河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

岡大整形外科 田辺剛造名誉教授 葬儀

2015-07-28 | 大学
私が医学部を卒業して岡大整形外科に入局したとき教授を務められていた田辺剛造先生が、先週お亡くなりになった。

今日がお通夜で、明日が葬儀となる。

お通夜に参列したが、当時の医局員のほとんどが参列していた。

田辺先生は名前の通り剛胆なお人柄で、清濁併せのむ度量で多くの医局員を育て上げられた。

通夜に出て、集まった顔ぶれを見て、新入局の頃の、あの厳しかったけれども懐かしい日々を思い出した。
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第39回岡山スポーツ医科学研究会

2015-07-25 | 研究・講演
アークホテル岡山で第39回岡山スポーツ医科学研究会が開催され、教育講演の座長を務めさせて頂いた。

教育講演
座長 吉備国際大学 河村顕治
『サルコぺニア、ロコモティブシンドローム、フレイル -治療戦略を交えて-』 
演者 岡山大学病院総合リハビリテーション部 教授 千田 益生 先生


一般発表 7演題

特別講演
座長 岡山大学 スポーツ教育センター 教授 鈴木 久雄 先生
『 2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて
           東京都が展開する医・科学サポート 』 
演者 日本体育大学体育学部 教授 船渡 和男 先生
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吉備創生カレッジ

2015-07-24 | 研究・講演
山陽新聞社本社カレッジビルにおいて、岡山県下の大学教員が講師を務める生涯学習講座「吉備創生カレッジ」で講演を行った。


吉備創生カレッジは以下のような特徴を持つ講座である。

一般的な大学主催の市民公開講座(無料)に比べて,科目内容が充実し,90分x3コマで質の高い講義内容を修学できる。
学術の多様性や,裾野の広さを体感できる。
講師は,大学のPRの意味合いも込めて,熱心に対応する。
生涯学習として,上質の内容を,継続的に受講することができる。

本学も大学PRのために積極的に講師を派遣している。
私も、今回2回目の講師である。

本日話した内容は以下のようなものである。
3回連続する講座の第1回目である。

医療福祉講座
シニアの心と体の常識の嘘
歳を取ると腰痛・膝痛や物忘れなどが気になってきます。その対策として伝えられる情報には間違いが多く見られます。
①関節痛、②骨粗鬆症、③認知症についてあまり知られていない役に立つ正しい知識を講義致します。

腰痛・膝痛などの関節痛の基礎知識
河村 顕治
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大学は改革要請に疲れ切っている

2015-07-20 | 大学
今日の日経に元新潟県知事で新潟国際情報大学学長の平山征夫氏の論説が掲載されていて、非常に興味深く読ませて頂いた。

『大学改革は学生側の視点で』という論説で、国の過剰介入が問題であるとしている。

文科省が示す要項に沿って各大学が一斉に頑張り、同じ方向の改革を進めることが現在求められている。
これで個性ある大学づくりができるのか、そもそも改革とは自分の責任と工夫で進めるものではないか。

こういったことを述べておられるのだが、大学関係者の多くは賛成するだろう。
しかし、思っていてもなかなか言えないことである。
なんだかんだと言っても、国からの補助金なしには大学はやっていけないからである。


平山氏が触れているが、社会で求められている役に立つ人材の育成という文科省の高等教育の目標は、国や企業側のニーズであって学生側の視点が抜け落ちている。


平山征夫氏の論説に関連して、先日、録画していたカンブリア宮殿【“元ニート”若手経営者が挑む「地方元気化計画」】というテレビ番組を見て、大いに考えさせられた。

この番組で取り上げられた経営者は、大学時代は授業には出ずにパチンコにのめり込んで、卒業後も就職もせず株にのめり込んでいたのだそうだ。
ところが、今では旅館・ホテルの経営に始まり、「今治タオル」専門店、さらに「愛媛ミカン」や陶磁器「砥部焼」のブランドを立ち上げるなど、愛媛にこだわった10以上の事業を生み出し成功させている。
テレビで見た印象では脱力系の優男で、何とも捉えどころのない一風変わった人である。

そう言えば、ライブドアを立ち上げたホリエモンは、東大に現役で入ったものの駒場寮で麻雀ばかりしていたという。
彼は塀の中に入ることとなったが、現在は宇宙開発のベンチャーを立ち上げようとしている。

こうした事例を見ると、日本全国の大学が文科省の示す同じ目標に向かって一斉に走り出すという今の有り様はかなり異常に思える。

最低限の基準を満たしていれば、いろいろな大学の在り方があってしかるべきだし、学生の大学生活の送り方もいろいろあって良いのではないか。
変化に富む現代を生き抜くには単一の思考に絡め取られた人材ばかりでは不十分である。

進化論のダーウィンが言ったとされる下記の箴言も考えるべきだろう。

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。
最も頭のいいものか。そうでもない。
それは、変化に対応できる生き物だ。」
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7月メインオープンキャンパス

2015-07-19 | 大学
本学では一番来学者が期待できる7月から9月に毎月1回メインオープンキャンパスを行っている。

今年もこのシリーズが始まった。

私の担当は3次元動作解析装置を使ったデモであるが、昨年度このシステムのソフトとカメラを更新したためいつもとは勝手が違う。

思わぬトラブルもあったが、何とかシステムを活用して3回のデモを無事終えることができた。

今回は3年生のゼミ生に応援を頼んだが、学生は明日は前期試験がありちょっとかわいそうであった。

学生も私も大変だが、何とか乗り切ろう。
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台風一過

2015-07-17 | 大学
大学は休講となったが、病院での診療はお休みとは行かず、今日も診療を行った。

膝や腰が痛い患者さんは台風が来ていても病院には受診にやってこられる。
それでもさすがに台風の最中ではいつもよりは患者さんは少なかった。

朝にはかなり降っていた雨も、昼頃にはそれほどでもなくなり、夕方には完全にやんでしまった。

仕事が終わってからは急いで自宅に帰り、台風でいたんだ植物の手入れを行った。

今回の台風での我が家の被害は、大きく育っていた2年目の皇帝ダリアが根元から折れて倒れてしまったことだ。
それでもまだ根の一部はつながっていたので、杭を打って起こして固定してみた。
何とか枯れずに花を咲かせて欲しい。
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台風11号接近中

2015-07-16 | 大学
台風11号が中四国を直撃するコースを北上している。

明日金曜日は本学は休講と言うことになった。
今日も、夕方からは列車のダイヤが乱れそうなので、講義を早めに終了した。

今日は他にもいろいろと重大なニュースが飛び交っている。

今国会最大の焦点である安全保障関連法案が16日午後の衆院本会議で採決され、与党などの賛成多数で可決、参院に送付された。(時事通信)

東京電力は16日、福島第1原発で放射能に汚染された雨水が、排水路を通じて外洋に流れ出たと発表した。(時事通信)

ギリシャ問題は何となく落ち着きを見せているが、お隣の中国ではバブルがはじけそうな気配があるし、心配なことばかりである。
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順正学園を育てる会総会

2015-07-15 | 大学
大学の教職員で構成される順正学園を育てる会総会が市内の魚富を会場として行われた。

正直に言うと、これまではゼミや他の用事を理由に委任状で欠席していたのだが、副学長という立場で欠席は許されず、出席した。

議事が終了した後は懇親会で盛り上がり、普段あまり話のできない方ともいろいろな話ができた。
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関節セミナー

2015-07-12 | 研究・講演
週末、関節セミナーに参加するため東京へ行って来た。

変形性膝関節症の治療効果について、国別の薬剤の使用環境によって評価が異なると言うことが理解できた。

アメリカではヒアルロン酸は非常に高価で、末期の変形性膝関節症にしか使用が認められていない。
しかも薬剤としてではなく、医療機器としての扱いである。
そうなると、自ずとヒアルロン酸は効果がないという結果になる。
末期の変形性膝関節症では効果を期待するのは難しい。
いきなり人工膝関節と言うことになる。

それに対して日本ではヒアルロン酸は比較的安価で、変形性膝関節症の初期から使用できる。
だから日本では、使用している医師は実感としてその効果を認めている。

ヒアルロン酸の効果を科学的に検証するのは難しい。
二重盲験法ができないからである。
例えばヒアルロン酸のコントロールとして生理食塩水を使ったら、注射の時の抵抗ですぐにどちらを使用したか医師には分かってしまう。

そうしたもろもろの事情で、ヒアルロン酸の効果についてはなかなか正確な評価ができないのである。

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平成27年度 大学機関別認証評価その後

2015-07-09 | 大学
平成27年度 大学機関別認証評価を受けるべく自己点検評価書を完成させて6月末に日本高等教育評価機構(JIHEE)に提出した。

その後のスケジュールが判明したので記録しておく。

実地調査の前に、書面による質問・依頼事項として、今年度の書面による質問・依頼事項は、9月18日に機構から大学へメールで送信され、10月2日までに回答。10月1日には遅くとも発送。

昨年度評価を受けたある大学は、書面質問66項目、依頼事項26項目に対して、実質的に10日ほどでA4版 23頁、それに伴うエビデンス提出資料が10cm厚パイプファイル1冊にまとめて報告したとのこと。

10月27,28日に実地調査。

今年の秋は大変なことになりそうだ。




もう一つの平成27年度「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」(COC+)については、岡山県立大学が申請を行い、本学は参加校として協力することになっている。

こちらは当面、岡山県立大学の採否の結果を待っていれば良い。
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