落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

低下する危険予知

2006年08月02日 | 世相
 夏休みに入って間もないというのに、排水溝に少女が吸い込まれるという悲惨なプール事故が起きた。
 S社エレベータ、ビルの回転扉、列車事故、砂浜陥没等々、何か事故が起き犠牲者が出ないと対策が出来ないというパターンがもう定着してしまったかのようだ。

 以前勤めていた事業所では、労災事故を防止するため頻繁に危険予知訓練というものを行っていた。職場の周りに安全を脅かすものがないか、危険な行動はないかなどをチェックする。そのようにしていても何年に一回かは事故が発生する。

 排水溝の蓋が外れていたとかボルトが緩んでいたとかいうのは初歩的なチェックで防止できるものなのに、これも平和ボケの一種だろうか。