落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

大相撲大阪場所・初日

2007年03月11日 | 日常・身辺
 黒海(寄り切り)露鵬
 グルジアのサーカシビリ大統領の御前で快勝。こんな黒海は初めて見たように思う。政治の世界では資源戦争でロシア・プーチンのグルジア苛めが著しい。大統領の喜ぶ顔が映し出されていたが、溜飲をさげられたかも。いやスポーツに政治を持ち込んではいけない。

 栃東(押し出し)朝赤龍
 今場所の前半戦に賭け進退を決めるという。出来上がりは70,80%とのこと。それを裏付けるように快勝。

 魁皇(寄り切り)旭天鵬
 テーピングもなく、身体もよく動いているように見受けた。云うこと無しの快勝、今場所は楽しみ。

 豊ノ島(下手投げ)琴欧州
 カッコいい鮮やかな水色のまわし、小柄な豊ノ島が長身の琴欧州を下手投げに破った。作戦通りという、相撲の醍醐味を見せてもらった。

 稀勢の里(突き落とし)白鵬
 稀勢の里先場所より番付を落としたがそんなことは気にせず自分の相撲を取っている。白鵬黒星スタート。

 安馬(寄り切り)千代大海
 安馬の立ち会いが素晴らしい。千代大海完敗、黒星スタート。

 時天空(送り倒し)朝青龍
 西小結時天空は「右四つ」が作戦だったらしいが、そうはならずなんと後ろに回り込み横綱を捕まえてしまった。もうこうなればいくら横綱でも無理だった。豊ノ島同様、戦略を持って臨めばなんとかなるという見本のように思う。インタビューではまだ顔も緊張したまま、横綱を倒すのは如何に大変なことかが感じられた。
 初日から座布団乱舞の大波乱で今場所は面白くなりそうだ。

火事

2007年03月11日 | 日常・身辺
 団地の掃除当番の日、作業しながら階下の奥さんが「この団地で先週火事があったのよ」と教えてくれた。すぐ傍に交差点があってその先には消防署があり日に何度となくサイレンを鳴らして出動していくところなので、火事は承知していたがまさか我が団地とは知らなかった。
 掃除の後、見に行った。最上階(5階)で窓ガラスはなくなり、そこだけ真っ黒になった部屋が覗いていた。ベランダの手すりはひん曲がり無惨な姿になっていた。隣家にもすす黒い煤が広がっているが類焼は免れた。築30年以上の古い公団仕様の団地だが、わりにこぎれいに保たれてきいるので、よけいに異様な状態が際だつ。噂では独り暮らし64歳男性の自殺らしいとも云う。その前日、いつもと違って灯油タンクを持って上がる姿が目撃されたらしい。ベランダや外壁は共有部分なので修理をどうするのか自治会でもめているとのこと。

 独り暮らし64歳とは自分ともよく似た年代だ。さして面白くない世の中だが、生き方によっては孤独や閉塞感に苛まれて負けてしまう人もあるということだろう。