河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

10月最終日

2016-10-31 | 医学・医療
今日は10月最終日。

私にとっては人生の節目となる1日だった。

これまで20年に渡り、整形外科診療を行ってきた病院での最後の診療日となるからである。

人口減や、岡山市内での大規模病院の新築拡充が進む中、私が非常勤医として勤めていた病院は他の病院の救済を求めるしかなくなってしまった。

ここ最近の1カ月は、診察をしつつ整形外科閉鎖の説明を患者さん一人一人に行い、かなり辛い毎日だった。

今日は最終日だというのに、午前中の外来に50人の受診者があり、この病院での最後の診療を行った。

最後の紹介状も書き終わり、長年使ってきた診察室を片付け、最後にこれまでお世話になった87歳の理事長先生(今はもう理事長ではない)に挨拶をして帰途についた。

何だか心にぽっかりと穴が空いてしまったような気がする。
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会議日

2016-10-26 | 大学
今日は水曜日で、講義をはさんで会議が全部で7回あった。

仕方がないが非常に疲れた。
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現地調査の必要なし

2016-10-25 | 大学
先月、東京へ日帰り出張して、文科省の補助金に関する面接調査を受けたのだが、昨日その結果が返ってきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業委員会事務局の
日本学術振興会 人材育成事業部大学連携課でございます。

標記事業につきまして、先月面接評価を実施した結果、
貴事業に対する現地調査の必要の有無については下記のとおり
となりましたので、お知らせいたします。


          記

     ・現地調査の必要なし


評価結果につきましては、後日改めてご連絡いたします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最近心配することが多すぎて、実は失念していたのだが、この通知で現地調査に行きます等という結果であれば、大変なことになるところであった。

まずは良かった。

今回の評価では、S,A,B,C,Dの5段階に判定されて、C,Dレベルに判定されると現地調査の上指導が行われることになっている。

結局、本学の評価は最低でもBレベルはあると判定されたわけだ。

審査委員のコメントを深読みして心配していたわけだが、杞憂に終わって良かった。
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順正学園教育後援会地区別懇談会松山会場

2016-10-23 | 大学
10月は出張が多かったが,今日が最後の出張となる。
松山市総合コミュニティセンターで順正学園教育後援会地区別懇談会がおこなわれ、学園を代表して挨拶を行った。

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岡山県看護研修センター講義

2016-10-22 | 研究・講演
岡山県看護研修センターで講義を行った。

看護協会からの依頼で、昨年度に引き続き行ったものである。

日時:10/22(土) 9:30〜12:30
タイトル:「転倒・骨折予防とロコモティブ症候群」
場所:岡山県看護会館  4階研修室2(マスカットホール)

1回で3時間の講義は長いが,得意な分野の講義なのであっという間に終了した。

昨年の講義が好評で,今年も依頼されたのだが、来年もお願いしますと依頼された。
10月は休みが取れないくらい忙しいので,来年は9月の上旬にして欲しいとお願いした。

それだけでなく、講義を聴きに来ていた介護関係の仕事をしている看護師の方から,介護士向けに講義をして欲しいという依頼を受けた。
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秋の食卓

2016-10-22 | Private
我が家のささやかな庭で収穫できたもの一覧。



年ごとに収穫量が増えるフェイジョア



オリーブは今年初めてあく抜きをして食べられるようになった



いたんで食べられそうになかった安納芋を庭の隅に植えたら収穫に成功
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モスクワの神経科学センターとTV会議

2016-10-21 | 大学
モスクワの神経科学センター( The Institute of Neurology of Russian Medical Academy of Sciences)へ訪問するという話がだんだん現実味を帯びてきて、先方の要望で事前にTV会議を行うこととなった。

今日がその日なのだが、モスクワとの時差は6時間で、日本時間の午後7時からスカイプでTV会議を行うこととなった。モスクワは午後1時で昼のランチの後と言うことである。

午後2時頃、岡山では珍しく大きな地震があったのだが、ちょうど同じ頃ロシアから今日の会議のアジェンダが送られてきた。
どうせなら昨日までに送ってくれれば準備もできたのに、今日は臨床診療で時間がほとんど取れない。

午後7時に岡山駅前キャンパスの本部でTV会議を行うことになったが、非常に心もとない。

ロシア側で出席したのは以下の面々。

Participants from the Center:
Elena Gnedovskaya (Deputy Director)
Natalya Suponeva (Head of the Neurorehabilitation departament)
Anton Klochkov (Senior Researcher from the Neurorehabilitation departament)

スカイプはあまり使ったことがないが,大学ではTV会議は頻繁に行っている。
それでも、モスクワとTV会議を行うことはかなり稀なことだと思う。

通信状況は全く問題なくクリアに映像が映り、音声もしっかりと聞き取れた。

ロシアの研究センターと言うことで少し身構えていたが、先方はとても好意的ですぐに打ち解けることができた。

ロシア語は全く理解できないが、先方のスタッフのしゃべる英語は非常にきれいで聞き取りやすかった。

実際に会話を交わすというのは大きな意味があると感じた。

今日の TV会議では、私の研究興味を明らかにして、今回の訪問を実のあるものにすることが目的であった。

私も率直に自分の希望を伝えて、英語の資料も準備してもらうこととなった。

11月25日に訪問することが確定した。
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秋の実りに癒やされる

2016-10-19 | Private
最近は、毎朝出かけるときに実り具合を確かめて、フェイジョアは数個ずつ収穫を楽しんでいる。

先日は、家内がバケツ一杯のオリーブの実を収穫し、苛性ソーダであく抜きをしてフレッシュな塩漬けを作ってくれた。

今年は昨年までに比べて遙かに収穫が増えて楽しませてもらっている。


収穫が近いフェイジョアマンモスの実



今年やっと収穫できそうなレモン
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イリザロフ法

2016-10-18 | 医学・医療
一昨日の岐阜での結婚式で、主賓のテーブルで私の左隣に座っておられたのは岐阜大学医学部整形外科教室教授 秋山治彦先生であった。

秋山先生には以前講演で座長をしていただいたことがあり面識があった。

せっかくの機会だったので、私が最近最も気にしているロシアのことを尋ねてみた。

「今度ロシアに行くことになったのですが、秋山先生はロシアのことに詳しくはないですか?」

「いえ、全然知りません。ロシアの情報は全くないですね。国際学会でもロシアからの参加はあまり見たことがないですね。」

「人工関節などはロシアは何を使っているのでしょうか。自前で製造しているのでしょうか。」

「中国やインドは外国製のものををすぐにコピーして自国生産していますけど、ロシアは聴いたことがないですね。ヨーロッパ製のものを使っているのではないですかね。
イリザロフ法については、昔、日本からもみんなロシアに勉強に行きましたけど、それ以外は知りませんね。」


そうだ、ロシアにはイリザロフ法があった。

昔、私も養護教諭向けの参考書を書いて、その中でイリザロフ法のことを書いたのを思いだした。
以下、その時の原稿。

イリザロフ法
 イリザロフ法は、骨折が治るときの体のメカニズムを利用したものです。
まず、骨切りを行いわざと骨折を起こします。骨折が治るときは、くっつけた骨の間に「仮骨」と呼ばれる柔らかい骨が作られます。 そのまま、強くくっつけていれば、仮骨が橋渡し役として骨になり、骨折が治ります。骨を伸ばすには、このとき逆にくっつけた部分を少しずつ引き離していきます。仮骨がどんどん作られるので、固まる前にそれを伸ばしていって最適の長さで固定しておけば、その部分が骨になり、結果的に骨が伸びるというわけです。このとき、曲がった骨をまっすぐに伸ばすこともできるので、変形した骨を治すこともできることになります。伸ばすスピードはだいたい1日1mmが目安です。創外固定という手法で骨を貫いたピンを体の外部で固定して調節を行います。通常、治療期間中は固定したまま歩いて運動します。




コラム クルガンの魔術師といわれたイリザロフ
 この方法を開発したイリザロフ医師は、旧ソビエト時代のロシアの片田舎であるクルガンに住んでいた。1950年代、折れた骨を外部からピンや針金で固定する「創外固定装置」を独自に作って使っていたが、骨折部を圧縮するためにネジを締めるところを、患者が誤って逆に回して引き離してしまったことから骨が伸びることが見つかったという。
 イリザロフ医師はこの経験から、多くの実験を行い、ついに骨延長の方法を確立した。しかし、シベリアの片田舎で医療を行っていた彼の手術は、容易には認められなかった。その後オリンピックの金メダリストやイタリア人の著名な探検家の骨折がイリザロフの治療で見事に治ったことから評判になり、ロシアの片田舎で生まれた手術法が全世界に広がっていったのである。
 イリザロフ法を用いると成長の止まった成人でも身長を10cm とか20cm伸ばすのは可能である。しかし日数がかかるうえにリスクもあり、日本では単なる美容のための手術は行われていない。

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疲労困憊

2016-10-17 | 大学
仕事のスケジュールがあまりにも過密で、非常に厳しい。

今日も疲労困憊して帰宅したが、非常に重要なメールがたくさん届いており、その返信を書くだけで2時間ほどかかってしまった。

メールの返信をしなければ仕事は先に進まない。

メールに時間を取られては仕事が進まない。

いったいどうしたらよいのだろう。



モスクワ訪問は11月初旬を予定していたが,先方が祝日で休暇中とのことで11月下旬になりそうだ。

寒いところへ行くのは気が進まぬが,多くの方から期待されており、何とか成果を出したいと考えている。
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福山へ、そして岐阜へ、それから科研費申請

2016-10-16 | 大学
10月15日には教育後援会地区別懇談会で学園代表の挨拶をするために福山へ行って来た。

会場は福山城の近くの商工会議所である。

少し周りを散策すると、ふくやま美術館があり、その向こうに福山城が見えていた。

そして、今日は日帰りで岐阜へ行って来た。

卒業生の結婚式に参加するためである。

今回は乾杯の発声という依頼であり、慣れないことなので少し困った。

長良川はきれいだったし、集まった卒業生にも久しぶりに会えたし、有意義なひとときであった。

夜、帰宅して真田丸を見て、おもむろにネットで科研費の申請を行った。

実はまだ完成してはいないのだが、予算など主要なところだけはきちんと書いて、申請作業を行った。

学内の一次締切が明日の正午なので,今しか時間がない。

それでも出来上がった申請書をプリントアウトするとなんとなく達成感がある。



ふくやま美術館の向こうに福山城が見える
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新千歳空港のスーパーラウンジで科研費の申請書作成

2016-10-10 | 研究・講演
学会が終わり、後は科研費の申請書を書き上げるだけだが、新千歳空港のスーパーラウンジでMacBook Airに向かって作業を行っている。

これまでみたこともない広いラウンジで、飲み物は何でもフリーサービスでゆったりと仕事ができる。

おかげで申請書はあらかた完成させることができた。

明日からはまた日常の仕事に追われるので、ゆっくり集中して考えると言うことができそうにない。

今回はクリニックの診療も休診にさせてもらって学会に出席させてもらったのだが、概ね有効に時間が使えたように思う。
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第43回日本臨床バイオメカニクス学会

2016-10-09 | 研究・講演
昨日、第43回日本臨床バイオメカニクス学会において発表を行った。

『電気刺激応答筋電検出器を用いたCKCでの大腿直筋電気刺激による大腿部筋収縮の解析』

電気刺激応答筋電検出器というのは電気刺激がパルス波で刺激を行うことを利用して新たに開発した装置であり、電気刺激の合間をぬって筋電図を拾う画期的なものである。
通常は電気刺激時の筋肉の活動は計測できないので、非常にユニークな装置なのだが、私の発表の仕方がまずかったのか、フロアの反応はあまりなかった。
座長がお義理で質問をしてくれたが、少しさみしかった。

この器械はこれから改良を加えて、さらに研究を発展させる予定なので、数年後にリベンジしたい。

さて、久しぶりに参加した日本臨床バイオメカニクス学会だが、会場で昔のなじみの方々に再会した。

留学仲間は研究の関心が同じなので、今回もたくさん参加していた。

この学会は医学系の研究者と工学系の研究者が参加する学会なのだが、医学系の知り合いには他の学会でも会えるが工学系の知人にはこの学会でしか会うことができない。

その中で、新潟大学の坂本 信先生と本当に数年ぶりにお会いして、私が副学長を昨年からするようになり、忙しくて学会にも来られませんでしたと言ったら、何と坂本先生も新潟大学の副学長になられていた。
いやな会議ばかり毎日されているとのことで、お互いに話が盛り上がった。
坂本先生が貴重な情報をいくつか提供して下さった。
その1つが、ハーバード大学のGuoan Li(昔の留学仲間)を学会に招待するというもので、来年2月に沖縄で行われる日本人工関節学会を新潟大学が主催するので呼ぶつもりだとのことであった。
何で新潟大学の主催の学会が沖縄で行われるのか不思議だが、その学会は会場は沖縄と決まっているらしい。
Liが来るのなら、また会いたい。
もう10年近く会ってないと思う。

そう思ってネットを検索して日程を調べてみたら、2月の学会当日は私は延岡の九州保健福祉大学に出張することになっていた。
非常に残念だ。


学会では思わぬ出会いがあり、やっぱり参加してよかった。

吉備国際大学の卒業生や、通信制の大学院生にも何人か会った。

岡山にいて会おうと思えば会えるのに、学会場でないと改めて話ができない人もいる。

今回の学会参加はいろいろな意味で有意義であった。
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札幌へ学会出張

2016-10-08 | 研究・講演
昨日より第43回日本臨床バイオメカニクス学会に参加するために札幌に出てきた。

アメリカ留学から帰ってきて以来、この学会には毎年参加していたが、ここ数年は忙しくて参加できていなかった。

今年は何としても発表しようと思い、無理をしてスケジュールを調整した。

今回はこの出張の間に科研費の申請書にも手を入れて、科研の採択を目指すという目的がある。

ただ、昨日は1日1便しかない岡山から新千歳に飛ぶ飛行機が午前中に到着してしまったため、早すぎてホテルにチェックインできなかった。
そこで、荷物だけホテルに預けて、周辺を散策した。

ホテルの隣は道庁旧庁舎であり、赤煉瓦が存在感を増している。



学会場の向かいは北大附属植物園であり、これまで何回も札幌に来たことがあるのに、初めて園内に入ってみた。



時間があったので北大まで歩いてみた。
自転車でもないと徒歩では厳しいと後悔したが、昔、学生時代に訪れたポプラ並木が台風被害にもかかわらず、きれいに再生されているのをみて嬉しくなった。
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77777km

2016-10-05 | 大学
10月2日に高知で行われた教育後援会において学園代表で挨拶してきた。
途中、愛媛の実家に寄るために学園バスではなくて自分の車を運転して会場へ赴いた。

会場は高知城ホールというところで、正に高知城に接したところであった。

早く着いたので、高知城の周辺を散策した。


こんな風に車を酷使しているので、1回目の車検を待たずに77777kmを本日達成した。






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