落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

ジャスミンの香り

2011年02月25日 | 政治・外交
チェニジアに端を発した反政府革命は、チェニジアの代表的な花の名を冠して「ジャスミン革命」と呼ばれるようになった。
エジプトからリビアに飛び火した反政府運動は、多数の死者が出るようになった。
シナでは、インターネット規制で、「ジャスミン」「リビア」などのキーワードを打っても検索できないという。しかし、運動家は知恵を働かし、謎解きのようなキーワードで情報伝達に努めている。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成23年(2011)2月24日(木曜日)貳
通巻第3248号 (特大号)
http://www.melma.com/backnumber_45206_5114965/

「中国のジャスミン革命」を呼びかけて第2弾集会は27日
カダフィは「中国の天安門の再現をやる」(大虐殺で反対派を封じ込めるゾ)


 せっかくカダフィが「中国の弾圧手段を援用し、リビアでも天安門の再現をやる。最後の弾丸が尽きるまで」と獅子吼した。テレビで演説し、しかしカダフィは傘をさしていた。
 中国は、このカダフィ、リビアの語彙をネットから消した。
 さて「中国にもジャスミン革命を!」「中国に人権はない」「立ち上がろう」とネットで呼びかけ合い、2月20日には中国各地13都市で集会らしき若者の集まりがあったが、たちまち警察、公安スパイ、私服の警戒網に引っかかってしまった。
 「ジャスミン(茉莉茶)」と打っても検索エンジンから消えている。
 ところが、ネット世代は、この言論封殺の網をかいくぐる術を編み出した。集会の呼びかけは「両会」である。全人代と政商総会が三月に同時開催されるが、この両方の会合を「両会」とよび、それにひっかけている。  次の日曜日に中国全土18都市で集会が予定されている。
 ちなみに「天安門事件」は「88」と入れる。8x8=64 つまり「六四」とは、1989年6月4日におきた天安門事件の虐殺を意味するからである。
 27日、何が起きるか?


27日(日)は何が起きるか、第二の天安門事件が起きるのだろうか。
シナは久しく経済バブルで崩壊するとよく云われてきたが、それより先に反政府運動で崩壊するのだろうか。
願わくば、ソ連崩壊のように独立国家共同体のようになればと思うが、チベット、ウイグル、モンゴルなどにそのような下地があるのかどうか。

台湾のお土産にジャスミン茶を貰ったことがある。
ジャスミンの香りがする紅茶のようで美味しい。
でも日本は有り難いことに何処でも安心して水が飲める。それでいれた緑茶、抹茶の香りが最高。