河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

私大協中国・四国支部 秋季総会@高松

2024-11-26 | 大学
高松シンボルタワー内ホール棟6階会議室において私大協中国・四国支部 秋季総会が開催され参加した。
総会終了後、JRホテルクレメント高松において教育懇談会があり、これにも参加した。

私は、若い頃に高松で3年ほど住んだことがあるのだが、高松駅周辺は昔の面影は全く残っていない。
ビルの中にいるとどこかの大都会にいるような気分になる。
それくらい様変わりしていた。

さらに驚いたのが、今日の総会で行われた講演であった。

講演
「民主導による持続可能なまちづくり 丸亀町の戦略」
高松丸亀町商店街振興組合 理事長 古川康造 氏

高松丸亀町の商店街は昔住んでいた頃に何度も行ったと思うのだが、講演で示された現在の写真は、昔からは全く想像もできないものだった。

古川康造氏は平成19年高松丸亀町商店街振興組合理事長に就任し、定期借地権を利用して疲弊した商店街の地権者から土地の利用権を60年のスパンで借り受け、見事に中心市街地再生に成功している。

岡山からはマリンライナーですぐ行くことができる高松がこんなに変わっていたことに驚かされた。






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おかやま生体信号研究会 第41回例会

2024-11-22 | 研究・講演
岡山大学工学部4号館14講義室でおかやま生体信号研究会 第41回例会が行われた。

講演1「筋電義手に代表される生体信号インタフェース」
岡山大学学術研究院 環境生命自然科学学域
准教授 芝軒 太郎 先生

講演2「視線情報を用いた人の『コンテキスト(状況)』の分析」
岡山大学学術研究院 環境生命自然科学学域
講師 松田 裕貴 先生

講演3「アシストスーツの今までとこれから」
ダイヤ工業株式会社 新市場開拓部門
大野 歩 氏

講演4「画像解析による人の内部状態推定」
岡山大学学術研究院 ヘルスシステム統合科学学域
教授 中澤 篤志 先生






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備北信交会で講演

2024-11-19 | 研究・講演
高梁市に本店のある備北信用金庫の親睦団体「備北信交会」より依頼があり、高梁国際ホテルで講演をさせていただいた。

「健幸に生きるための関節痛の基礎知識」

腰痛や関節痛が健康寿命に与える影響

筋肉や靭帯、関節の痛みは健康寿命に大きく影響している

日本人の平均寿命は、男性 81.4 歳、女性 87.4 歳である一方、健康寿命の平均は男性 72.6 歳、女性 75.3 歳にとどまっており、約10歳近く平均寿命と健康寿命の間に大きな開きがある

平均して10年間は日常生活を制限されながら過ごすことを意味している

高齢になるとロコモティブシンドロームが問題となる

ロコトレでは足腰の筋力の強化、バランス力の向上とともに膝関節や腰への負担が軽いことが求められる

前十字靱帯再建術後の運動療法ではCKCを活用する

変形性膝関節症の運動療法にもCKCは有効である

腰痛の運動療法にはコアエクササイズが有効である

五十肩のコッドマン運動は重りを持たずに行う

バランス力を向上するのに荷重立位周期的水平揺動刺激と筋電気刺激の併用が有効であった


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秋到来

2024-11-18 | 大学


今年の夏は異常に暑くて、秋も暑い日が続いた。

今日、大学に出校するともみじが見事に紅葉していた。

やっと秋らしくなってきた。
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President Susan Edwards of Wright State University

2024-11-06 | 大学

アメリカ合衆国・オハイオ州デイトンに本部を置くライト州立大学学長のスー(そのように呼んで欲しいとのことだった)が吉備国際大学に来学された。

ライト州立大学は1964年創立、1967年大学設置。 大学の名称は、ライト兄弟の名前を冠したものであり、いただいた名刺と記念品にはライト兄弟の飛行機が描かれていた。

ライト州立大学のメインキャンパスはもともとライト兄弟が飛行実験を行ったハフマンプレーリーフライングフィールドの隣接地(現在はライトパターソン空軍基地の敷地)にある。

スー学長には本学の学長、副学長、事務局長と一緒に昼食後、Japanese teaを楽しんでいただいた。

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第8回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会

2024-11-01 | 大学
川崎医科大学 リハビリテーション医学講座 花山 耕三会長の下で第8回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会が岡山で開催された。

今回、以下の演題を発表した。

等速性CKC運動におけるtDCSとIVESによるハムストリング電気刺激の併用効果
Combined effects of tDCS and IVES electrical stimulation of hamstring in isokinetic CKC exercise
河村 顕治 吉備国際大学 保健科学研究科

【目的】CKC運動においては膝関節で大腿四頭筋とハムストリングの共同収縮が起こり、膝関節が保護されるが、この必要条件を満たすように、脊髄回路における情報伝達が下降性運動指令によって制御されている。tDCSによって下降運動指令を強化して、IVESによって必要な筋収縮を補助すれば、効率的な筋力強化が行える。
【方法】対象者は、健常若年者10名とした。tDCS装置GD-800で左側一次運動野刺激を行い、IVESによって右ハムストリングの刺激を行った。等速性CKC運動は我々が開発した等速性閉運動連鎖型評価訓練機を用いて、右下肢の評価を行った。膝関節について運動速度 60 deg / secで、膝伸展0度から膝屈曲90度の往復運動を行わせ、ToMoCo-LCにて右下肢の解析を行った。10分間のtDCSとIVESによるハムストリング電気刺激を併用した等速性CKC運動を10%MVCの強度で行わせ、その前後で右下肢最大出力時の3関節モーメントを評価した。
【結果】10分間のtDCSとIVESによるハムストリング電気刺激を併用した等速性CKC運動により、膝屈曲60度の膝伸展モーメントは1.09±0.48Nm/kgから1.76±0.61Nm/kgへ有意に増加した。
【考察】一般的にはCKCの状況下でも、大腿四頭筋優位の収縮が起こる。ハムストリングを電気刺激した時、状態依存性反射反転のメカニズムが働き、拮抗筋である大腿四頭筋も強く収縮する。ハムストリングをIVESで電気刺激した時も膝伸展モーメントが有意に増大するという知見は、CKC運動における膝関節周囲の理想的なバランスの共同収縮を引き出すための方法として有意義である。
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