一つ前の原稿で、書ききれなかったことがある。
詐欺まがい、詐術という言葉を使ったが、実のところまっとうなことなど最近のご時世にはなくて、ギミックの塊のような、いってみれば「公然たる」作為のような事柄が多い。
本来ならCDだけを売ればいいものを、何かと抱き合わせで売るなども、ノーマルとは言い難いのだが、佐村河内守氏が、楽曲を売りたいと考えてあれこれと策を講じることは、その延長であっただろう。
自分では書かずに、さも自分が書いたように見せるというのは、皆で吊し上げるほどには悪辣ではない。売るための方法論であると相互が納得していれば、良いのだ。
犯罪を構成するわけでもない。聴く側に迷惑が及ぶものでもない。それはフィギュアスケートの高橋クンの発言であきらかだ。
問題があるとしたら、著作権が誰に帰属するのかといったことぐらいだろう。
今回のこの大人の寓話のような話は、作家の筆名、芸能人の芸名程度の話しかもしれない。日本人なのに横文字の名前を付けるのはOKなのか?
そのうち、ロボット、作曲マシンが作った曲を自作という時代がやってきたときに、この話しは、昔の笑い話のように思い出される程度のことではないかとも思う。
詐欺まがい、詐術という言葉を使ったが、実のところまっとうなことなど最近のご時世にはなくて、ギミックの塊のような、いってみれば「公然たる」作為のような事柄が多い。
本来ならCDだけを売ればいいものを、何かと抱き合わせで売るなども、ノーマルとは言い難いのだが、佐村河内守氏が、楽曲を売りたいと考えてあれこれと策を講じることは、その延長であっただろう。
自分では書かずに、さも自分が書いたように見せるというのは、皆で吊し上げるほどには悪辣ではない。売るための方法論であると相互が納得していれば、良いのだ。
犯罪を構成するわけでもない。聴く側に迷惑が及ぶものでもない。それはフィギュアスケートの高橋クンの発言であきらかだ。
問題があるとしたら、著作権が誰に帰属するのかといったことぐらいだろう。
今回のこの大人の寓話のような話は、作家の筆名、芸能人の芸名程度の話しかもしれない。日本人なのに横文字の名前を付けるのはOKなのか?
そのうち、ロボット、作曲マシンが作った曲を自作という時代がやってきたときに、この話しは、昔の笑い話のように思い出される程度のことではないかとも思う。