河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

通信制大学院スクーリング 試験

2010-01-31 | 大学
スクーリングも本日が最終日。
研究室で試験を行った。
合間には締切の迫っている書類仕事をこなした。

結局今週も休みは無し。
ちょっと疲れている。
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研究発表会

2010-01-30 | 大学
通信制大学院スクーリングの2日目で、朝から2年生の研究発表会が行われた。
これまでの研究成果を最終的に発表するもので、修士論文の審査を兼ねている。

私が主に指導したのは二名だが、何とか無事に発表をこなせた。

中には厳しい質問で壇上で茫然と立ちすくんでしまう院生や、緊張のあまり涙目になっている院生もおり、発表当事者にとっては大変な一日になったようだ。
通信制の大学院ということで入学前に安易に考えていた院生は、この2年間でずいぶんしんどい思いをしたことと思う。
私が主に指導した二人も、今回最終的に修論としてまとめた内容は入学時に計画していた研究とは全く違うものだった。
厳しい指導によって軌道修正を余儀なくされたのである。

それでも真剣な指導なくしては良い研究成果も期待できないので、これからもこのスタイルは続くものと思う。
これから大学院に入ってくる人は、しっかり腹をくくって来て欲しい。
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通信制大学院スクーリング

2010-01-29 | 大学
本日より日曜日までの3日間、通信制大学院のスクーリングが行われる。
今回は1期生が修士論文の研究発表を行うのだが、これから毎年、同じことが繰り返される。
分かりきっていたことだが、実際にそう言う状況になるとひしひしと現実がのしかかってくる。

これからは毎年この時期に学部生の進級がかかった後期試験と、通学制および通信制の大学院生の卒業がかかった研究発表会があるということである。

けっこうこの状況は辛いものがある。
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車椅子バスケ愛好会

2010-01-28 | 大学
私が顧問をしている車椅子バスケ愛好会が、今度テレビで紹介される。

BS2
にっぽん熱中クラブ
2月18日
午後8時~午後8時25分
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後期試験終了

2010-01-28 | 大学
やっと後期試験が終わった。
この週末は通信制大学院のスクーリングがあるが、暇を見つけて採点をしなければならない。
来週頭には再試の届出をする必要があるからだ。
最近は何事も慌ただしくなった。
講義をきっちり15コマ行うとどうしても1月いっぱいはかかってしまう。
それでも実習やその他のスケジュールは動かせないから、短期間に採点して必要なら再試を行い成績判定をしなければならない。
成績評価もいい加減なものではだめで、きちんと正規分布を描くような評価を行わなくてはいけない。
試験が難しすぎたり簡単すぎたりしてはいけないのである。
予備校の講師のように精密で緻密な講義と試験が求められている。
最近は大学教員も結構ストレスがたまる。

そんな中で出てきたのが「実績評価」というもので、とにかくわけがわからないので時間が取られる。
例えば自分の行っている講義の時間を計算して総時間数を出さなくてはならないのだが、これが複雑きわまりないのである。
日本では1回の講義は90分だが、これを2時間と数える。
したがって15回講義を行う科目は2時間×15回で30時間という計算になる。
ところが、私が行っている「検査・測定論」というレントゲンの読影法を中心とした講義はなぜか15時間ということになっている。
カリキュラム編成上の都合で文科省に届け出た時間数が15時間だからという理由らしい。
また、「身体運動学実習」は2コマを15回行っているので60時間になるはずが45時間と計算されている。
全く何がどうなっているのかわからない。
どうも私はこれまで知らずにサービスとしての講義をずいぶん行ってきたらしい。
そうは言っても15回でもまだ時間が足りないのに、文科省に届け出た通りの時間数に減らすのは困難である。
そんなことを考えていたら実績評価シートはいつまで経っても完成しない。
これまで通り適当に書いて出すしかなくなる。
それにしてもどのように書いたらよいのかはっきりと示されていないものを書くほどストレスのかかることはない。

これからも毎日毎日書類仕事が果てしなく続く。

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県立広島大学三原キャンパスで講演

2010-01-26 | 研究・講演
県立広島大学三原キャンパスで朝一番から講演(講義)を行ってきた。

平成22年度岡山県介護福祉研究会・中国四国介護福祉学会の研究セミナー
「運動学概論とバイオメカニクス実験」
特別講師  吉備国際大学保健科学部 河村 顕治 教授

毎日いろいろあるので、つい気が緩んで3つほど失敗をしてしまった。

失敗その1:講演のデータの入ったMacBook Airとプロジェクターを接続する変換コネクターを大学に忘れてきてしまった。
→事前に気付いたので近くの店で購入した。高梁まで取りに行くより早い。

失敗その2:あわてて自宅を出ようとして危うくMacBook Airの入ったバッグを硬い廊下に落としかけた。
→かろうじて落下直前に受け止めて破損を免れた。心臓に悪し。

失敗その3:三原に停まるこだまに乗っていたら、うっかり一つ手前の駅の新尾道で降りてしまった。
→こだまだったので停車時間が長く、間違いに気づいて何とか発車間際に乗ることができた。もし、乗れなかったら講演は不可能だった。

寒いのと疲れているのとで、ミスが多い。
もっとしっかりしないととんでもないことになる。

気合いを入れるべし!!



講演後は移乗介護動作の動作解析を行い、お昼には実習室で手作りのカレーライスをごちそうになった。
わざわざ手作りの料理で歓迎して頂いて非常にありがたかった。
住居先生、山岡先生、それから学生の皆さん、ありがとうございました。
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180,000km達成

2010-01-22 | 大学
本日、わが愛車の走行距離が7年で180,000kmを達成した。
目標の200,000kmまであともう少しである。
昨年度はほぼ30,000km走った。
まるで営業車である。

この時期になるともうすぐ講義も終わりで、春休みに向けて研究が進捗しそうに思えて期待がふくらむのだが、例年、実際には研究はあまりはかどらない。
意外に学期末、年度末ということで仕事が多いのである。

来年の参考のために、現在こなしている仕事をまとめておく。

後期試験の問題作成・試験教室の確保(教室に分散して座るには椅子が足りない)
後期試験の実施・採点・Web登録
通学制大学院生の修士論文最終指導
通信制大学院生の修士論文最終指導
共同研究報告会のための抄録作成・発表準備
来年度のシラバス準備
来年度の教科書発注
県立広島大学での講演準備
保健福祉研究所紀要の原稿作成
保健福祉研究所のホームページ更新
保健福祉研究所のリーフレット更新
保健福祉研究所の外部評価の対応
実績評価シートの記入
拒絶された特許の対応
岡山済生会病院で行っている研究の対応
リハ学会編集委員会委員として優秀論文選定のための論文採点
大学院入試問題の作成

ざっと思いつくだけでもこれだけのことを近日中に片付けなくてはならない。
K先生の秘書としての仕事もある。

ちょっと大変である。
自分の研究はいつしたらいいのだろう。




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JST「シーズ発掘試験」の募集が停止

2010-01-19 | 大学
大学の研究補助金などの担当部署から連絡があった。

私も以前補助金をいただいたことがあるJST「シーズ発掘試験」の募集が停止されたとのことである。

例年この時期に募集があるのに連絡がないので問い合わせたところ、例の事業仕分けをくらってしまい、他の継続事業の予算を得るのがやっとだったということである。

比較的獲得しやすい研究補助金だったのに、だんだん世の中厳しくなる。
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アメリカで経験した阪神大震災

2010-01-17 | 旅行記
15年前の今日、私はアメリカ東海岸メリーランド、ボルチモア郊外にあるボニーリッジというアパートに住んでいた。
治安に関しては殺人事件など毎日のように起こる全米ワーストワンのボルチモアだが、ボニーリッジは閑静で治安の良いアパートで、日本人留学生が多く住んでいた。

その前年の年末にホームパーティーに招待されたアメリカ在住の日本人ドクターから突然電話がかかってきた。
その方はアメリカ人の奥さんと結婚してもう何年も日本には帰っていないという方だった。
少しイントネーションが怪しくなった日本語で、

「ドクターカワムラ、神戸でビッグアースクエイクが起きたらしいですよ。確かあなたの出身の岡山は神戸に近いでしょう。CNNでニュースをしていますから見てください。」

いったい何事かとすぐにケーブルテレビを見ると、地震後の火災の煙が上がる神戸が映ったのである。
にわかには信じられない光景であった。
これが私の阪神大震災だった。

両親の住む愛媛は神戸からだいぶ離れているから大丈夫だろうとは思ったが、念のため電話で無事を確認した。

その後、春に帰国して出会ったほとんどの方から阪神大震災の時の混乱ぶりを聞かされた。

震災そのものは何とか生き抜いた人でも、その後怪我がもとで命を失った方もたくさんいたのだが、それまではあまり知られていなかった、「クラッシュシンドローム(挫滅症候群)」が原因だと聞いた。
挫滅した細胞から血中に流れ出たカリウムやミオグロビンが腎臓を傷害して死に至るものである。
当時はあまりに患者が多すぎて透析などできなかったらしい。

自分が勤めている病院の日常診療と、医療ボランティアの参加とで、どちらを選択するか板挟み状態になって苦しんだ友人もいた。

しばらくして、震災後の神戸に行くことがあって、そのすさまじさを実際に見てきた。

人の営みなど自然の猛威の前では全く取るに足らないものだということを実感した。

あれから15年が経つ。
改めて被害に遭われた方のご冥福を祈ります。
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お墓参り

2010-01-16 | Private
私の田舎では1月16日は御先祖のお墓参りと決まっている。

今日は時間が取れたのでお墓参りに行ってきた。

父が亡くなってもうすぐ3年が経つが、もう既に遠い昔の記憶になりつつある。

父が植えた庭木も何本も切られてしまった。

悲しいが仕方がない。
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初動作解析

2010-01-13 | 研究・講演
今朝は今年一番の冷え込みかと思われるような天候で、県北では雪が降った。

今週から講義が始まったので、ゼミ生と一緒に今年初めての動作解析を朝一番に行った。

昨年末から始めた、下肢筋を踵接地に合わせて電気刺激しながら歩行を行わせるという実験で、被験者には少し気の毒な実験であった。
何しろ踵を着く度にビリビリと我慢できる最大限の強度の電気刺激が行われるので、見ていても辛そうだった。
しかし、おかげで非常に興味深いデータが得られた。

おそらくこんなとんでもない研究を行っているところは他にはないのではないだろうか。

今日は会議、講義に引き続いて、夜は学科教員の新年会が高梁駅近くの居酒屋で行われる予定である。
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保健科学部学科ブログ開設

2010-01-10 | 大学
学科ブログが開設された。

吉備国際大学のトップのページから学科ブログに入っていける。
『学科ブログ一覧』のところをクリックすると下記のホームページが開きます。

http://kiui.jp/pc/blogMap/index.html

保健科学部卒業生で、何かメッセージを伝えたい人は下記のアドレスにメールで記事を送ると担当者が該当学科のブログに掲載してくれます。

hoken@kiui.ac.jp

今回は過去の企画が失敗したのを教訓に、ブログ担当者をアルバイトで雇用して、管理をまかせています。
投稿が少ない時は、その担当者から各教員に記事の催促メールが届くという仕組みです。

この学科ブログが盛り上がることを期待しています。




本日私が投稿した学科ブログ記事
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(タイトル)今年は何の年か知っていますか?

平成7年4月に保健科学部理学療法学科は開設されました。
ですから今年4月で15年が経過したことになります。
第1期生が卒業してからは今年4月で11年が経つということで、3月中に卒後10年を記念した同窓会が本学で企画されています。

実はそれだけでなく、吉備国際大学では今年大きなイベントが企画されつつあります。
そうです、吉備国際大学は開学20周年を今年迎えるのです。

Wikipediaの吉備国際大学の沿革を見てみると下記のように記載されています。

• 1990年(平成2年)4月 - 吉備国際大学開学。社会学部の一学部を設置。
学科は「国際社会学科」と「産業社会学科」の2学科。
• 1995年(平成7年)4月 - 保健科学部、社会福祉学部の2学部を増設。
保健科学部は「看護学科」「理学療法学科」「作業療法学科」の3学科。
社会福祉学部は「社会福祉学科」「保健福祉学科」の2学科。

2010年4月で吉備国際大学開学以来20年が経過したことになるわけです。

吉備国際大学では平成17年4月に吉備国際大学教育開発・研究推進中核センターという学長を中心とした大学改革のための組織が設けられました。
私はその中核センターの研究推進部門副部門長を務めています。
現在、中核センターで開学20周年の記念行事をどうするか検討が始まったところです。
今のところ予定しているのは研究所を中心にしたシンポジウムを含む様々なイベント、20周年記念誌の発行、記念グッズの製作などです。
中核センターは3部門あるので、教育部門がイベント、研究部門が記念誌の編集、社会貢献部門がグッズの製作などを担当したらどうかと言うことになりました。
私は研究部門の副部門長だから記念誌の編集をやることになるでしょう。

せっかく貴重な時間を割いて記念事業を行うのであれば、有益なものにしたいと考えています。
例えば、立派な記念誌を作っても誰も読まないのでは意味はありませんから、本を全てPDFにしてUSBメモリに入れて在校生に配布したらどうでしょう。
かさばらないし、少なくともUSBメモリは卒論などで使ってくれそうです。
同時にホームページにもアップすれば大学の宣伝にも役立つと思います。

妄想はもっと広がります。
例えば動画の見られるiPodに吉備国際大学の20年間の歩みをまとめた動画を入れて関係者に配るのです。
私はiPodを持っていないのでもらえたら非常に嬉しいのですが。
ちょっと個人的希望を書いてしまいすみません。
このプランは予算の関係でボツでしょう。

ここで書きたかったのは、何かおもしろい企画を提案してくれたらある程度その要望を私が中核センターに伝えることができるかもしれないと言うことです。
もちろん予算の制約がありますからできることには限りがあります。
しかし、どうせやるなら楽しくて記念になることをと希望しています。

理学療法学科教員 河村顕治

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第1回岡山手の外科研究会

2010-01-09 | 研究・講演
本日午後、 岡山プラザホテルで第1回岡山手の外科研究会が開催された。

特別講演 17:00~18:00
「卒後60年、手の外科50年」の思い出
広島大学名誉教授 津下 健哉 先生

津下先生の講演を聴きたくて、参加した。

津下先生は大正生まれの我々岡山大学整形外科の大先輩であり、整形外科の新人は皆、津下先生の本をバイブルとして手の外科の診療に当たってきた。
ご本人の講演を聴けるチャンスは滅多にない。

津下先生の開発されたループ針は骨折治療の髄内釘をヒントに開発されたものだということは初めて知った。
ループ針というのは腱や細い神経を縫うための特殊な縫合用の糸であるが、確かに腱の中央を糸が貫く仕組みになっている。
そんな意味があるとは全く知らなかった。

講演メモ

昭和32年から39年、岡山の長島愛生園や邑久光明園にてハンセン氏病患者の手の機能再建に取り組む。
このことは私も以前、長島愛生園に非常勤で診療の応援に行ったことがあったので患者さんから聞いて知っていた。

巨指症、サリドマイドの手の変形治療、フォルクマン拘縮などの治療に次々と挑戦してきた。

知識はあるが智恵のない人はだめである。
知識は静的なもの、智恵は動的なものである。

生涯臨床医を貫きたい。

See and do, don`t think too much. (Foster)
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第2回FD研修会

2010-01-07 | 大学
午後、平成21年度第2回FD研修会が全教員を対象として行われた。
理事長の講演に引き続き、3名の教員から実践報告があった。

同じ学科の佐藤先生のお話は、非常におもしろかった。
佐藤先生は課外活動として合宿などを行って学生の情意教育を行っている。
明確な目標を持たずに何となく入学してくる学生が増えており、これから必要な取り組みだと思う。

子ども福祉学科の寺見先生は里山を活用した体験教育カリキュラムの実践について報告された。
残念ながら、ただたまたま裏にある里山を教育に使ってみたというような印象で、なぜ里山でなければならないのかというアピール力に欠ける発表だと思った。
それが里山でなくても裏にある田んぼでも良いのではないかと突っ込みたくなるのである。
CWニコルさんの里山を守り育てる講演には心底感動したが、そう言ったアピールのある発表が求められる。
この課題は今年もう少しで教育GPに採択されるところだったのだが、やはりアピール力に問題があったのだろうと感じた。

吉備国際大学の裏山は、整備すればきれいな里山として利用価値は大きいと私も思う。
ただ、残念ながら現状では美しくないのである。
しかし、ニコルさんは死にかけた里山を見事な森に生き返らせた。
我々もそんなことが大学の裏山でできたら本当にすばらしいのに。

佐藤先生のやっている情意教育も、この身近な裏山を利用すれば良いのかもしれない。
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もっと生活の質を上げたい

2010-01-07 | Private
元旦をすぎてだいぶ経つがこちらからは出していない方からの年賀状がぽろりぽろりと配達される。
その中に、昔研究会で知り合った東大工学部の若い先生からの年賀状があった。

自宅住所は横須賀で、週末は自宅近くでシーカヤックや山歩きを楽しんでいるとのことである。
自宅テラスから裏山を借景に奥様と二人で撮影した写真を小さく印刷してある。
今年は春から1年間ボストンのMIT(マサチューセッツ工科大学)へ客員研究員として赴くとある。
ボストンにはハーバード大学があり友人のGuoan Liがいるので何度か訪れたことがあるが、とても落ち着いた美しい町である。


この先生は優秀な研究者だが、研究ばかりでなく生活全般をフルにエンジョイされているようだ。
うらやましすぎる。

私は岡山に住んでいるのだからその気になればもっと自然に親しみ、ゆったりとした生活ができそうなものなのだが、全くゆとりがない。
金銭的なことではなくてとにかく時間貧乏なのである。
こんな生活をいつまで続けるのかと自分でもうんざりするが、毎日仕事ばかりで、気晴らしといえば読書くらいしかない。

学生にはQOLの講義をするのに、自分自身のQOLは最低である。
もういい歳だし、生活の質を向上させることを考えなくてはと切実に思った。

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