落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

大相撲なか日

2006年07月16日 | 日常・身辺
 栃東-露鵬
 休場明け栃東に不戦勝のプレゼント。左足膝のケガにもかかわらず全勝で迎えた中日、対戦相手の露鵬は昨日の事件で出場停止になった。後半星のつぶし合いが始まるが引き続き健闘してほしい。

 琴欧州-魁皇
 寄り切って2敗を守った。こちらも膝の故障にもかかわらず頑張っている。魁皇は昨日稀勢の里に敗れ、糸が切れたのか元気がなかった。

 雅山-琴奨菊
 雅山5歩に星を戻す。久しぶりに高々と右手を挙げて勝ち名乗りを受けた。諦めず大関復帰を。

 琴光喜-把瑠都
 琴光喜は昨日把瑠都に勝った普天王の一戦を参考にしたそうだ。しかし、把瑠都は立ち会い負けしたのか足が滑ってあっけなく前に落ちた。把瑠都の悪びれず(俺もまだまだだなぁ)という表情がよかった。

 白鵬-稀勢の里
 新鋭稀勢の里に期待して見ているが、後半きっちり自分の体勢にして寄り切る白鵬はさすがだ。しかし稀勢の里いつかは並び立つものと思う。

おかしくなってきた相撲道

2006年07月16日 | 日常・身辺
 礼に始まって礼に終わる。日本武道のいいところ。だが今場所相撲道にもとる仕草が目立つ。

 7日目の千代大海-露鵬は勝負の後、口論になった。千代大海が押し出した後「何だコラ」といったのが原因とか。露鵬は切れてしまいそのあとカメラマンに暴力をふるったり窓ガラスを割ったりした。

 同じく白鵬-垣添 白鵬、ちょっと張り手が多くないか。禁じ手ではないものの、余り多用すると品位に欠ける。下位に対しては堂々とまっ向勝負で下して欲しい。

 4日目白露山-把瑠都 白露山の変わりぎみ上手出し投げで把瑠都はばったり落ちた。起き上がって定位置に戻るときの把瑠都は(まともに勝負せい)といった風情で白露山を睨めつけていた。

 何処の世界も指導者さえも世代交代が進んでいる。ルールになければやっていいということではない。良い伝統は守って欲しい。