普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

西ナイル熱?

2012-08-30 09:58:42 | 普通な人々<的>な
西ナイル熱がアメリカで流行しているらしい。

電波メディアではほとんど触れないが、それなりの流行のようだ。

西ナイル熱といっても、名前から言えばアフリカ由来の熱病ということはわかるが、どんなものなのか良くわからない。

ウィキなどで調べると「1937年にウガンダの西ナイル地方で初めて確認され、日本脳炎ウイルスと同じ属のウィルスによる感染症」だそうだ。

アフリカの熱病というと日本人の我々は「黄熱病」と野口英世博士を思い出すが、症状は別としてやはり同じウィルス属のもので、蚊による感染拡大なども「黄熱病」と同じようだ。

感染しても発症するのは20%だが、発症してからの死亡率は20%以上と高い。

アフリカ由来の風土病のような熱病が、なぜアメリカに? という疑問の答えは、世界が狭くなったということに尽きるだろう。人の移動は航空機であっという間だ。

西ナイル熱は鳥が運び蚊などが媒介するらしい。鳥といえば「鳥インフルエンザ」があるが、こちらも忘れられた感があるが、年に数度は世界のあちこちで猛威を振るっている。

西ナイル熱は「1990年代以降、感染者が報告されたのはアメリカ、アルジェリア、イスラエル、カナダ、コンゴ民主共和国、チェコ、ルーマニア、ロシア」とウィキにあるが、アメリカでは2002、03年にかけて260人の死者を出している。
今年になってのアメリカでの感染者も1600人に迫り、死者も66人に及んでいる。

日本での流行も、そう遠い未来ではないという学者もいる。これまでには、一人だけアメリカで感染して帰国した人がいたということだが、今のところは水際で止まっているようだ。

西ナイル熱だけでなく、劇症の感染症は世界にいくつもある。
ボクの身近な人の一人が、かつてビブリオ・ブルニフィカスで亡くなった。イギリスで感染したという。

いまや、「バイオハザード」ではないが、病気も兵器になる世界。単なる風土病なのか、兵器としての病気が漏れ出しているのか、判然としない。核と同様に、こちらも防ぎようのない脅威。

どうしたものかね? ボクのPCではないが、いつ何時、なにが原因で病気になるやもしれない。劇症のウィルスに感染するかもわからない(PCはウィルス感染したわけではないが)真剣に対応する必要性がありそうだ。

まったく! あり得ない! ワケではないが…

2012-08-22 11:00:31 | 普通な人々<的>な
もうかなりここに来れなかった。
別のツールを使えばいいだけのことなのだが…。パソコンがブレイクしてしまったのだ!

春先からやっていなかったバックアップをまさに「やろう」と思い、立ち上げようとしたその時に、逝ってしまった。

こういうタイミングだと、普通に「あれ壊れたかな?」と思うよりも遥かにダメージが大きい。

なにか、すべてを失ってしまったかのような、喪失感。

予備のパソコンはあるが、メインPCには大切なデータがかなり入っている。救い出すかどうか思案している。大切なのだが、かなりお金もかかることだし…。今は厳しい。

なにより保存していたメールがなくなったのが辛い。仕事でのやりとりが失われてしまったわけで…。

なにか良い方法はないものか、誰か教えて欲しい。

女性は強い! 昨日の続き。

2012-08-12 12:25:26 | 普通な人々<的>な
3位の銅メダルを懸けた日韓戦が、立て続けに2試合。

一つは10日にカーディフ「ミレニアム・スタジアム」で行なわれた男子サッカー3位決定戦の試合。
もう一つは11日に「アールズコート」で行なわれた女子バレーボール「火の鳥NIPPON」の
3位決定戦。

もう終了しているからなんとでも言えるが、試合前から「男子サッカーは負け、女子バレーボールは勝つ」と予想していた。

理由は簡単で、土壇場での底力は女性の方がはるかに強いということと、鼻先の人参があるかないかの違い。

韓国の男子サッカーチームは、勝てば報奨金に兵役免除。勝たないわけにはいかない。日本男子には勝たなければならないはっきりとした理由など、ない。
それほど実力的に格段の差があるわけでもない両チーム、モチベーションの強いものが勝つのは当然だろう。

もっとハッキリしているのは、どちらのチームにも鼻先に人参がぶら下がっていない女子バレー。日本はランキング5位、韓国は15位。両チームに遺恨があるわけでもない。どう考えてもランキング通りの結末しか考えられなかった。

それにしても。

オリンピックという政治を越えた祭典で、スポーツを政治利用するという悪しき結末を招いた韓国男子サッカーチーム。そして審判にクレームばかりつけていた印象のある韓国女子バレーチーム。

どちらも、なにか胸の奥がざわつくような、嫌な後味が残りましたが、皆さんはすっきりとしています?

「なでしこ」と「サムライ」…女と男…明と暗…強と弱…日本女性の底力!

2012-08-11 11:26:57 | 普通な人々<的>な
日本女性の力。

いま行なわれているロンドン・オリンピックで、日本女性の底力を実感している。

インタビューなどで語る言葉にも、男にはどこか言い訳がましいものを感じるのに対して、女性アスリートの言葉は潔く、前向きだ。

考えてみれば、平安期まで日本は女性を中心に動いていた。

女性天皇の可能性について、近年議論されることも多くなっているが、平安期までは普通に女性天皇がいた。政治も文学も、女性が主導していた。当時で言えば、それは生活・文化のすべてを女性が切り盛りしていたことを意味する。

戦後70年近くを平和裡に過ごしてきた日本で、かつてのウーマンリブ的な作為的とも思える女性復権運動などではなく、ごくごく自然に女性達が自分のアイデンティティを素直に表現し得た結果、本来日本女性の持つ力が表に出てきたのだろう。

つまり、これは平安期以前の(力で他をねじ伏せようとする以前の)本当の日本女性の姿ということだと思う。

なでしこジャパンの表彰式を見ていて、一昔前なら顔をしかめた一言居士がなにかクレームをつけそうな弾けた感じも、いっそ小気味の良い、本当に楽しい女子会を見ているようで開放された気分になった。

物怖じしない若い女性達の姿は、美しくもあり頼り甲斐さえ感じるものに映る。

そういう意味では(アマゾネスとは言わないが)日本は面白い国になるかもしれない。

また、いつの間にか50000IP超え!

2012-08-09 09:01:01 | 普通な人々<的>な
ちょっと油断していると、お礼が遅れる。

またいつの間にか、50000IPを超えていました。それも、かなり前に。

本当にありがとうございます。

最近は、なかなかここまで辿り着かず(いろいろあるのですよ)、一行の文章すら書けませんでした。

また、少しずつ前のようにコンスタントに更新できるようにしていきます。

引き続き、よろしくお願いします。

江戸紫

2012-08-08 23:06:33 | 普通な生活<的>な
昨日、久し振りに本所の方で仕事。

そういうわけで、夜のスカイツリーのライトアップを、初めて間近に見た。

なかなか美しく、写メした。



*浅草側から吾妻橋を隔てて見たST。


ライトアップはメインが二種あるそうで、昨日は「江戸紫」のようだった。

江戸紫というと、ボクら世代の人間は、佃煮の桃屋と三木のり平を、反射的に思いだす。

少年の頃に、きっちりとテレビCMで刷り込まれていたのだと、再認識。

濃いめに味付けされた、海苔の佃煮で桃屋の「江戸むらさき」さえあれば、三杯飯は食えた。旨かった。

色としての江戸紫は、青みの強い紫で、歌舞伎の「助六」が頭に巻く鉢巻きの色がそれ。

光の色は、またニュアンスが異なるが、「あぁ、これが江戸紫か!」と思えば、それはそれで一興。

それにしても。江戸の紫とはなんともおつだ。町の名を冠した色の名など、そうそうない。

江戸紫以外には赤みの強い紫をさす、京紫くらいしか思い当たらない。

東京砂漠ってのはあったけどな…。色じゃないけど…。

こういうちょっと粋な言葉も、段々無くなっていく運命にある。言葉の絶滅危惧種だな。

意味が解る大人も、どんどん減って行く。

こっちもやっぱり、絶滅危惧種だね。

心頭滅却すれば火もまた涼し…くない! 暑い! 

2012-08-07 12:41:59 | 普通な生活<的>な
暑いですね! 元気ですか!? って…。猪木じゃないんだから…。

それにしても、暑い。それでも東京はまだましらしく、関西方面はさらにクソ暑いそうだ。

太陽光発電にはもってこいの天気なんだろうが、原発は稼働しはじめ(もう、場所などどこでもよろしい。なにかあれば、それは日本という括りでしかなくなる)ほぼ毎日、警報装置が作動している。

野田は、広島で原発依存からの脱却を「中長期的な」課題と言った。

「短期的、喫緊の」課題の間違いだろう。

暑いことこの上ない。

眠れぬ夜が続く… 「最後の2秒の一突き」

2012-08-06 10:49:29 | 普通な人々<的>な
こうタイトルすると、今の時期だから「オリンピック観戦で」ということになるのだが、いささか違う。

確かに「オリンピック観戦」をしているのだが、眠れないから観ているのだ。眠れないには訳がある。が、それは置いておいて…。

それでも、各競技での日本選手の活躍には目を瞠る。

一昔前の、試合直前に「萎縮」してしまうといったメンタリティは、今の日本選手にはない。メダル至上主義の残る「まぼろしの常勝・日本 柔道」選手には若干のメンタルの弱さを感じたが、それ以外は見事なまでに自分の参加する競技を楽しんでいるように見える。

そして、自分の持てる力を100%発揮している。ことにサッカーの男女、水泳の男女の戦いぶりは、鳥肌が立った。

メンタルの弱さを感じた柔道だが、一人、女子57キロ級の松本薫選手だけは例外だった。海外メディアでは「アサシン(暗殺者)」と呼ばれているらしい松本選手が試合に臨む表情は、まさにそう思われても仕方のない、闘う意欲が前に零れ落ちそうなほどのものだった。結局、彼女だけが「金」のメダルを獲得した。その後の彼女の表情には「暗殺者」の面影など、微塵もない。一人の適齢期の女性の笑顔が印象的。

そして、ボクが最も鳥肌の立ったのが、昨晩のフェンシング・フルーレ団体の準決勝、対ドイツ戦で見せた太田選手の「最後の2秒の一突き」だった。

残り6秒で、2点のビハインドを跳ね除ける、挽回できるなどと、だれが思ったろう。そうあって欲しいとは思っても、心のどこかで「ダメか!」と思っていた人がほとんどだったろう。

だが、当の太田選手は違った。6秒の内4秒で1点を取り返し、最後の2秒でさらに1点を奪い延長戦に持ち込み、なおかつ勝利したのだ。

この強さは本物で、本当に「最後まで諦めることなどできない」という強いメッセージをもらった。

久しぶりに良いモノを見たと、心の底から思った。

久し振りに午前様。

2012-08-02 23:21:00 | 普通な人々<的>な
もう一週間以上、此処に来れなかった。

その間にオリンピックは始まるわ、一気に夏本番という日々が続くはで、なにやら周囲はざわめいていたが、ボクはなにやら引きこもり気味で。

とある出版社の原稿執筆の打ち合わせで、都心に出たっきり。

もちろん、大切な時間だから、行きたかった、訪ねたかった先にもお邪魔し長々と話し込んで、ご迷惑をかけた方もいた。

そして、つくづく思った。

人は、何時でも人と繋がっていなければ、生きる気力も湧いてこないのだと。

だからといって、闇雲に家を出ても、行く宛もなく公園で時間つぶしなどと言うことにならないとも限らない。それではなにもならない。

大事な何かを、忘れたり思い出せないことの一つは、確実に「人との関わり」に関わることだ。

皆さんも、今からでも遅くない。人との繋がりは、大切にしよう、ね!