河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

論文投稿その後

2013-05-31 | 研究・講演
先週、三浦雄一郎さんがエベレストに登頂し、株価が暴落した5月23日に加納先生と一緒に作業して投稿した論文だが、既に8日目に入っている。
門前払いのリジェクトなら7日以内に連絡が来るはずで、これはreviewerに回されていると期待して良いのかもしれない。

5.23というのは忘れられない日になるかもしれない。
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落胆と諦観

2013-05-29 | 大学
ゼミ生を指導して全国学会で発表をさせている。
本人達が忙しくてできないので、仕方なくポスターの印刷もしている。

それでも発表後何の報告もない。

学会には一緒に行ってやれなかったけれども、心配しているのだから報告くらいして欲しい。



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翌朝になって、ゼミ生より謝罪のメールあり。

落ち着いてから報告するつもりでしたとのこと。
基本的には素直で真面目なのだが・・・。

今の学生とつきあって行くにはこれくらいのことは大目に見るしかないか・・・。
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入浴エクササイズが動画になりました

2013-05-28 | 研究・講演
骨と関節を豊かに保つための情報サイト RICHBONE(リッチボーン)のトップページに私の監修した入浴エクササイズの動画がアップされました。

http://www.richbone.com/index.htm
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ゼミ生全国学会で発表

2013-05-28 | 研究・講演
いつまで待っても報告が無いと思っていたら、酒井君が今日写真データを持って来てくれた。
何とか発表はできたようだ。

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第86回日本整形外科学会学術総会

2013-05-26 | 研究・講演
第86回日本整形外科学会学術総会が広島で行われており、参加することにした。

最近は携帯やiPadで持ち運べる電子抄録集がダウンロードできるようだ。

すっかり時代に取り残された私は必要なところだけプリントアウトして持ち運ぶことにした。

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朝一番に行われた特別講演4が非常におもしろかった。
整形外科医ではなく著名な女性物理学者の講演である。

キーワードは「前向き」
米沢富美子教授(慶応大学)日本物理学会会長

3人の子どもを育てながら40年間に200本の論文を書いてきた。
年5本だから2ヶ月に1本というペースである。
最近は母親の介護で子育て時代以上に忙しい。
忙しくても成果を上げるコツは、
(1)可能性に限界を引かない
(2)出口から考える
(3)行動に移す
(4)めげない
(5)優先順位をつけ集中力を養う

自分は人に恵まれた
夫を戦争で亡くし1人で自分を育ててくれた母親
中学時代に数学の能力を引き出してくれた数学部顧問の先生
京都大学の恩師


京都大学時代の恩師の言葉として、
若い頃は借金してでも研究の時間を買いなさい
そして持てる時間を3等分しなさい
①テーマを設定する
②研究する
③論文を書く
研究をしているだけでは研究者として失格である
だめなテーマをいくら研究してもだめ


自分でできないことは知らない人でもそれが得意な人に積極的にお願いして手伝ってもらう

物理学の分野は毎年のように新しい発見がある
そしてそれが製品となって社会に登場してくる
できることなら今から100年後に生き返って1ヶ月くらい生活してどのような社会になっているか見てみたい

私の今後5年間のスケジュールはもう既に一杯だ
ところが先日対談した日野原重明先生は今後10年間のスケジュールが一杯だとおっしゃっていた
ちなみに日野原先生は京大理学部の先輩で、後に医師になった(これは初めて知った)




なんだか勇気を与えてもらった講演であった。


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岡山・産学官連携推進会議幹事会 第1回幹事会

2013-05-24 | 大学
昨年から岡山・産学官連携推進会議に大学を代表して幹事として参加している。
たいていの会議は業務と重なり参加できないのだが、第1回は参加しなくてはと思い、無理をして出席した。
昨年度の事業実績報告と、本年度の事業計画を審議して約1時間で会議は終了した。

その後、会場を変えてセミナーが行われた。

演題 平成25年度経済産業省産学官連携関連施策の紹介
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エベレスト登頂成功

2013-05-23 | 大学
三浦雄一郎さんが日本時間の本日昼ごろ、80歳での世界最高峰エベレスト(中国名チョモランマ、標高8848メートル)への登頂に成功したとのことである。

時をほぼ同じくして、私も加納先生と一緒にある挑戦にトライしていた。
過去3年くらい苦しみ抜いた研究の成果を最終的にまとめてオンラインで投稿していたのである。

本音を言うと、私はまだあと1週間くらいかけて投稿図のチェックをして、投稿上の注意事項を詳細に検討してから慎重に事を運びたかった。

ところが、文科省の補助金申請中おあずけの形になった加納先生はもう一刻も早く投稿したくて、今日も朝一番から私の研究室にやってこられて、全く休む暇もなく作業を行うことになったのである。

その結果、昼を少し過ぎた頃に投稿作業が完了してしまったのである。

あとはもう返事を待つしかない。

何だかこれまでの苦労を考えるとあまりにもあっけなくて、むなしいような寂しいような妙な感じがした。

リジェクトか否かは1週間の内に返信があるらしい。
待ち遠しいような怖いような複雑な気分である。
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補助金申請書完成―続編

2013-05-20 | 大学
補助金申請書は今日の朝一番に学長のチェックを受けて文科省へ送付する手はずだった。

私は月曜日はいつも病院で診療を行っており、今日もいつも通り患者さんの診療を行っていた。
診察中の午前10時頃、黒田君から携帯に連絡があり、
「直しの指示がありました。」
とのことであった。

予定の学長チェックで、同席した事務局長から修正の指示が出て、これからその作業を行わなくてはならないと言う。

黒田君だけで修正は可能だが、修正したファイルと他のファイルをまとめて一つのファイルにするのは私しかできない。
ソフトを事務では持っていないからだ。

それで、修正作業が完了して事務局長のチェックが終わったら私にそのファイルを送ってもらい、私がまとめ作業を病院で行って最終ファイルを送り返すという段取りにした。

午後2時過ぎに修正ファイルが届き、診察予定の患者さんには少し待ってもらってまとめ作業を行い、すぐに送り返した。

何となく今朝予感があり、普段は持ち歩かないMacBook Proを病院に持って来ていたのが良かった。

一日予定より遅れたが、締切には何とかまにあうはずである。

今回の申請作業は本当にきつかった。

できるならこんな作業は今回で最後にしたいものだ。

それにしても黒田君、本当にご苦労様。
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補助金申請書完成

2013-05-19 | 大学
昨夜はきつかった。

最終的に補助金申請書を完成させて、いざ印刷という段になって致命的なミスが見つかったのである。
しかもそのミスを修正するデータがない。

慌てて南あわじの担当の先生の携帯に電話してデータを至急送るよう要請したが、出先のため返事は午後8時か9時になるという。
また日曜日も作業するしかないと諦めかけていたら、携帯にその先生から電話があり、必要な情報は古いバージョンの申請書に書いてあるから確認して欲しいとのことだった。

1週間ほど前の古い申請書を確認すると確かに記述があった。やれやれ。

ところがここからがまた大変で、5つのファイルをそれぞれPDFに変換し、それを一つのファイルに統合しなくてはならない。
完成したファイルを40部両面印刷して、CD-Rとともに文科省に送るのだ。

やっとできたと思い1部印刷して確認すると、追加した記述の文字色が灰色でまだらになっていたり、欄外に余計な文字が入っていたりミスが見つかり、そのたびに最初から作業をやり直すはめになった。

結局、ファイルが完成したのが午後9時過ぎで、印刷は一緒に作業をした若い事務職員の黒田君にお願いして帰途についた。

今朝、目覚めるとマナーモードにしてある携帯に黒田君からの着信履歴があったが、まさかまたミスが見つかったと言うことではないだろう。
きっと、無事印刷が完了したという報告であることを祈っている。
たぶん彼はまだ寝ているだろうから、後で電話して確認しようと思う。

これで約1ヶ月間の申請書とりまとめ作業は完了した。

今日は1日ゆっくり骨休めをして、来週はいよいよ加納先生の論文投稿作業を行う予定である。
この論文を完成させるのに過去3年くらい苦労してきた。
私が本来しなくてはならないのは補助金の申請書を書くことではなくて、論文を出すことなので、やっと本務に戻れるわけである。


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ゆっくり朝寝をするつもりが、いつもの習慣で午前6時には目が覚めてしまう。
それで、このブログ記事を書いていたのだが、午前7時に、申請書作成に関わっているある教授からメールが届いた。
重複ミスが見つかったので申請書を訂正して欲しいとのこと。
確認したが本質的なミスとは思えない。
これでいいでしょうと返信すると、できるなら修正して欲しいとまたメールが来る。
修正するとなると片道1時間かけて大学へ出て行き1日かけて作業する必要があることをメールすると、それなら結構ですとのことだった。

一昨日の金曜日午前中にはデータを確定しなくてはいけないということは伝えていた。
それなのに、昨日夕方にも修正希望の連絡が来るし(これは採用した)、挙げ句の果てには全てが終わった後にまだ連絡が来る。
それはルール違反でしょう。

午前9時に、黒田君に電話した。
私の電話で起こされたようだった。
やはり昨夜の電話は、作業が無事終了したとの連絡のつもりだったとのこと。

今朝、修正依頼の連絡が来たことを伝えると絶句していた。
ただこの件はお断りしたので、今日はゆっくり寝てください。


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補助金申請ラストスパート

2013-05-17 | 大学
本来なら今日の夕方までには補助金申請書の印刷は完了しているはずだった。
ところが、ぎりぎりまで最終データがそろわず、やっと編集を開始できたと思うとミスがあちこちにある。

もっと最悪なのは指定ファイルがMS-Wordなので、いろいろいじっていると知らない間にデータが消えていたり、図がとんでもないところへ飛んでしまったり。
あせって作業しているととんでもないことになる。

結局は頭を冷やして今夜ゆっくり校正して、明日最終的な仕上げをすることとした。
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マイ ガーデニング

2013-05-15 | Private
毎日忙しい。

ただ、夜はできるだけゆったりと過ごすようにしている。

庭に水をまき水割りを楽しむ。

昨年来、コツコツとやってきた駐車場のレンガ敷きも完成した。




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原稿執筆依頼と園芸療法

2013-05-14 | 大学
補助金申請書取りまとめ作業に追われる中、原稿依頼を断ったばかりだが、今朝大学のメールボックスを覗くとまた別の原稿執筆依頼が届いていた。
今度の原稿締切は9月で、岡大整形外科の先輩の千田先生の紹介なので断ることはできない。
まあ9月なら何とかなるだろう。

昨日は夕方に会議があり、本学の来年以降の運営方針が決定されたのだが、とにかく暇になることはなさそうだ。
そんな慌ただしい毎日の中で、私が心のバランスを保てるのは園芸療法を行っているからだ。

今回の補助金申請書の中にも園芸療法の取り組みのことは書いてあるが、私が行っているのはそんな大したものではなくて単なる個人的なガーデニングである。
毎日、早朝とかちょっとした時間を作っては狭い庭をいじっている。

昨日もパールアカシアの鉢を移動して風で転倒しないように固定したり、花が終わったアマリリスの球根を育てるために地植えにしたりした。
植物はすぐには反応しないが、適切に手を加えてやると確実に成長して楽しませてくれる。
このアマリリスは一昨年の年末に高梁の園芸店で球根を購入して部屋の中で花を咲かせて楽しんで、それを夏の間庭の片隅に植えていたのが球根を掘り出すと、それがまた花を咲かせたものである。
この調子でいくと来年また花を楽しめるかもしれない。

夏に向けてのイベントはグリーンカーテンづくりだが、今年はプランターではなくてレンガで花壇を作って地植えにしてゴーヤとメロンを育ててみようと思っている。
メロンが地面を這わずにグリーンカーテンにもできるというのは、昨年偶然経験した
今年は意図的にこれをやってみようと思う。

植物をいじっているだけなら誰にも迷惑はかけないし、それで心の平静が保てるなら何も悪いことはない。

もっと早くそのことに気付けば良かった。
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補助金申請書とりまとめ

2013-05-13 | 大学
補助金申請書のとりまとめ作業だが今週中には完成させなくては間に合わない。

自分1人で書くことのできる研究費の申請書であれば自分だけで自由に書けるのだが、今回行っている作業は本学の教員の総意としてまとめ上げる必要があるので苦労している。

中にはこの補助金の枠組みを正確に理解せずにデータをまとめて送ってくる先生もいるのでややこしい。

最も難しいのは、新規にできた南あわじキャンパスと高梁キャンパスと合同で、全学的な申請書にまとめ上げなくてはならないことである。

あと1週間、悩ましい日々が続く。
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SPTRS Welcomes Dr. Naoki Tajiri

2013-05-08 | 大学
Dr. Naoki Tajiri joins the USF School of Physical Therapy and Rehabilitation Sciences as Assistant Professor and Research Scientist. Dr. Tajiri is not new to USF, as he has recently completed three years of post-doctoral training with Dr. Cesar Borlongan in the USF Center of Excellence for Aging and Brain Repair.

Clinically trained as a physical therapist in his home country of Japan, Dr. Tajiri’s expertise in STEM cell transplantation to ameliorate deficits from CNS stroke and tbi was developed during his graduate study at Okayama University. His recent post-doctoral work will provide SPTRS with a foothold in the rapidly emerging world of regenerative rehabilitation. He brings not only the required “cutting-edge” subject matter expertise to our School faculty, but a significant publication and grants record which will position him with medical and surgical colleagues in future research endeavors.

吉備国際大学保健科学部理学療法学科(第六期生)の田尻直輝君からメールが届いた。
2013年4月より、南フロリダ大学医学部理学療法学科及び脳神経外科(兼任)で助教として就任させていただいたとのことである。

学生時代の彼のことは良く覚えているが、まさかアメリカの大学で正式なポジションを得るほどになるとは夢にも思っていなかった。

これからの活躍を楽しみにしている。
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休みなく連休終わる

2013-05-06 | 大学
補助金申請書のとりまとめ作業をして、連休が終わってしまった。

それでも、加納先生の投稿図も何とか完成させたし、卒業したゼミ生に全国学会で発表するためのポスターを指導して完成させることができた。

肝心の申請書のできは今ひとつだが、これは私の能力以前に要求される要件がいろいろあるので致し方ない。

明日からはまた平常の授業や会議、ゼミを行いながら締切まで補助金申請書のとりまとめ作業が続く。

こういう生活をずっと続けているせいか、不思議と疲労を感じない。

やるべきことはやるしかない。
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