝目をあげ明日好調玉乃島を破れば念願の10勝目に達する。

 白鵬(上手投げ)魁皇
 激しい突っ張りの攻防があり、白鵬左上手をとり、まわりながら魁皇の頭を押さえつけ投げをうつと魁皇の巨体が落ちた。白鵬の集中心は素晴らしく、21歳の若者とは思えない。2敗を堅持。明日朝青龍にどこまで食い下がれるか楽しみ。

 黒海(突き落とし)栃東
 黒海の突っ張りがさえた。膝に故障のある栃東には無理。黒海10勝目。
 
 琴欧州(叩き込み)普天王
 突っ張り合いのあと、琴欧州膝が悪いながらも長身を活かし普天王を叩き込む。琴欧州、明日に勝ち越しを賭ける。

 朝青龍(寄り切り)千代大海
 左四つで千代大海を捕まえたあとはもう朝青龍のもの。千秋楽を待たず優勝を決めた。
 休場明けの名古屋場所、右肘が万全ではなかったが、今日まで全勝し17回目の優勝を決めた。
 後半大関陣が次々と脱落する中、スピードと技術、集中力は並外れている。