補助金申請書取りまとめ作業に追われる中、原稿依頼を断ったばかりだが、今朝大学のメールボックスを覗くとまた別の原稿執筆依頼が届いていた。
今度の原稿締切は9月で、岡大整形外科の先輩の千田先生の紹介なので断ることはできない。
まあ9月なら何とかなるだろう。
昨日は夕方に会議があり、本学の来年以降の運営方針が決定されたのだが、とにかく暇になることはなさそうだ。
そんな慌ただしい毎日の中で、私が心のバランスを保てるのは園芸療法を行っているからだ。
今回の補助金申請書の中にも園芸療法の取り組みのことは書いてあるが、私が行っているのはそんな大したものではなくて単なる個人的なガーデニングである。
毎日、早朝とかちょっとした時間を作っては狭い庭をいじっている。
昨日もパールアカシアの鉢を移動して風で転倒しないように固定したり、花が終わったアマリリスの球根を育てるために地植えにしたりした。
植物はすぐには反応しないが、適切に手を加えてやると確実に成長して楽しませてくれる。
このアマリリスは一昨年の年末に高梁の園芸店で球根を購入して部屋の中で花を咲かせて楽しんで、それを夏の間庭の片隅に植えていたのが球根を掘り出すと、それがまた花を咲かせたものである。
この調子でいくと来年また花を楽しめるかもしれない。
夏に向けてのイベントはグリーンカーテンづくりだが、今年はプランターではなくてレンガで花壇を作って地植えにしてゴーヤとメロンを育ててみようと思っている。
メロンが地面を這わずにグリーンカーテンにもできるというのは、
昨年偶然経験した。
今年は意図的にこれをやってみようと思う。
植物をいじっているだけなら誰にも迷惑はかけないし、それで心の平静が保てるなら何も悪いことはない。
もっと早くそのことに気付けば良かった。